100均アイテムで手作りおもちゃ!子どもが楽しめるアイデア3選
せっかく買ったおもちゃに目もくれず、ティッシュをひたすら引っ張りだしたり、ゴミ箱をひっくり返して遊んでいることが多い……なんてことありませんか?
子どもは、大人が使っている身近なものに興味を持ちやすいです。必要なものや危険なもの、後片付けが大変なものをばらまいて遊ばれると困ってしまいますよね。今回は、身近なアイテムを使った手作りおもちゃを紹介します。
自宅にあるものや、100円ショップで買えるもので作れるので子どもと一緒に作ってみませんか?
パターンボード
輪ゴムをひっかけてさまざまな形を作って遊ぶパターンボード。2歳前後から遊べて、空間認識能力や想像力を育てるのに最適なおもちゃです。
材料は、パンチングボードとダボ、輪ゴムの3つだけ。すべて100円ショップで手に入ります。
作り方は簡単。パンチングボードに開いている穴にダボを刺すだけ。パンチングボードの代わりにコルクボードや板、ダボの代わりに画びょうや釘でも作ることができますよ。
これらは、ピンを刺すための縦横の間隔を測る手間がかかるので、パンチングボードを使うのが手軽でオススメです。
ぽっとん落とし
穴の形に合わせてパーツを箱の中に落とす、型はめパズルの簡易バージョンです。指先を使った遊びは1~2歳の子どもにとっては、とても楽しいでしょう。簡単な作りなので、いろいろな遊び方ができるのもポイントのひとつ。
材料は、子供が抱えられるサイズのタッパーとペットボトルのフタ、ビニールテープです。
タッパーにペットボトルのフタより少しだけ大きな穴を開け、穴の周りにビニールテープを放射状に貼って保護します。ペットボトルのフタを縦に4つ重ねてビニールテープで固定して、穴に落とす「ぽっとん」を作ります。
ぽっとんの中に鈴やお米を入れておくとシャカシャカ振って遊ぶこともできますよ。また、穴の中に落とすという遊び方以外にも、タッパーの中にハンカチなどを入れておいて引っ張り出すなど、別の遊び方もできます。
ビー玉コロコロ
ビー玉コロコロは、ペットボトルの中に入れたビー玉を上から転がして遊ぶおもちゃです。いろいろな形や難易度を変えて作れるので、幅広い年齢で楽しめます。作る時は、ハサミなどを使うので、小さい子どもと作業する時には気を付けましょう。
まず、ペットボトルを上・中・下段の3つに分けてカットします。次に厚紙をボトルの切り口に合わせて円形にカットして、ビー玉サイズの穴を開けます。この時、ペットボトルを重ねて貼り合わせる時に隠れるサイズで、のりしろを作っておきましょう。3つのペットボトルを重ねて貼り合わせたら、ペットボトルの口からビー玉を入れ、キュッとフタを閉めたら完成です。
アイディア次第で楽しく遊べるおもちゃに
我が家の三兄妹も、おもちゃより洗濯バサミや鍋のフタに興味を持って遊んでいました。大人が手に持っているものに関心を持ちやすかったです。
特に困ったのが、洗濯物を畳む時。畳むとすぐに掴んで、ぐしゃぐしゃに放り投げられてしまいます。そこで活躍したのが、洗濯バサミと室内干し用の紐。
「この紐に洗濯バサミを集めて通すお手伝いをしてくれる?」と言うと、子どもたちは集中して紐に洗濯バサミを通して遊んでいました。手作りおもちゃと言えるものではありませんが、毎回洗濯物を畳み終わるまで黙々と通して遊んでいました。
子育て中誰もが経験する、ティッシュをどんどん出したり、植物の鉢から土を掴んで振りまいたりという困ったいたずら。でも、そのいたずらには、成長のサインが隠れています。
例えば、ティッシュを出すいたずら。指先が器用になり薄い紙もちぎらない力加減で引っ張ることができるようになったというサインです。日々の生活やいたずらの中から成長のサインをしっかりキャッチして、そのヒントを元に子どもが楽しめるおもちゃを与えてあげられるといいですね。
photo/PIXTA
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