シングルマザーの悩み!家事・育児のポイントは?
CaSyジャーナルをご覧になっている方の中で、ご自身がシングルマザー、または家族や友人・知人がシングルマザーだという方もいらっしゃるでしょう。
3組に1組が離婚しているという統計があるほか、結婚せずに子どもを産む女性もいますし、死別によりシングルマザーとなった場合も考えられます。
育児や家事に悩むのはシングルマザーだけではないものの、シングルマザーだからこその悩みもありそうです。
シングルマザーの育児の悩み
シングルマザーの多くが直面するのが、次のような悩みだとか。
1.世間の偏見
園や学校で、子ども同士のトラブルはよくあること。そんな時、愛情不足やしつけ不足だと指摘された上、それが母子家庭だからとつなげられて嫌な思いをしたという話を聞いたことがあります。
他にも、実際にそう言われたわけではないのに、自分が引け目を感じていて被害妄想を持ちやすく悩んでいるということも。
そのため、「母子家庭だから」と言われないようにと、しつけや教育に力が入り厳しくなり過ぎてしまうという声もありました。
2.手が足りない
祖父母のサポートを受けているシングルマザーは多いと思いますが、どうしても親が主体になるシーンはあります。運動会の保護者競技や先生との個人面談、ママ友とのお付き合いなど。
パートナーがいれば分担して出来ることも、シングルマザーだとそうはいきません。物理的な負担はもちろん、精神的な負担を感じてしまうことも。
3.愛情不足への不安
仕事に家事にと忙しいだけに、子どもとじっくり向き合うのが難しいと感じるシングルマザーは多いようです。
「寂しい思いをさせているんじゃないか」、「我慢させているかもしれない」などの不安を口にする友人のシングルマザーがいました。
シングルマザーの家事の悩み
家事に関しては「時間がない」、「忙しい」という悩みがトップではないでしょうか?
乳幼児期は泣き止まない子の世話をしながらの家事だったり、目が離せなかったりと、自分のペースで進められないイライラがあります。
ある程度成長した子どもの場合、そのようなイライラは減るものの、塾弁づくりであったり習い事や部活のサポートであったりと、小さい頃とは違った用事が増えます。
子どもが寝たあと、ようやく自分だけの時間でほっと一息つける瞬間だというママは多いでしょう。
大事なことは抱え込まないこと
ひとりで抱え込まないこと。これに尽きると思います。
育児の悩みは遠慮せずに周りの友人や家族に聞いてもらいましょう。もしも近い人に言いづらいならば、行政の相談窓口やひとり親家庭の支援を行うNPO法人、民間団体もあります。インターネットの掲示板にも、様々な悩みを持つ人が書き込みをしています。
悩みは溜め込んでいいことはありません。直接的な解決につながらなくても、口に出すだけでスッキリすることだってあります。
人に頼るのは、決して悪いことではありません。何よりもママの笑顔が一番なのですから!
photo/PIXTA
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