生魚・お刺身は何歳から?食べさせても大丈夫な年齢と注意点
子どもの成長はあっという間。ついこの間までミルクばかり飲んでいたと思えば、すぐに離乳食。気づいたら大人と同じ食事を摂るようになります。しかし、子どもに食べさせるものの中でも迷いが生じるものがあります。お刺身やお寿司などの生魚です。
例えば、蜂蜜は「一歳未満にはNG」と一般的に言われているため、食べさせて良い時期も分かりやすいです。しかし、生魚は何歳からOKとはっきり明言されていることが少ないので、子どもに食べさせるタイミングがわからないという人もいるのでは。
そこで今回は、生魚を子どもに食べさせるタイミングや注意点について紹介します。
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生魚は何歳から食べてOK?
生魚を子どもに与える基準としては、離乳食が終わっていることが大前提です。消化器官がしっかりと整ってくる2歳程度までは与えないほうが無難です。また、生魚は子どもにとっては噛み切りにくい場合も。しっかりと奥歯が生え揃う3歳以降だと良いでしょう。
実際、世の中の多くのママたちも、初めて子どもに生魚を食べさせたのは3〜4歳あたり、という人が多いようです。
「ちらし寿司に入っていた」など、イベントごとで食べるメニューに入っているということもあるため、こうしたイベントをきっかけに食べさせてみるのもありですね。
何から食べさせれば良い?
厳密にどの生魚から食べさせれば良いかという決まりはありません。ただ、卵のアレルギーがなければ、生魚ではないですがイクラから始めてみるのも良いかもしれません。
というのも、イクラは子どもが喜びやすい食材で、その形状から子どもが興味を持ちやすいからです。マグロやサーモンを好きな子どもも多いので、この辺りから食べさせ始めたという人が多いようです。
「どうしても生魚を突然与えるのは不安……」という人は少ししゃぶしゃぶのように湯がいてから与えてあげるのもOKですよ。
子どもに生魚を与える際の注意点は?
子どもに生魚を与える時にはいくつか注意しておきたいポイントがあります。
1:食べるなら平日の昼間がベスト
子どもに生魚を食べさせるのには最適な時間があります。それは平日の昼間です。これは子どもの体の問題ではありません。
万が一生魚を食べたことによって体調不良が怒ってしまった場合、すぐに病院に行けるという観点からです。これは生魚だけではなく、子どもに初めての食材を食べさせる際には必ず注意しているという親も多いかもしれませんね。
また、アレルギーなどを発症してしまった際にその原因が特定しやすいよう、まずは一種類からあげてみてください。
2:青魚は避けたほうが無難
初めて与える生魚として避けたほうが良いのがサバなどの青魚です。青魚は稀にアレルギーが出る場合があります。アレルギー表示などにも「さば」という項目がありますよね。また、アニサキスという寄生虫がいる可能性があり、それによる食中毒を起こしてしまうことも。
これは子どもだけが特別注意しなければいけないものではありません。子どもに与える時だけではなく、親自身も日々気をつけておきたいですね。
3:エビやカニの甲殻類はアレルギーチェックをしましょう
エビやカニなどの甲殻類もお寿司やお刺身の定番ですね。お正月などの特別な時期に食べることも多く、子どもが好きな食材です。
しかし、このエビやカニなどの甲殻類、アレルギーがある場合、かなり強い反応が出てしまうことも。お正月などに出されることが多い分、しっかりとアレルギー検査をしてから食べさせましょう。
初めての生魚は新鮮さを意識して!
子どもに初めての食材を与えるのは、親としてはドキドキの瞬間ですよね。生魚に関してはやはり、その新鮮さを意識したいもの。
美味しいものを食べさせてあげられるという観点からもそうですし、衛生面からも必ず意識したい部分です。まずは、子どもに初めての食材を与えるという場合の基本を食べてもらいましょう。
photo/PIXTA
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