子どもを熱中症から守ろう!チャイルドシートの温度上昇を軽減する方法
小さな子どもがいる場合、車はとてもありがたい存在ですよね。泣いてもOK、飲食も自由にできるため、公共交通機関を使うのに比べて車での移動は周囲に気を遣う必要がなく楽チン。
しかし、季節によっては、車での移動が子どもに危険を及ぼしてしまうこともあります。夏場の気温上昇によってチャイルドシートが熱くなってしまうことがあるためです。そこで今回は、チャイルドシートの熱さ対策について紹介します。
Contents
チャイルドシートが熱いとどんな危険がある?
熱くなっているチャイルドシートに子供を乗せてしまうと、熱中症になる危険性がある、と思いませんか?夏場は、車内の温度が60℃近くまで上がることがあり、それに伴って車内にあるチャイルドシートも熱くなってしまいます。
肌の弱い小さな子どもの場合は、熱中症はもちろんですが、たくさんの汗をかくことであせもになってしまうこともあります。一度あせもになってしまうと、体をかいてしまったりしてなかなか治らないという厄介なことにもなりかねません。
まずは車内の温度を下げよう
チャイルドシートを熱から守るには、まず車内の温度を下げることから始めましょう。車に乗る前から車内に冷房をかけておくことは必須。実際に出発する際に適温になっているように心がけるといいですね。
しかし、出かけた先だと乗り込む前に冷房をかけておくことが難しい場合も。そんな時は、冷房をかけたのち、助手席だけ窓を開けて運転席のドアを5回ほど開け閉めします。もしも車内の温度が高く、なかなか温度が下がらない場合は数回繰り返しましょう。こうすることで強制的に空気を循環させ、車内の温度を早く下げることができます。また、車の窓にカーテンをつけておくことも効果的です。車内を離れる際にカーテンを閉めておけば、直射日光による気温上昇を軽減することができます。
チャイルドシートの熱さを軽減するには?
それでは、実際にチャイルドシートの熱さを軽減するにはどのような方法があるのでしょうか?
1:保冷剤を使用する
やはり、手っ取り早くチャイルドシートの熱さを逃すには保冷剤を使うのがオススメ!チャイルドシートに結びつけられるようになっている保冷剤を購入して取り付けるのもいいですが、家に余っている保冷剤を使用したいという場合は、保冷剤をガーゼなどに包んでチャイルドシートの背面に置いておいてもOKです。
保冷剤をそのまま置いてしまうと、溶け出した時の結露でチャイルドシートが濡れてしまうため、必ずガーゼやタオルに包んで使用してください。
2:サンシェードを使う
チャイルドシートを直射日光から守り、温度の上昇を軽減する方法としてサンシェードを使ってもいいでしょう。チャイルドシート専用であれば、シート全体を覆えるようになっているものもあるので、車内から離れる時などにもかぶせておくのがおすすめです。
もしも、専用のサンシェードがない、持っていないけれど今すぐ対策したいという場合は、白いタオルを使ってみましょう。白は熱を吸収しにくい性質を持っているため、チャイルドシートを使用していない時にかぶせておくことで温度の上昇を軽減することができます。
熱さ対策をして快適なお出かけにしよう
天気も良く太陽の日差しが気持ちのいい夏はついついお出かけをしたくなりますが、やはりその暑さはうっとうしいと感じることもあるもの。しっかり対策をしないと、健康にも悪影響が出てしまう可能性があります。まずは車内をより快適な環境に整えることで、心配事もなく楽しくお出かけができるようになります。
チャイルドシートの温度が気になっている場合は、ぜひ今回紹介した方法を試してみてくださいね!
photo/PIXTA
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