困った!ママ友の家にお呼ばれ…手土産はどうしたらいい?

親しいママ友ができると、「親子で自宅に遊びに来ない?」というお誘いを受けることがあります。そうなると迷うのが、手土産には何を持って行けばいいかということ。せっかく仲良くなったのに、手土産ひとつで「このママとは合わないかも……」と距離を置かれちゃうこともあるんです。

キラッとセンスが光りつつ、ママも子どもも喜ぶ手土産を選びたい!そんなあなたに、ハズさない手土産の選び方を教えちゃいます!

手土産の予算

初めてお呼ばれする時は、1,000円~1,500円程度の物を用意しましょう。スーパーやコンビニで買った袋菓子などではなく、事前に用意しておいたものを持って行くのが成功のポイント。何度か行き来するうちに気心知れた仲になったら、コンビニでその日食べるおやつを買うのもOKです。

「今日お邪魔するのを楽しみにしていた」ということが伝わるような手土産を用意すると、招いたママも喜びますよ。

みんなが喜ぶ!絶対ハズさない手土産とは?

フルーツ

小さな子どもも一緒に食べられるフルーツは、ママと子どもの集まりにピッタリの手土産。簡単に洗ってサッと出せるようなブドウやいちごなど旬の物を選ぶといいでしょう。カップに盛られたカットフルーツなども、見た目がカワイイのでオススメですよ。

クッキーなどのお菓子類

日持ちするので、当日だけではなくその後も楽しんでもらえる手土産です。有名店の物を用意すると、話題のひとつになるのでいいかもしれませんね。大人数で集まる時は、小分け包装してあるものを選ぶと余った時に分けやすく持ち帰りやすいのでいいでしょう。

ジュース類

100%の果実系ジュースも喜ばれる手土産のひとつ。たくさん人が集まる時は、ジュースと一緒に使い捨ての紙コップを用意すると親切です。100円ショップにもカワイイものがたくさんあるのでチェックしてみましょう。子ども用には、飲みやすくてこぼしにくい、飲み切りのパックジュースもオススメですよ。

もらってガッカリなNG手土産

ケーキ類

手土産の定番とも言えるケーキですが、子どもの年齢によっては注意が必要です。虫歯を心配して、就学するまで子どもにケーキを食べさせないというママもいます。また、子どもが大勢集まる場合は、卵や牛乳などの食物アレルギーの心配も。大人ならば喜ぶケーキもママ友には避けておいた方が無難です。

ポロポロこぼれやすいお菓子

パイや砂糖がまぶしてあるお菓子など、子どもがキレイに食べるのが難しいお菓子も避けた方が無難。帰った後のテーブルを見て「もう絶対呼ばない」と思われないように配慮しましょう。

アレルギーを含むもの

子どもが乳幼児の場合、アレルゲン物質に注意しましょう。子ども用と大人用のおやつを別に用意するなどの配慮が必要です。また、1歳未満の赤ちゃんがいる場合は、はちみつを使ったお菓子を持っていかないようにしましょう。

チョコレートやスナック菓子

入園前の子どものママ友の間で、トラブルのタネになってしまうことがあるチョコレートやスナック菓子。虫歯になりやすいチョコレートや、塩分や脂質が多いスナック菓子は、家庭によって与える時期に大きく差があるので、事前に確認しましょう。まだ食べさせていないのに、手土産で持ってこられたら子どもが食べたがるから仕方なく食べさせる……。そうすると「あのママとは合わないな」と疎遠になってしまうこともあるんです。

賛否が分かれる『手作りの手土産』


料理の腕に自信があるママは、お菓子やケーキ、パンなどを手作りすることもあるでしょう。でも、それを最初の訪問時の手土産にするのはやめておきましょう。市販品ならばともかく、どうやって作っているかわからない手作りお菓子を毛嫌いする人もいる可能性を知っておいて。会話の中で「ぜひ食べたい」と言われたら、次回作って持って行くと喜ばれると思います。

美味しければ喜ばれるし、美味しくなければ嫌がられるのが手作りの手土産。腕に自信がない人はもちろん、自信がある人も最初は控えましょう。

初めてのママ友ができた頃、ママ友の家に3人のママとその子どもたちで遊びにいきました。お家に着いて「口に合えばいいんだけど、みんなで食べよう~」と言って続々と手土産を出すと全部が“個包装の焼き菓子”だったことがありました。「気が合うってことだね!」と笑って終わりましたが、最後に出した私はすっごく焦りました。そんな経験をしたので、複数人でお邪魔する時は初めてのママ相手でもサクサクっと相談してから分担して手土産を持ち寄っています。

せっかく出会った、気の合いそうなママ友。よりよい関係を築いていくためにも、相手を思いやる気持ちと、招くためにしてくれたであろう準備に対する感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

photo/PIXTA

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