【実録】ワンオペ脱却!晴れてツーオペになるまでの壮絶夫婦バトル・前編

夫婦共働きの家庭が増加の一途をたどっているにも関わらず、家事分担は妻側に偏りがちで「負担が重い」という声が後を絶ちません。ひとりで家事や育児をこなすワン・オぺレーション、通称『ワンオペ』という言葉を聞くようになってずいぶん経ちました。そして、実は筆者もワンオペに悩んでいた当事者です。

しかし、ある方法を実践した結果、ワンオペの状況がかなり改善しました!そこで、筆者が実践した方法を前編・後編に渡ってご紹介します。

コトの発端は……

フリーランスのライターである筆者は、会社員の夫と小2・保育園年少(当時)の子ども2人と共に都内のマンションで暮らす4人家族という、とりたてて変わったところはないファミリー世帯です。

強いて言えば、フリーランスという働き方を選択している人は多くないかもしれないですね。会社勤めに比べれば、自由度が高いことは間違いありません。しかし、その分、家事や育児に時間を割けるかと言ったらそうでもなく、月曜日から金曜日の平日はフル稼働しているのが現状です。

朝起きて家族を送り出す準備をして、下の子を保育園へ送り、日中は取材や打ち合わせ、執筆、各種調査や事務処理など仕事をして、ダッシュで保育園へお迎え。息つく間もなく晩御飯の準備とその他の家事をこなし、上の子の学校・塾の宿題や学習のチェックをしつつ、子どもとお風呂に入り、寝かしつけをして、そのまま寝落ちしてしまうこともしばしば。そして朝を迎えて、また同じルーティン。

多くのワーキングマザーと同様、ゆっくりとくつろぐ時間はなかなか確保できません。お金をいただくって大変ですよね。精神的なプレッシャーもイロイロあります。

そんな日々が数年続いたある土曜日の朝、突如ベッドから起き上がれなくなりました。鉛のように体が重くて、言葉を発するのもおっくう。その日は小学校で保護者会が予定されていたので、夫に一言「わたし無理。代わりに出て」というのがやっとでした。

ベッドに体を横たえていると、知らず知らずのうちに涙がこぼれます。「わたし、疲れてるのかな……」この時、初めてそう思いました。自覚がないままに無理を重ねていたようです。

募るイライラ

それまで深く考えることなく慌ただしい毎日を過ごしてきましたが、いざ立ち止まると次々と疑問が湧き上がります。「夫は朝、自分の身支度だけを整えて、できあがった朝食を食べて出かけ、帰ってきたら洗濯物が畳まれているし、ご飯もお風呂も準備ができている。それが当たり前っておかしくない?」と。

こう思い始めると、イライラは募るばかり。わたしばかり家事をしている、わたしばかり子どもの面倒を見ている、わたしばかり雑多な用事を片付けている、わたしばかり、わたしばかり。これぞ『わたしばかり症候群』です。

ついにガマンできなくなり、夫へ率直に不満を伝えました。「わたしばかりが家事を負担していて、肉体的にも精神的にもツライ。もっと分担したい」。キョトンとする夫の返答は、予想外なものでした。

「俺、やってるじゃない」

「えーー!やってる!?何を!?」

驚愕でした。

すれ違う話し合い。バトル勃発!

よくよく話を聞いてみると、「ゴミ出ししたり、食器を下げたり、新聞紙をまとめたり、あとは……」と、確かにそれはやってくれています。やってますけど、「それだけじゃん!」と、筆者は怒り心頭です。自分が食べた後の食器を下げるなんて、子どもでもやる当たり前のことですし。

そして夫はこの時、働き続けたいワーキングマザーに一番言ってはいけないことを言ってしまいました。

「今までは普通にやってたよね?なんで、そんなこと急に言いだすの?仕事、大変なの?だったら、仕事を減らせばいいんじゃない?」

燃料投下しすぎです。しかも、悪気なく本気で言っている。というか、むしろ労わってると思っている。

こうなるとバトルにしかなりません。「なんでわたしの方だけが仕事を調整する前提なの!?わたしが家事やるのが当たり前なの!?だったら家政婦と暮らせば!?」子供たちの面前にも関わらず、もうどうにも止まらない。まともに会話を交わさない日々が数日間続くという、結婚以来かつてない冷戦状態に突入しました。

打開策を模索

そうかと言って、このまま憮然としていてはラチがあきません。わたしの剣幕に戸惑っていたことを考えると、夫はそもそも状況を理解できていないのでは?と思うようになりました。ちなみに、夫は完全なる理系人間です。『推し量る』とか『行間を読む』ことは苦手で、『事実』を『客観的に』分析して納得するタイプです。

それならば、わたしが感じている負荷を可視化して説明すれば、理系人間の夫に伝わるのではないか?

そう仮説を立てた筆者は、家事を事細かくタスクに分解した図表を作り、夫に示すことにしました。理系には理屈で対応だ!

図表/CaSyジャーナル

この図表をもって、改めて夫と膝を突き合わせ話し合いを行ったのです。その結果はいかに!? 続きは、『【実録】ワンオペ脱却!晴れてツーオペになるまでの壮絶夫婦バトル・後編』でお届けします。

photo/PIXTA

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