気になる子どもの習いごと事情。何をさせてる?その理由は?

子どもがある程度成長してくると、親の頭をよぎるものと言えば『習いごと』。水泳やピアノ、英会話などは男女問わず常に子どもの習いごとランキングで上位を独占していますが、実際のところどのような理由で習いごとを選んでいるのか?という部分に関しては、なかなか聞く機会がないものです。

そこで今回は、定番からちょっと変わった習いごとまで、子どもにさせる習いごとを選んだ理由について、多くのママたちにインタビューしてみました。

習いごとは何歳から始める?

始める時期は、その習いごとや家庭によって様々。

今回インタビューしたママたちの回答でもっとも多かったのが、3歳あたりから習いごとを始めた、というもの。ある程度の意思疎通ができるようになってから始める人が多いようですね。

さらに小学生になったタイミング、小学校に入学してちょっと落ちついたタイミングでもうひとつ習いごとを増やした、という家庭も多く見られました。小学校に入ると、近所であればひとりで習いごとの教室まで足を運ぶということもできるようになるため、習いごとに対して親の負担が減るということも要因のひとつのようです。

定番の習いごと、選んだ理由や年齢は?

まずは常に人気の習いごとの上位に位置する水泳やピアノについて、選んだ理由や時期などについて見てみましょう。

水泳・スイミング

男女問わず、常にトップを守っている習いごとと言えば水泳。

小学生と年少の息子を持つKさんは、今年、下の息子を水泳教室に入れたそう。

「お兄ちゃんは自分で教室に通えるようになってから水泳教室に入れたのですが、下の子に関しては年少の今年から水泳教室に入れました。近所に水泳教室が新しくできたので、送り迎えが楽というのもあるのですが、ちょっと喘息気味ということもあって、健康のために始めたというのが一番の理由です」

また、同じく小学生と年少の息子を持つYさんは、

「お兄ちゃんが通っている水泳教室に空きがでたので、下の子も一緒に通わせ始めました。運動能力を伸ばしたいというのもあるのですが、休日は保育園に行かないこともあって、親だけでは昼間疲れるほど遊ばせるのが難しくて……」

運動能力や健康増進のため、という理由で通わせる親が多いようですが、一方で規則正しい生活のために休日に習わせるという理由もあるようです。

また、上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいると下の子は習い始めるのが早くなるのは、全ての習いごとに言えることかもしれませんね。

ピアノ・音楽教室

現在、年中の娘を持つHさんは、娘をピアノ教室に通わせているそう。

「現在はピアノをしていますが、まず1歳の段階で同じ系列の音楽教室に入れました。というのも、ピアノのコースから入るとなると倍率が高く、抽選に落ちてしまうことがあると聞いたためです。また、音感を鍛えるためにはある程度早い時期から音楽に触れさせた方がいいというのもよく言われますよね。でも、一番の理由は、ピアノで手先を複雑に動かすと、脳の活性化にもいいらしいというものです」

一方で、親の趣味から習わせたというのが現在小学校2年生の息子を持つTさん。

「自分自身がずっとピアノをやっていて、家にもピアノがあるので、息子と一緒に弾けたら楽しいかな、と考えて習わせ始めました。息子は今の段階ではそこまで興味を持っている訳ではないのですが……徐々に興味を持ってくれたら嬉しい、くらいの気持ちで習わせています(笑)」

ピアノはママやパパがやっていたから、という理由で始める家庭も多いようです。たしかに子どもと一緒に演奏ができたら素敵ですね。

英会話

学校の授業に英語が加わったことで、「英会話を習わせよう」という親が増えているようです。

「自分たちがそうだったように、学校の授業だけだとどうしても恥ずかしさが先立ってきちんと発音しないなどが起こってもったいないので。早いうちから耳を鍛えて、発音を身につけておくことで、将来の役に立ってくれるかなと思って始めました」

そう話すのは現在年少の息子を持つNさん。英会話自体は3歳から始め、フラッシュカードなどで楽しみながら学べる教室を選ぶことを心がけたそう。英会話を習わせている親のほとんどが「小学校に入る前の事前準備」として3〜4歳から始めているようです。

他にも「人前で話すのが苦手な子なので、教室で発音することで恥ずかしがり屋を克服してほしくて」という意見もありましたよ。

上位3つ以外の習いごとを選ぶ理由は?

少し年齢が上がってくると、水泳など以外にも選択肢はどんどん広がっていくもの。ここでは上位3つの習いごと以外を選んだ理由について紹介します。

幼児教室

「都内での引っ越しが多いため、幼稚園は年中から入れようと考え、現在は保育園にも幼稚園にも入れていません。自分だけが家で子どもと遊んでいてもワンパターンになってしまいますし、他の子と関わる機会を作らせてあげたいと感じて、週2回の幼児教室に通わせています。本人は『今日学校の日!』と言って喜んで通っています」

そう話すのは、現在4歳の息子を持つMさん。幼児教室は、常に子どもと一緒にいるがゆえに遊びがワンパターンになってしまう、という専業主婦の強い味方。

また一方で、

「普段は保育園に入れていますが、休日に幼児教室に通わせています。1時間だけなのですが、少しでも自分ひとりで過ごす時間がほしくて。ショッピングセンター内にある幼児教室なので、お茶をしたり買い物をしたり、自分の時間を過ごすことに充てています」

平日は仕事で夜遅くなることが多いというUさんは、自分の時間を過ごすために幼児教室をセレクトしたのだそう。幼児教室は商業施設の中に入っていることが多いので、普段忙しいママが自分の時間を過ごすために習わせるというのもアリですね。

スケボー

習いごととしてはあまり耳にしないスケボーを習わせているという年中の息子を持つSさん。

「たまたま家の近くにあったというのが理由なのですが、息子が人と競ったり、比べられたりすることが好きではない性格なので、近隣の子があまりやっていない習いごとを選びました。ちょうど、2020年のオリンピックの新競技にスケボーが入ったので、今から本人も観に行くのを楽しみにしています。『自分しかやっていない』ということが嬉しいようで、友達の前でスケボーの話を出す姿もよく見ますね」

「この習いごとを選んだ」というわけではなく、子どもの性格を見て、あえて人と同じことをさせないという選択ですね。少し変わった習いごとをさせている親は、このような観点で選んでいる人が多いようです。

絵画教室

現在、小学校2年生の娘を持つOさん。家の近くにある絵画教室に通わせているそうです。

「運動系の習いごとは水泳をやらせているのですが、本人はとにかくインドアでひとりで黙々と作業することが好きなようです。芸術的な感性が伸ばせればいいかな、と思って小学校に入ってから通わせるように。何かを作るということにものすごく興味を持ってくれるようになり、最近ではレゴの教室にも通い始めました」

絵画教室などに通わせることで、芸術方面にどんどん興味を示すようになったのだそう。この場合も、ある程度、子どもの性格がはっきりした段階でふたつ目以降の習いごととして選ぶパターンが多く見られました。

習字

大人になってからのことを考えて、小学生の娘に習字を習わせているというCさん。

「働くようになってから気が付いたのが、案外、字が汚い人が多いということです。人に物事を伝える時に字がキレイな方がいいなと常々思っていたので、娘には習字を習わせています。今はパソコンを使って仕事をすることが多いですが、実際に字を書いて人に伝える機会もまだまだあるので……。あと、習字は月謝が安いのも魅力ですね」

自分が社会人として経験したことから『最低限のマナー』としてキレイな字を書くことを身につけてほしい、という気持ちからだそう。たしかに、字のキレイさはビジネスにおいても大切になる部分ですね。

プログラミング教室

夫がプログラマーなので、小学生の息子をプログラミング教室に通わせているというAさん。

「はじめは夫もそういう仕事だし、という理由だけでなんとなく通わせたのですが、ゲームやタブレットを使って遊ぶことが好きな息子には合っていたようです。また、夫が転職をする時に、ある程度早期に次の仕事が決まっていたのを見て、やはり手に職があるのは強いなと感じ、息子にも習わせておいてよかったなと感じました。今後、これを活用して仕事をするかどうかはわからないですが、今の時代の仕事に必要な知識は身につくのではないかと思います」

まさに現代っ子!な習いごとであるプログラミング教室。これからの時代を生き抜くために必要な知識を身につけられる可能性も高く、タブレットなどを使って過ごすことが多い今の子どもたちにはぴったりの習いごとかもしれませんね。

始める年齢で変化する習いごと

人気の習いごとである水泳やピアノ、英会話は3〜4歳、それ以外の習いごとは子どもの興味や性格を鑑みて小学校あたりから始める、というパターンが多いようです。

子どもの能力を伸ばすことはもちろん「放課後をただダラダラ過ごしてほしくない」とか「親が自分の時間を作るため」という理由で習いごとをさせている親も意外に多いことがわかりました。

ある程度成長してくると、子ども自身が「あれをやりたい、これをやりたい」と主張してくることも。そんな時、やりたいことをやらせてあげられるよう、日々の生活に余裕を残しておくことも大切ですね。

photo/PIXTA

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