どうして夫は分かってくれない?夫婦ですれ違う愛情の計り方
みなさんこんにちは、作家・イラストレーターの斉田直世です!
結婚してから夫の愛情表現が減った、昔はもっと優しかったのに……そんな不満を訴える妻は少なくありません。そんなとき、「私への愛が冷めてしまったの?」「もしかして、他の女への心変わり!?」なんて思考回路に陥ってしまうのが私たち女性ですが、そもそも、男と女では、愛情の伝え方、受け取り方に違いがあるのをご存知でしょうか。今回は、そんな男女の差から、夫婦で幸せな関係を築く方法をご紹介したいと思います。
■特別なことで挽回しようとする男
高価なジュエリーや海外旅行など、何か大きなプレゼントすれば、妻の機嫌は良くなり、日頃の不平不満がチャラになると思っているのが男性です。反面、ちょっとした気遣いや愛情表現は疎かにしがち。妻が自分に対して世話を焼き続けてくれる=妻は今の関係に満足している、と解釈するため、毎日の家事を淡々とこなしている限り、女性側の不満にはなかなか気づきにくいようです。
■小さな気遣いが嬉しい女
もちろん、大きなプレゼントも嬉しいのですが、それよりも「いつもありがとう」や、「最近、忙しそうだね。今日は俺がご飯作るからゆっくりしてなよ」など、日々の気遣いの言葉にこそ、愛情や喜びを感じるのが女性です。年に数回プレゼントだけ渡されても、心は満たされません。この男女間の違いを埋めるのは容易なことではないため、妻が夫を上手く誘導する必要があります。
■夫だって妻を喜ばせたい
男性は、察することが苦手ですから、こちらが「して欲しいこと」は、きちんと言葉で伝える必要があります。思い切って、「最近出かけてないから、週末は久しぶりに外で食事したいな」「今日は夕飯作らなくてもていい? たまには夜、何もしない時間が欲しくて」と、お願いしてみましょう。夫だって心の内では、妻を喜ばせたいと思っているので、具体的に提案してもらえると手間が省けて助かるかもしれません。
■聞きたいセリフを口にする
「ありがとう」「愛してるよ」などのセリフを口に出せないタイプの男性に、「もっと『好き』って言ってよ!」「『ありがとう』は?」と要求するのは逆効果です。言って欲しいセリフは、まずはこちらから言うこと。何かにつけて妻が「ありがとう」と言えば、夫も「こちらこそありがとう」、「愛してるわ」と言えば、「うん……俺も」と、少しずつ返してくれるようになるはずです。
■【おわりに】
情熱的な恋愛期間から、結婚式で幸せの絶頂を経て、安定した家庭生活を続けていく中で、愛情表現が変化していくのは、仕方のないことだと言えるでしょう。しかし、それは決して相手への愛が冷めたわけではなく、愛情の伝え方に違いがあるだけかもしれません。そんなときは、「どうして分かってくれないの?」と詰め寄るのではなく、妻が上手くリードして、お互いに幸せな夫婦関係を築いてくださいね。
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