プレママ必見!一生に一度を彩るバースプランを決める3つのメリット
プレママのみなさん、バースプランを知っていますか?バースプランとは、ママが赤ちゃんを出産してから無事に退院するまで、どんな風に過ごしたいのか、病院側や助産院側に伝えることです。
病院によっては必須で助産師とのバースプラン面談があるところも。こうしたプランを決めておくことで、ママや家族にとっては3つのメリットがあります。
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【1】お産について知り漠然とした不安を解消
バースプランについて考えるということは、お産とはどんなものなのかを調べることから始まります。そのうえで、自分はどんな風にお産の瞬間を迎えたいのか、その時周囲にはどんなサポートをしてほしいのかを考えることになるのです。
バースプランを考えていく過程でお産について正しい知識を身に着けることで、今まで感じていた【お産は痛い】【怖い】といった漠然とした不安が小さくなっていくでしょう。陣痛から出産までの流れや、赤ちゃんの動き、そして、自分の体の変化について知っておくことは、不安感の解消につながります。
そして、自分の希望のプランを持っておくことで、出産は怖いだけでなく、幸せが訪れる瞬間だというイメージを強く持つことができるようになると思います。
【2】計画を立てることで恐怖心を小さく
どんなことでも、全く無計画で知識のない中に飛び込んでいくよりも、前もってプランがある方が安心するものですよね。出産も同じで、全くノープランの中で陣痛が来るよりも、しっかりとした計画がある中で陣痛が来た方が「さあ、次はこの段階ね」と、自分なりに段階を把握したうえでお産に臨めるため、恐怖心が小さくなりやすいです。
もちろんお産はすべてが計画通りに行くことはないのですが、周囲のサポートの面等、お産の流れに影響されにくい面もしっかり決めておくことで、どんな状況になってもある程度は落ち着いてお産に臨めるようになるでしょう。
私の出産を担当した助産師さんによると、出産について【怖い】と感じている場合と【喜び】と感じている場合では、ママの緊張感も違うため、出産の流れも全く変わってきてしまうのだそうです。ぜひ素敵なプランを考えて、リラックスしてお産に臨みたいですね。
【3】夫をはじめとした家族と話し合い”家族の”お産としてとらえるきっかけに
バースプランはママだけのものではありません。立ち会い出産をするパパも、しないパパも、産後ママをサポートする家族もみんな、バースプランの主人公です。
例えば、パパは立会のとき、こんな風にサポートしてほしいということや、産後はパパの休日に必ず沐浴指導をしてほしいなど、産後の指導に関することも。また、産後は誰が1番に赤ちゃんを抱いてほしいということも決めることができます。
一生に一度の赤ちゃん誕生の瞬間。どんな風に赤ちゃんを迎えるか考えることがバースプラン。これはママだけでなく、家族から赤ちゃんへの初めてのプレゼントなのです。
■具体的なバースプラン例
では具体的にどんなバースプランがあるのでしょうか。
よくある例でいうと【会陰切開をするかどうか】ということ。切開しないことで産後の回復が早くなるメリットがありますが、こちらもどうしようもない場合は切開になってしまうことも。しかし、できる限り切らずに努力してもらえるので、陣痛中に希望を伝えるのはまず難しいとして、バースプランに盛り込んでおくのはいいですね。
また、完全母乳にしたいかどうかということ。特に初産の場合は最初に母乳育児を軌道に乗せるまでの母乳マッサージや授乳指導に苦しんだという意見も。それだけで疲労困憊してしまったというママの意見もあり、こうした厳しさを
望まないママからは「母乳にこだわっていないので出ない場合はミルクで」と初めから書いておくという意見もありました。
パパが【父親になった】という実感を持ってもらうために、へその緒はパパに切ってもらいたいというプランや、パパに初めに抱いてほしいというプランを立てたというママも。パパにとっても生まれてくる赤ちゃんと出会う大切な瞬間。どんな風に迎えるか、一緒に考えたいですね。
■おわりに
バースプランは赤ちゃんとママ、パパにとっても一生に一回の【出会い】を彩るもの。ぜひママだけで考えるのではなく、パパや家族にも協力してもらって、素敵なバースプランを考えてみてください。
出産はもちろん、産後の生活についても目を向けて、ママが不安なく育児に取り組めるように、新生児期を家族で支えあうアイディアも、たくさん話し合っておくといいですね。
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