共働きなのに家事を放棄!ダメ夫のタイプ別・論破するフレーズ~後編~
夫婦共働きがスタンダードになってきた昨今にも関わらず、一切の家事を放棄するダメ夫。前編では、その驚くべき実態をお届けしてきましたが、後編ではそんなダメ夫を論破する方法をお届け!
まずは相手をよく観察して、当てはまるタイプを探しましょう。ダメ夫のタイプに合わせて、論破する効果的な方法をご紹介します。
ダメ夫のタイプ
ダメ夫にも色々なタイプがあります。強気な態度で正論を言っているように思える言葉や態度でもウラがありますから、まずは夫がどのタイプで、なぜダメ夫になってしまったのかをチェックしてみましょう。
- 基本的にかまってほしく、甘えたいタイプ
このタイプの夫に『悪意』はありません。妻に家事をやってもらうことで、自分に手をかけてもらっている感じがして安心できるという、ややマザコン寄りの傾向あり。 - 単に面倒くさがり屋で不精なタイプ
一人暮らしをしてもあっという間にゴミ屋敷と化してしまうような人。とにかく面倒なことはやりたくない、疲れたくないので労力を惜しむというちょっと厄介なタイプ。 - 家事をした経験がなく実家住まいで甘えてきたタイプ
家事をした経験に乏しく、単純にやり方を知らない人がこれ。家事の大変さだけではなく、できた気持ちよさや楽しさも知らず、学ぶ機会を逃してしまったタイプ。 - 家事の一切を完璧にする母親を持ったタイプ
実家の両親が亭主関白で、母親が家事育児のすべてをできちゃう良妻賢母だった人。何の疑問も持たずに『家事は女性の仕事』とこのご時世にふさわしくない定義を持っているタイプ。マザコンタイプも多い。
ざっくりと分けただけでもこれだけのパターンが!しっかりチェックして見極めてから攻略するのが効果的ですよ。
ダメ夫を論破するフレーズ
ダメ夫のタイプがわかったら、それに合う反論を見つけましょう。まったく違うそれぞれのタイプには、ピッタリくる論破のポイントが存在するものです。ブチ切れてしまいたい気持ちは抑えて、あくまでも冷静に反論してみましょう。
- かまってほしい甘えん坊ダメ夫には……
「時間があったら、専業主婦みたいに色々してあげたいんだけど、今は将来のこともあるし時間がとれなくてごめんね」とまずへりくだるフリをします。「ただ、あなたともっと一緒にゆっくり過ごす時間もほしいから、○○をしてほしいな~」と甘え、協力してくれたらもっとかまってあげられることを示してみましょう。子ども騙しのようですが、かまってほしい幼いダメ夫には効果アリ。頑張って家事をやって、後でかまってもらおう、と率先して協力してくれるはずですよ。 - 面倒くさがり屋ダメ夫には……
コップひとつでも勝手にキレイになっていると思い込んでいる面倒くさがり屋には、お灸をすえるのが一番です。しばらく完璧に家事をこなした後で、体調が悪くなったことを理由に『夫の分だけ』サボる。そして、指摘されたタイミングで「勝手にキレイになると思っていることが間違いだ!」と反論。面倒なことをあなたの代わりにやってくれている人がいるのだという、当たり前に思うこともしっかり理解させましょう。もちろん勝手にキレイになるはずがないので、今までのことを振り返り、少しでも感謝の気持ちが見えれば成功です。 - 実家住まいで甘ったれた夫には……
家事をしたことがないので、大変さはもちろん、家事の楽しみも知りません。何かを頼んで「○○やってくれたの!?プロみたい!」と大げさなくらいに褒めてみましょう。そうすると家事の喜びを知らなかったダメ夫は、褒められていい気分になり、自ら家事をする機会が増えていくでしょう。 - マザコン気味な亭主関白夫には……
このタイプが一番厄介。男女差別の思想を持っているので、無意識に女性に全ての家事をさせます。夫は妻に尽くしてもらうのが当たり前と思っているので、褒めても叱っても、かわいくお願いしてもダメ。妻がそばにいて尽くしてくれることは、ありがたいことなのだと本人が思わないと改善しません。このタイプには、最終手段を実行。何か理由をつけて急に実家に帰り、帰宅予定の少し前に「戻るとまた家事や育児をひとりで抱えて大変だから、もうしばらくはこっちにいようかな」と打診してみましょう。「無理せずできる範囲でいいし、できることは手伝うから帰っておいで」と言われたら完全勝利!
ダメ夫を改善するには賢く対応
夫のプライドを傷つけるような、逃げ道を塞いだ『正論での反論』はどのタイプも絶対NG。上手に相手の懐に入って、お願いを混じえつつ改善の要求をしっかりと伝えるのがポイントです。家事の負担を定着化するために、流れを作り、癖をつけるのが賢い妻の作戦。「気付いたらなんとなく僕がやる感じ?」という流れができれば最高です。
ダメ夫は子どもと同じようなもの。ケンカ腰にならずに分かりやすく“少ない言葉でプライドを傷つけないように”ご機嫌をとって気分をのせてあげて。長い結婚生活「私さえ我慢すれば」なんていう発想はやめて、今すぐ話し合いましょう。
家事を放棄するというのは、生活を共にするパートナーとしてやってはいけないNG行動。でも、それに気づかない残念な夫が多いのも事実です。愛する妻が困っている姿を見ても何とも思わない、アクションを起こさないとなると相当なダメ夫。妻からのSOSに反応した時がダメ夫を矯正するチャンス!上手に誘導してダメ夫から脱出させましょう!
photo/PIXTA
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