子育てママの仕事復帰はいつから? 上手に復帰できるポイントは?
現在、育児休業で子育てに専念しているママ、仕事をやめて専業主婦として頑張るママ、そんなママたちの頭の片隅に浮かぶことと言えば「さて、仕事はいつから再開しようかな……」ということではないでしょうか?
すぐに行動に移すことではないにしても、チラチラと頭によぎる課題ですよね。
今回は、そんな仕事への復帰時期や、復帰後の仕事について不安を抱えるママたち必見!
子育てママの仕事復帰時期や、仕事復帰成功のポイントを紹介します。
Contents
仕事復帰、望ましい時期は?
やはりどのママも悩むのが仕事復帰の時期。
特に、一度仕事をやめて家事や育児に専念しているママは、決められている育休時期と言うものがないため、なおさら悩んでしまいますよね。
会社に所属していて育休中というママは、1年という育休期間を終えてから職場に復帰するという場合が一般的なようです。
しかし、現在は、育休を1年まっとうしていては保育園に入れない! などの事情により、半年前後で育休を切り上げて働くママも。
対して、専業主婦であるママは、子どもが幼稚園に入れる年齢になるまでは育児に専念して、幼稚園入園を待ってから働き始めるというパターンが多いようです。
どの時期に復帰するのが正しい、というものはありません。
子どもが体調を崩しやすい時期は育児に専念する、早く働きたい! という場合は、少し育休を早めに切り上げるなど、家庭の方針や子どもの体調、自分の方向性などそれぞれ優先度をつけて時期を決めていきましょう。
仕事と育児の両立はパーフェクトにはできない?
まず、仕事復帰する際に重要なのは、仕事も育児もパーフェクトにしよう! と気負わないこと。
子どもにつきっきりの時ですら、子どもに時間を取られて家事や自分の時間をまともに確保することが難しかった、なんてママは多いはずです。
それに加えて仕事をすることになれば、すべてをパーフェクトにこなすことはなおさら難易度の高いものになります。
そんな時、まずは仕事への復帰時期を考える時と同じように、自分の中に優先順位を明確につけておくことが大切にです。
「これは毎日やらなくてもいい」「これは明日に回しちゃおう」と、マスト以外のタスクに対しては、家庭でも仕事でもおおらかな気持ちでのぞみましょう。
そういった気持ちを持っておくことで、ある程度余裕を持って仕事と育児に取り組むことができます。
仕事に復帰することのメリットとは?
仕事を始めた後に「なんでこんなに大変なのに、頑張ってるんだろう……」とならないためにも、仕事をすることへの明確な目的は必要なもの。
そこで、ママが仕事復帰することのメリットを紹介します。
1: 世帯収入が増える
まずは第一に、家庭の経済状況が変化する、というものです。
1人の年収を100万あげるよりも、もう1人が1年に100万稼ぐ、という方法の方が世帯年収をアップさせるにおいては手っ取り早い方法と言えるでしょう。
たとえ、時短勤務やパートで以前より収入は低くなってしまった、という場合でも、ママ自身が自由に使えるお金が増えることで、ママに心の余裕が生まれます。
2: 育児以外の時間ができて気分転換になる
子どもって本当に可愛くて、見ていて飽きないですよね。
とはいえ、やはり一日中子どもと2人っきりの生活をしていると行き詰まってしまうことも多いものです。
そんな時、仕事に出ることで子どもと離れる時間ができて気分転換になるという人も多いそうです。
子どもと離れる時間ができることで、一緒にいる時間はしっかり子どもと接しようという意識が出て、これまでよりも子どもと向き合うことができるかもしれませんね。
3: 自分自身のスキルアップに繋がる
仕事をするのは、経済的な理由や気持ちの余裕以外にも、ママ自身のスキルアップに繋がるという面も。
資格を使う職業だけではなく、時短やパート勤務であっても、普段の家庭ではなかなかすることのない作業をしたり、普段関わらないような人と会話したりすることで、仕事はもちろん、コミュニケーションのスキルもアップします。
そういったスキルを持っておくことで、転職の際や、普段の生活でも物事を円滑に進めることができますね。
スムーズに仕事に復帰するためのポイント5つ
それでは、スムーズに仕事復帰するためにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか?
そのポイントをいくつか紹介します。
1: まずは時短勤務からスタート!
働き始めてすぐフルタイム勤務にすると、これまでの育児のみの生活とのギャップが激しく、生活リズムを整えるのに時間がかかってしまったり、疲れがたまり子どもと向き合う時間が取れなかったりという弊害が発生することも。
まずは時短勤務やパートで、一日の働く時間を短く設定して、働くことに慣らして行くのが◎。
慣れてきたら徐々に働く時間を増やしていくことで、無理なく仕事復帰をすることができます。
2: 保育園以外に頼れる人を見つけよう
仕事をしていると、どうしてもこの日は抜けられない! という日も出てきますよね。
子どもが体調を崩しやすい時期などに、保育園からの呼び出しが多くなってしまうと、ママの気持ち的にも「申し訳ない……」という気持ちが出てきてしまうもの。
そんな気持ち自体がストレスの原因にもなりかねません。
そんな時、保育園以外に預けられる人がいると安心ですよね。祖父母や家族に頼りやすいよう、働くことに対する理解を深めてもらうことが大切です。
また、時間までにお迎えにいけない時など、保育園のママにお願いしたりできるよう、自分も頼みごとをされた時は快く引き受けるなどの関係づくりをしておくと安心です。
3: 家事は機械や代行に頼るのも◎
育児をしつつ仕事をしていると、なかなか家事にさく時間を取れないもの。どんどん散らかっていく部屋を見て毎日うんざりしてしまう……なんて事態も!
そんな時は、ロボット掃除機に頼ったり、休日にしかできないようなコンロや水回りの掃除などを家事代行に頼ったり、という工夫も必要です。
育児だけでも本当に大変なもの。そこに仕事までしているのだから、家事の時間が少なくなってしまうのは当然です。
すべて背負いこまずに、外注するという考え方も大切です。
4: 職場でのコミュニケーションは怠らない!
仕事に復帰した後、職場でのコミュニケーションはとても重要です。
やはりどんなに健康に気を遣っていても、子供は突然熱を出したり、体調を崩してしまうものです。
どうしても仕事を早退したり休んだりすることも、他の人よりは多くなってしまいます。
そんな時、普段から職場の人とコミュニケーションを取り、家の話をしたり、普段は相手の仕事をフォローしたりするなどすることで、周囲の人も突然の早退や病欠に快く対応してくれることが多くなります。
5: やっぱり割り切りが大事!
最後に、やはり大事になるのはママの考え方。
先ほども言ったように、育児も仕事もすべて完璧に! というのはなかなか難易度の高いもの。仕事をしている以上、子どもと接する時間が短くなってしまうのは必然です。
ママがストレスをためてしまっていることには子供は敏感に気がついてしまいます。
そんな時、自分を攻めることなく、「これは仕方のないこと、その分、一緒にいられる時は子ども最優先で思いっきり遊ぼう!」など、割り切った考え方で日々を過ごすことが大切です。
優先順位を見極めて快適に仕事復帰しよう
仕事を再開したい理由は人それぞれ。それゆえに、仕事を再開する時期もまた人それぞれです。
周囲はもう働いているから……そんな風に焦ってしまうこともありますが、まずは自分の中での優先順位をしっかり決めて、行動してみましょう。
時には人に頼って、上手に仕事復帰を目指しましょう!
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