共働きが子どもに与える影響とは? 実はメリットも大きい?
育児をしながらの仕事、大変さはもちろんありつつも、やりがいを感じながら生活しているパパママは少なくないはず。
しかし、頭の片隅で気になるのは、共働きがまだ小さな子どもにどう影響するのか?という部分ではないでしょうか?
「もしかしたら寂しい思いをさせているかも……」「将来にどう影響してくるのかな?」そう心配になってしまうことも多いですよね。
今回は、共働きの家庭が子どもに与える影響について紹介します。
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Contents
両親の共働き、子どもはどう思っている?
親としては「共働きで寂しい思いをさせているかも」と思ってしまいがちですが、実際子どもの方がどのように感じているのでしょうか?
やはりはじめは両親が不在の家に帰ってくることに対して寂しいと感じてしまうことも多いのだそう。
しかし、慣れてくることで1人でいる不安の中でも、自分だけの自由な時間、空間というものを満喫し始めるようです。
ここで親が気をつけなければいけないのは、「しっかりとやることはやる」ということを約束しておくことです。
やはり自分だけで楽しめる時間とあれば、自分の好きなことだけをやってしまいがちです。そんな時のために「パパとママが帰ってくるまでに宿題は終わらせる」「遊びに行くときはママに連絡する」など、いくつか決まり事を作っておくと良いでしょう。
子どもとのコミュニケーションのポイントは?
一日のうち、多くの時間を親と離れていることに関して「かわいそう」と思ってしまったり、周囲からそのような言葉をかけられてしまったりすることもあるでしょう。
しかし、そのように言われて育った子どもは、自分のことをかわいそうだと思いながら生きていく傾向があるのだそう。
一緒にいられない時間が多い分、子どもが親と一緒にいたいと思う欲求をしっかりと叶えてあげるため、帰宅後や休日はとにかく子ども優先!と考えながら過ごしてみましょう。
また、父親が育児に積極的に参加することで母親の負担も減り、子どもと触れ合う時間がより長くなります。
父親が育児参加することにより、子どもに対して良い影響も多いものです。
共働きが子どもに与えるメリットは?
子どもに寂しい思いをさせてしまうことへ目が向いてしまいがちですが、実は共働き家庭ならではの子どもへのメリットも多く存在しています。
1: 自己管理が上手な子どもになる
共働きで両親が家を空けていることが多い場合、おのずと子供は自分の時間を自分の思うように使うようになります。
そこで、いくつか両親が帰ってくるまでのタスクを与えることで、限られた時間で、やるべきこととやりたいことをする時間の管理を自分自身で行うようになるのです。
また、当たり前のことと思いがちな、家に帰ったら鍵を閉める、脱いだ服は洗濯機に入れるなど日常の行動を自分自身で行う場面が多いため、行動としてもやらなければいけないことを理解し、できることが増えていきます。
共働きであることは、子ども自身の自立に対して良い影響も多いのです。
2: 働くことへのイメージが具体的になる
日々、両親が働いている姿を見ることによって、子どもは“働くこと”がどういったことなのか?ということをより早い段階で具体的にイメージできるようになります。
それによって、働くことやその前段階である進学などに関しても、親があれこれ言わずとも自分自身から興味関心を持って勉強したり、決定したりすることができそうですね。
より子どもが働くことへのイメージがしやすいよう、お休みの日などに、パパやママの仕事について話してみたり、何のために働いているのかを話してみたり、子どもに対して働くことへの情報を与えてあげてもいいかもしれません。
これをすることで、「パパやママはいつも働いてばかりで家にいない」というマイナスイメージを子どもから持たれづらいという、親にとってもメリットも大きくなるのではないでしょうか。
3: 経済的な余裕が生まれる
共働き家庭は働きにでる人数が多いため、おのずと世帯収入が多くなる傾向にあります。
しかし、経済的な余裕が一体どのように子どもに影響するの?と思う人も多いですよね。
実は家庭に経済的な余裕がある、ということは日々の生活だけではなく、子どもが望んだ教育の機会を、より多く提供できるというメリットがあります。
もちろん、子どもの努力次第の部分が大きいですが、経済的な余裕がなく希望の習い事をさせてあげられなかったり、進学先を狭めてしまったり、という可能性が低くなります。
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プラスな面に目を向けて!
子どもと離れている時間が長い分、不安になることも多い共働き。
しかし、子どもに与えるメリットも多く、子どもが自立し成長して行くことを促すという側面もあるのですね。
マイナスな可能性ばかりを考えていたら、せっかくやりがいのある仕事も心から楽しむことができなくなってしまいます。
休日には、平日に遊べない分、思いっきり子どもと会話し、ふれあってあげましょう。そんなパパやママの姿もきっと子どもも理解してくれていますよ。
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