中学受験のその先にあるもの。中学受験のメリットって!?
こんにちは。大迫です。いよいよ、中学受験です。3年間、あるいはその前から勉強してきた結果がたった半日で出てしまうのです。終わってみると、本当にあっという間・・・です。
中学は義務教育ですから、みんな公立に進学することが出来ます。
それでも、中学受験するのはなぜでしょう?
1.まず、基礎学力が身に付く
小学校時代の勉強で得た知識というのは、その先の中学・高校の勉強に、必ず、役立ちます。なぜなら、勉強はずっと続くからです。さらに、中学受験では、中学の範囲の勉強も入っていますので、中学入学後の勉強にスムーズに入っていけます。 さらにもっと深く知りたい、という興味を持つ糸口になることもあるでしょう。
2.中学受験を頑張ったという自信が出来る
この自信が子供を成長させます。これだけ頑張ったんだから、という気持ちは、次に、困難な事があったときに、立ち向かっていく勇気になります。自信が自己肯定感を生み出すのです。もし、失敗したとしても、その失敗から学ぶことが必ずあります。まず勉強でもスポーツでも、一つのことを頑張ること、が大事なのです。
3.一緒に頑張ってくれた家族への感謝や、信頼の心が生まれ、その後の、いい親子関係を築くことができる
中学受験は大学受験と違って、子供だけでできるものではありません。親子で協力して取り組むものです。受験時に嬉しかったこと、をお子さんに聞くと、「お母さんがお弁当を作ってくれたこと」「お父さんがお迎えに来てくれたこと」を挙げる子どもたちが沢山います。親御さんの笑顔を見るのが嬉しかった、という子どもたちも多いです。
4.好きな事を取り組める環境や設備が整っている
私立中学では、たとえば、スポーツなどの課外活動や、特色のある課外活動、また、恵まれた設備、留学などの学習環境が充実しています。また、高校受験で、部活動を中断する必要がありません。また、中学入学後は、一生付き合える友達や、尊敬できる先生、との出会いもあります。
また、その一方、自宅で過ごす時間が少なくなる、夜遅くまで塾通いをする、費用がかかる、(一般的に、3年間で300万円くらいかかると言われています!)失敗したときのショックが大きい、習い事が続けられない、日曜日に出かけられない、大学付属校の場合、外に出にくい・・・などのデメリットもあります。
それを、補うのが、ご家庭での声掛けや、サポートであり、お子様の適正や、将来を考えた長期的スパンを持った視点、です。
中学受験をする子供たちは、まだ12歳です。大学受験のような勉強はできませんし、「学力」だけでなく、「強い心」も必要です。学力だけでなく、心も体も健全に成長するように、大人たちが子供を導いてあげなければいけません。
中学受験は、ゴールではありません。まして、人生の目標でもありません。
大切なことは、中学受験を通じて、子供たちが「学ぶ」楽しさを知り、「論理的思考」を身につけ、「頑張る気持ち」を持って、「自立した人間」になることです。
お子様にどんな人間になって欲しいですか?
中学受験をお考えのご家庭は、まず、ぶれない「軸」をつくっていただきたい、と思います。子育て期間は、意外と短いものです。その中での中学受験は、親子で一つの目標に向かってともに歩む、最後の機会・・・かもしれません。そして、ぜひとも、「親子で楽しむ中学受験」「やってよかった中学受験」をしていただきたい、と思います。
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