これさえあれば今夜も夕飯は余裕!!常備菜、基本のレシピ8選
共働きで子育て生活中という妻の方は、食事の支度をするという事が、毎日の大きな難解だと感じている方も多いと思います。
1品作るのが精一杯な日でも、1汁3彩を可能にするために活躍するのが【常備菜】です。
今回は、日持ちする常備菜。8種類のレシピをご紹介したいと思います。
常備菜として向いている調理方法
昔ながら知られている、和食の調理方法は、常備菜として日持ちするものが多くあります。
しかも、食べ慣れている味を食卓に出すことができます。
疲れているときに、食べ慣れている懐かしい味を感じると、ホッと感じることができますよね。
では、どんな料理方法があるのでしょうか。一つずつ考えていきましょう。
煮物
煮物は難しいと思っている方も多いようですが、実はとても簡単で、日持ちする常備菜として便利な料理方法です。
煮る材料によって、時間は変わってきますが、基本的にはどの煮物も、料理工程は似ているのです。
1、材料を簡単に炒め、だし汁の中に炒めた野菜や食材を入れる
2、柔らかくなるまで煮る(時々、上がってくる灰汁を取る)
3、味付け用の調味料を入れる。落し蓋をして10分ほど煮る
以上です。
味付けをして10分ほど煮てからは、火を止めて冷まします。この冷ましているときに、味が染み込んでいきます。
ちなみに、魚を煮る時は【1、炒める】の工程は、必要がないことが多いです。
難しいと感じる方も多い煮物ですが、基本的には3ステップの料理になります。
しかも、煮定る時間が多いので、焦げるという心配も少ない料理方法と言えます。
日持ちに関しては、煮る食材によって変わります。
でも、3日ほど持つものも多くあります。食べる前は、火を通してから食べることをおすすめします。
漬物
日本食の保存食になる【漬物】
漬物と言っても、日本にはたくさんの種類があります。
ぬか漬け
塩漬け
酢漬け
醤油漬け
味噌漬け
からし漬け
など、漬物にはたくさんのレパートリーがあります。
もともと、保存をすることを目的としている調理方法。
上手に活用すると、日持ちする便利な常備菜になってくれます。
簡単、塩漬けの作り方
1、つける野菜を、食べやすい大きさに切ります
2、塩を小さじ4分の1ほど入れて、もむ。
3、野菜から水気ができてきたら、水気を絞る 完成です。
季節の野菜を使うなら、その時期に必要な栄養を取ることもできますね。
漬物:野菜以外
例えば、卵の黄身。
醤油や味噌に黄身を入れて、2~3日ほどすると美味しい漬物になっています。
お酒のおつまみにもなりますし、ごはんのお供にもとても良いお漬物になります。
その他にも、お肉や魚をつける事もできます。
でも、味噌や醤油に肉や魚をつけて数日間置く場合、味が染み込みすぎてしまう場合があります。
なので、つけるための醤油や味噌に、一工夫をしましょう。
醤油の場合、水で薄めて、砂糖で甘さをプラスしてからつけると塩辛くなることが少なくなります。
醤油 20mlに対して
水 40から50ml
砂糖 小さじ1
タッパーかジップロックなどの保存袋に入れます。
そこに表面の水分を拭いた、魚や肉を入れます。
タッパーの場合、魚や肉の半分くらい使っている状態になっていれば、大丈夫です。
でも、毎日漬けたものをひっくり返しましょう。
ジップロックなどの保存袋の場合
薄めて味付けした醤油と肉か魚を入れ、空気を抜いて閉じます。こうすることで、肉や魚全体に醤油がかかっている状態になります。冷蔵保存で4~5日ほど日持ちします。
味噌の場合は、味噌と砂糖と酒で簡単な、みそ床を作ります。
味噌 大さじ2
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1
これを、醤油漬けと同じ要領で肉に付けていきます。冷蔵庫で4~5日ほど保存期間をのばすことができます。
ここでご紹介した調味料の量は、基本的な量になります。肉や魚の量によって調味料の量は変えていただけますようお願いいたします。
佃煮
佃煮も保存期間が長くなる常備菜になります。
例えば、キノコの佃煮。
キノコ自体は、賞味期限が短い食材です。
でも、佃煮にすることで、日持ちする常備菜になります。
酒、砂糖、しょうゆで佃煮にすることができます。キノコの種類はどれでも大丈夫です。何種類入っていても大丈夫です。安くなっているキノコで簡単に作っていきましょう。
作り方
1、キノコをほぐしていきます
2、酒1カップ 砂糖大さじ90g 醤油大さじ90gを鍋に入れ、ほぐしたキノコも鍋に入れて火をつけます。
3、落し蓋をして、弱火で15分~20分煮ます。汁気を飛ばすので、鍋のふたはしないで大丈夫です。
4、汁気がほぼ無くなって来たら、火を止め冷まして完成です。
冷蔵保存で2週間くらい日持ちします。味もついているので、ごはんのお供や、お酒のおつまみにもなります。
野菜炒めや、スープの具としても使えて便利です。
煮びたし
煮びたしという調理方法も、冷蔵保存で4~5日ほど日持ちする、便利な常備菜と言えます。
煮びたしと聞くと「茄子の煮びたし」を連想する人も多いと思います。
茄子以外にも、小松菜、ほうれん草、ピーマン、しし唐、などたくさんの野菜のレパートリーがある調理方法です。
基本的な作り方をご紹介します。
1、材料の野菜を、食べやすい大きさに切る
2、切った野菜をゴマ油で炒める
3、炒めたところに、醤油と砂糖を入れる。(砂糖の量は、醤油の半分の量)そして、軽く炒める。
4、3のところに水を入れる。(野菜がひたひたにかぶるくらいの量)
5、落し蓋をして、汁気が無くなるまで煮詰める。 汁気がが無くなってきたら完成です。
冷蔵保存で、4日ほど日持ちします。
きんぴら炒め
きんぴら炒めと聞くと、ごぼうと人参のきんぴら炒めをイメージする人は多いと思います。
基本的なきんぴら炒めは、ごぼうと人参のようですね。
でも、そこにコンニャクを入れたり、お肉を入れたりすると、味も食感も変わってきます。
ごぼうではなくて、レンコンやちくわなどを使って、きんぴらを作る事もできます。
いろいろな野菜で作ることができる、魅力的な料理方法「きんぴら炒め」。
味付けがしっかりとしていたら、冷蔵保存で4~5日ほど日持ちしてくれるので、共働き世帯には、嬉しいレシピになりますね。
基本的な作り方
1、炒める食材を切る。鷹の爪は種を取り出し、細かく切る。種は使用しない。
2、野菜をゴマ油で炒めます。
3、2の野菜に火が通ってきたら、「酒、醤油、砂糖、(すべて同量)」鷹の爪を入れ、蓋をして蒸し煮にする。
4、食材が柔らかくなってきたら、味見をして味が足りなかったら醤油をプラスします。完成です。
ちょっとおしゃれな常備菜
これまでは、日本食として古くから食べられてきた料理をお伝えしました。
でも、たまにはおしゃれな料理を食べたいと思ったりもしますね。ここからは、少しオシャレな常備菜をご紹介したいと思います。
オイル漬け
食材の保存性を上げるだけではなくて、香りも豊かにしてくれるオイル漬け。
簡単にできる上に、冷凍保存をしたら1週間~2週間くらい日持ちする、嬉しい調理方法です。
基本的な作り方
1、食材を食べやすく切ります
2、材料を炒めます。
たっぷりの油の中にニンニクスライス、鷹の爪を入れ、低音で加熱を始める。
火をつけてすぐに材料を入れ、20分~40分ほど炒める。食材から水分がとんだら、冷めるまで放置する。
3、保存容器に2をオイルごと入れ、食材がかぶるほどオイルをかける。この時にローリエを入れておくと香りが良い。
以上
これは、基本的なオイル漬けの作り方ですが、つける食材によって、作り方が変わる場合もあります。
作る際は、作り方を調べてから作るよう、お願いいたします。
オイルも、オリーブオイルやごま油など、香りを使い分けることで、好みのオイル漬けを作ることができますね。
ソース
野菜などは、ソースにしておくのも、日持ちする常備菜になったりします。
ソースの活用方法としては
パスタソース
グラタンソース
パンにつける
スープにアレンジ
などに使用することができます。ソースを作っておくと、1品を簡単に作ることができるようになりますので、おすすめです。
基本の万能ソースの材料
ネギ(玉ねぎ、長ねぎ、どちらでも大丈夫) 好きな量
ニンニク1から2
醤油 材料が隠れるくらいの量
作り方
1、ネギか長ねぎをみじん切りにします。ニンニクもみじん切りにします。
2、1を同じボールに入れ、そこに醤油を入れる。1の食材がひたひたになるくらい
完成です。
このソースの使い方は
・ドレッシングにしたいなら、ゴマ油やオリーブオイルを混ぜて野菜にかける
・揚げ物のソースとして
・冷奴、湯豆腐のタレとして
・炒め物の味付けとして
など、様々な活用方法があります。
冷蔵庫で4~5日ほどで使い切るようにお願いします。
徐々に、タレにとろみがついてくるように感じます。これは腐っているのではなくて、ネギから出ている自然のとろみなので大丈夫です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、日持ちする常備菜の基本的なレシピをご紹介しました。
今回ご紹介したレシピは、基本的な作り方なので、各家庭でお好みの感じにアレンジをして「家の味」を作ってみてください。
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