子供だけで大丈夫!?正しいエレベーターの乗り方を子供に教えよう
春の新学期が始まり、新しい友達ができたことでしょう。春の行楽やこれからのGWシーズンに誘われて、子供達だけで外出し、遊びに行く機会が増えます。駅や建物の中のエレベーターに乗ったときに、エレベーターのマナーを子供達は、知っていますか。
お父さんやお母さんが近くにいれば、すぐに注意ができます。子供達だけで外出する前に、正しいエレベーターの乗り方のポイントを教えておきましょう。
1.エレベーターは公共の場
はじめにエレベーターは、公共の場であることを子供達に伝えましょう。特に、エレベーターは様々な人が利用します。ベビーカーを押している人や、体調の優れない人、高齢の人と自分たちの周りの様々な人たちが利用しています。ついつい話しに夢中になって、ぶつかってしまったり、慌てて<閉>のボタンを押して後から来る人が乗れなかったりします。
エレベーターは上下階への移動手段であり、公共の場であることを忘れないようにしましょう。
2.ドアの前で正しい姿勢で待っている
エレベーターは安全のため、ゆっくり移動します。自分たちがいる階に到着するまでに、「まだかな。まだかな。」と気持ちが焦ってしまいます。エレベーターが到着するまでに、ボタンを何回も押してしまったり、ドアに寄りかかってしまったりします。しかし、そのことにより誤作動や故障の原因になるとともに、開閉時に手や足を引き込まれ挟まれてしまいます。
3.小さい子供は大人と一緒に乗る
子供といっても、幼い子供は一緒にエレベーターに乗ることからはじめ、エレベーターの中では、静かにすることを教えましょう。ボタンを押し続けることはしない、降りる人が先であること、次に乗ってくる人がいたら<開>のボタンを押すことを伝えましょう。
そして大事なことはエレベーターに乗る人は身体の不自由な人や高齢者、ベビーカーを押した人など社会的弱者である人が多いことを教えると良いでしょう。
4.エレベーターの非常ボタンを活用する
エレベーターの中でふざけて暴れると、エレベーターの故障の原因になり、緊急停止してしまうことがあります。また地震などの災害時にも揺れを感知して非常停止します。その時は慌てず、非常ボタンを押して外部との連絡をとるようにしましょう。そして、小さい子供でなくとも、エレベーターの中で、犯罪に巻き込まれそうになったら非常ボタンを押すことを子供達に伝えましょう。
エレベーターはドアが閉まると密室になるので、子供一人で乗ることにより、犯罪に巻き込まれることが考えられます。それは、災害時にも同じです。非常ボタンがあることを確認できる年齢になるまで、子供だけでエレベーターに乗ることに、大人が注意することが大切です。
5.マナーも大切ですが
もちろんエレベーターの中は公共の場ですので、正しいマナーを伝えることは大事です。エレベーターの乗り方のマナーと共に、乗り方一つで危険なこともあることを理解できる年齢になるまでは、なるべく大人が一緒に乗り、一つ一つ教えていきましょう。そしてエレベーターを利用する人たち全てが気持ちよく乗ることができるようにしましょう。
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