マイナスなことが起こった時こそチャンス!~子育て変化の時~
こんにちは、エッセイスト・カウンセラーの若松美穂です。

子どもを育てていれば一度や二度(ん~、それなら、全然少ないほう!)、何度かは、子ども同士のトラブルに遭遇することがあることでしょう。子ども同士のこととして、解決できればいいのですが、相手の親御さんも巻き込んで大事(おおごと)になり、子どものグループ内でのもめ事の場合は、さらに関わる人が増え、悩みが大きくなることがあります。

それだけではなく、子どもと祖父母、子どもとご近所さん、子どもと学校の先生の相性があまりよくなくて、トラブルが起きることだって……。親としては、辛いなと感じること、苦しい気持ちになることもあるでしょう。

でも実は、困ったことや、マイナスだと感じることが起こった時。それが、子育てにとってはチャンスになることもあります。

【見えない・知らない子どもの姿を知るチャンス!】

親はつい、“自分の子どものことは何でも知っている”と思いがちです。でも、離れている時間が多ければ多いほど、私たちには見えない姿や、知らないこともあるものです。案外、他の人の方が、よ~く見えている。心の距離がある分、冷静に判断できるということも……。

「うちの子に限って」「そんなことをするような(言うような)子ではない」と決めつけず、子ども本人と、そこに関係した方たちに、話を聞いてみましょう。もちろん、それぞれが自分の目線・自分なりの判断で話すので、全てをうのみにせず、子ども自身や周囲の方たちの話を聞いて、総合的に判断することが必要です。

【親の対応を振り返るチャンス】

大人から見れば「なぜそんなことをしたの」「どうしてそんなことを言ったの?」と思うこともあるかもしれません。でも、“なぜ”や“どうして”が分かっていれば、していないことも多いもの。子ども自身、どう説明すればいいのかわからないけれど、してしまったということもあります。

子どもが何か困ったことをした時には、私たち親へのメッセージであることも少なくありません。「寂しいよ」「こっちを向いて」「僕を・私を見て」「困っているんだよ」「そんなにたくさん要求しないで」「家の中でもめ事ばかり、もういやだよ!」などなど。

子どもの言動とともに、自分たちの生活や声掛け、行動を振り返ってみることも、時に必要です。事の大きさによっては、周囲から厳しい言葉を向けられることもあるのですが(恥ずかしながら、私もありました)、どの人も、一気に親になることはできないから。仕事と同じく、失敗や経験を積み重ね、成長していくものととらえてはいかがでしょう。

【新しい考え方や対応を知るチャンス】

自分たちの言動を振り返った時、「私たちは間違っていない」と、周囲の考えや意見を突っぱねたくなることもあるかもしれません。特に、同年代のお子さんを持つお母さんたちとの話では「そうよね」「いやね」「大変だったわね」と、共感を得ることはできるかもしれませんが、解決策は見つからない……ということも。

私の経験上、子育ての先輩たちの体験談(その時どうしたか・トラブルを今振り返ってどう感じるか)という話は、とても貴重です。考え方も、受け止め方も、対応も本当にさまざまで、その中から自分にとって「これだ!」と思うものを選ぶチャンスが生まれます。

夫婦・親子だけで解決しようとせず、他の方のアイデアや対応策、解決策も聞いてみるのも、ひとつの方法ですよ。

【まとめ】

マイナスなことが起こったり、ただただ後悔したり、家族間でお互いを責めあってもいい方向には向かいません。過去のすぎたことは仕方がありませんので、大切なのはこれからです。
この先の子どもや、親としての自分、親子関係を今まで以上に良いものにしていくために、それまでの自分たちをふりかえり、どうしていくのがいいのかを考えていくことが出来たらいいですね。