子どもが片付けを自発的にしてくれる7つのポイント
「一人暮らしを始めて気がついたこと、、、それは私が片付けられない人間だということ。」
こんなことを思ったことはありませんか。
実家から離れることで自分や生活するということを再発見する機会になりますので、様々なことに気がつくと思います。料理が不得意だということやお風呂掃除が重労働だということなどを実感するでしょう。
「汚部屋」というワードが定着してきていることは片付けられない人が多いということを象徴しているのではないでしょうか。大人になってから片付けられないと習慣になるまで時間がかかってしまいます。「大人」は当たり前のように片付けをしなくてはなりませんので、できない自分を認めることが難しくなってしまいます。だからこそ、子どもの頃から片付けることを習慣として、体に染み付かせることが欠かせないのです。今回はどのような工夫をすれば子どもが片付けを率先してくれるようになるのかについて注目してみます。
Contents
1. 片付けやすい場所を確保してあげましょう!
片付けることを習慣にするためには片付けやすい場所を作ってあげないといけません。簡単にモノを入れられるように収納ボックスは大きい口のものにすることや片付けることを途中で飽きてしまわないようにおもちゃの量を少なく保つなどの試みに取り組むことでスムーズに片付けをすることができます。「片付け」イコール「楽にできる」こととして子どもにインプットされれば習慣付けることが安易になります。
2. 最初は親御さんも手伝いながら片付けを初めてみましょう!
まだ言葉がたどたどしい子どもの場合は特に言葉だけでなく、お手本も必要になってきます。片付けの初心者である子どもに親が片付ける姿を解説付きで見せてみるのも一つの策だと思います。子どもの吸収力は凄まじく、五感をフル活用して様々なことを自分のものにしていきます。この習性を利用して「本を読み終わったから元の場所に片付けようっと」などと一言行動に添えてみることで子どもは片付けを習うことができます。何事も少しずつ初めていくことが長続きの秘訣ですので、長い目で見守ってあげましょう。
3.「片付けなさい」だけでは言葉が足りません!
片付けをしなくてはいけない理由をちゃんと教えましょう。「使ったモノはちゃんと戻してね」や「お片付けをしましょう」だけでは行動に結びつかない場合もあります。「◯◯くんの車がたくさん床に落ちていたら、間違えてお母さんが踏んじゃうかもしれないよね。危ないよね」と言ってあげると片付けの必要性を感じてくれます。片付けを自発的に行ってくれるためにもいいスタートでしょう。
4. 遊び感覚で片付けを取り入れてみましょう!
遊びの一環で多くの親御さんが公園などで子どもと一緒に走りながら競争をしている姿をよく見かけると思います。子どもはすぐに様々なものを競争に変えて、特に大人との対決を好みます。そこで「誰が多くおもちゃを箱に入れることができるか」ゲームなどを行ってみると「片付け」に対して楽しい印象を持つでしょう。片付ける行為を楽しいものだと教えることでその後のやる気にもつながります。また簡単な勝負にはせず、アメとムチを使い分けて勝負に挑んでみてください。
5.「お片づけ時間」を決めましょう!
片付けの時間を決めることで起床時間や食事の時間のように生活の一部として、片付けの時間を確保することができます。「ご飯の前に」や「お風呂の前に」と事前に片付けの時間を決めることで苦もなく、当たり前のように片付けに励むことができます。
6. 毎回やらなくても気にしないようにしましょう!
子どもが毎回片付けようとしなくても怒らず、見守るようにしましょう。自発的に子どもから片付けられるようになる日がきますので、やらなかったから怒るのではなく、やった時に褒めてあげるように心がけましょう。また、片付けを間違えたとしても怒らずになにが間違っているのかを指摘してあげましょう。
7. 自分で片付けたら褒めましょう!
いくつになっても褒められると嬉しいですよね。特に意味のある上で子どもを褒めることは大切です。子どもは伸び代が大きいので、褒めると喜びややる気が芽生えるますので片付けを習慣付ける際には有効的かと思われます。
まとめ
このような取り組みを行うことで子どもは片付けることに対して好印象を持つことができ、時間がかかるかもしれませんが、片付けの極意を身につけることができるのです。習慣として、当たり前のこととして、整理収納を行うことができれば将来、お子さんは「汚部屋」に住むこともありません。そしてオフの場所、つまりリラックスできる空間を自分で作り上げることができますので、循環の良い生活を送ることになるのです。
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