子育てイライラしない方法!?アメリカの子育てを日本で取り入れてみたら楽になった! 5つの方法
「子育て」と初めて向き合ったママ達は、「子育て」ってこんなに大変だったの?と痛切に感じている方が多いのではないでしょうか?特に初めての子を育てるときは、テレビや本、自分の母親、ママ友から情報を得ながら試行錯誤の毎日が続いていると思います。家事や育児で大変な毎日が続いていて疲れてしまっているのなら、少し視点を変えてアメリカの子育て方法に目を向けてみませんか?
■1.赤ちゃんの育て方の違い
アメリカでは、赤ちゃんの頃から自分の部屋を与えられます。赤ちゃんが泣いたらママやパパは子供部屋へ行き、ミルクを与えたり、オムツ替えをしたりします。部屋が広くて赤ちゃんの声が聞こえない場合には、ベビーモニターを付けるのが一般的です。日本のように家族で一緒に寝ることは、少なく赤ちゃんは一人で寝ています。日本で子育てをしていると、産まれたての赤ちゃんを一人で寝かせたら、布団が顔にかからないのかと心配になります。しかも、赤ちゃんがずっと泣きっぱなしでも、そのまま部屋に置き去りにしてしまうことは、日本のママ達には、難しいかもしれません。そのうちに赤ちゃんは、泣かなくなるとのことですが、添い乳で子供を寝かせている日本とは、あまりの違いに「アメリカって冷たい」と思ってしまう方が多いのではないでしょうか?私は、母から「子供はあまり泣かせないで育てた」と聞いていますし、日本では「子供はあまり泣かせないほうが良い」と思うのが一般的です。近所に赤ちゃんの泣き声が聞こえてしまうのも気になります。
しかし、赤ちゃんが自然に泣かなくなって寝てくれるようになると、夜中に何回も起きて
寝不足になることがなくなり、ママも元気で子供に接することができ、家事もはかどります。昼間に沢山遊んで、愛情を注いてあげることで子供は満足なのかもしれません。
■2.しつけに関しての考え方の違い
アメリカでは勉強することだけ期待されているのではなく、家族の一員として家事の手伝い等が小さな時から与えられます。小さな時から、一個人として認められているためです。
一方、日本では、勉強ができれば家事の手伝い等はやらなくても良く、しつけもなおざりのケースが多いようです。これは、子どもが偏差値の良い学校に行けば、良い就職先が見つかり幸せになれると思っているからです。子どものためを思っているのですから、決して非難することはできません。
しかし、勉強が出来ても、出来なくても最低限のしつけだけは身につけ、子どもが「社会に出て恥ずかしくないようにする」のが親や回りの大人の務めです。
アメリカでは小さいうちから厳しく「公共の場では迷惑をかけないようにする」と教えられています。そういったしつけを小さいうちから厳しく行うからこそ、結果的に子育てをすることに手間がかからなくなります。
■3.教育に関しての違い
アメリカでは両親は子供が自由に個性や能力を伸ばす環境を作ってあげるのが一般的です。そのため、親が一方的に塾や習い事をさせるということは少なく、子どもが自分自身で決定し親が尊重する傾向が多いです。
一方、日本では親が子に習わせたいものを習わせる傾向が非常に強くあります。また、その中でも大学受験のために、子供のころから勉強の習い事を重視されることが多くあります。しかし、無理やり習わせられた習い事は長続きせず、また、途中からおざなりになってしまいます。
こういった習い事に関しては、小さい時に、将来やりたいことは何なのか?そうなるためには何が必要か?を説明して、子供の自主性を養い、それに合わせた習い事をさせることが楽にかつ、良い成長を期待できる方法です。
■4.子供を叱るときの違い
子供を叱るとき、日本では頭やお尻を叩いたりしますが、アメリカではNGです。幼児虐待と見なされてしまいます。ではアメリカではどういった叱り方をしているのでしょうか。
それはパブリックシェーミングという方法です。子供が悪さをしたらその行為をなんらかの形で公表して、こんなことをしたらみんなの笑い者になるのだぞ!と子をいましめるやり方です。例えば、学校の廊下に立たせるも一種のパブリックシェーミングで、廊下に立たされている人を見れば、その人が罰を受けているということが分かり、笑い者にならないように気を付けるようになります。
このように人前で罰を受けたり、叱られたりすることによって、自分が何をすると自分が恥ずかしい目に合うかが分かり、自主的に怒られないように行動するようになるようです。
■5.子供のとの接し方の違い
子育てをしていると、必ずぶち当たる反抗期。思春期のお子さんを持つ方には、本当に悩ましい問題だと思います。アメリカで反抗期がないと言われているのはなぜか?それは、アメリカでは、小さい頃から1人の人格がある個人として扱われているからです。子供の頃から、話し合いで解決する習慣が身についており、自分の意見を認めてもらえる場があります。
親の考え方を刷り込ませるという日本の子育て方法では、自分の考え方が芽生えてきた時に親の考え方とぶつかり、それによって反抗期が生じてしまいがちですが、子供の考えを平等に尊重するアメリカでは、反抗するものがないから反抗期にはならないということです。
子供の意見を尊重するということは非常に難しいことだと思いますが、しっかりと子供と話し合っていれば、世の中的に間違ったことを考えはしませんので、安心してください。
いかがでしたでしょうか?「アメリカの子育て」を知ると「日本の子育て」と随分、違っていることに気付くのではないでしょうか。子供はマニュアル通りには育ちません。子供はそれぞれ個性があり、一人一人違います。そういった個性を尊重するアメリカの子育てを参考にしながら、子供に合った自分流の「楽」な子育てを探して行きたいですね。
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