パートの平均時給はどれくらい? 主婦におすすめの高時給パートとは
パートの求人では、勤務時間などの条件もさることながら、時給もチェックポイントのひとつです。折角働くのなら、できれば少しでも高い時給の職場で働きたいと思うのではないでしょうか。
ところで、提示されている時給は高いのか低いのか――その判断材料としてパートの平均時給を知っておきましょう。
パートの平均時給はいったい、どのくらいなのでしょうか。
主婦におすすめの高時給パートの紹介も含めて解説します。
Contents
パートの平均時給はどれくらいか
それではさっそくパートの平均時給がどのくらいなのかを見ていきましょう。
さまざまなデータがありますが、ここでは2つのデータをピックアップして、傾向を見ていくことにします。
ひとつは、厚生労働省による「令和3年賃金構造基本統計調査」です。この結果を見ると、2021年、パートを含む短時間労働者の平均時給は1384円となっています。これは男女の平均で、女性に限定すると1290円です。おおむね1300円程度と考えて差し支えないでしょう。
もうひとつは、地域別最低賃金です。地域別最低賃金とは、「最低賃金法に基づき国が賃金の最低額を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければならないとする制度」(厚生労働省「最低賃金とは?」のページより)のことをいいます
令和4年度の地域別最低賃金は853円~1072円までの範囲となり、都道府県ごとに異なります。
東京都が一番高い1,072円、神奈川県もほとんど同じで1,071円です。一番低い853円は、青森県、秋田県、愛媛県、高知県、佐賀県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県という10の都道府県が該当します。
地域別最低賃金は毎年見直しが行われているので、時給が高いか低いかの判断材料のひとつとして知っておきたい場合は、現在いくらなのか確認してみると良いでしょう。
主婦がパートをする際に気をつけること
高時給のパートは嬉しいものですが、主婦の場合、気をつけたいこともあります。
ひとつは「扶養」です。
主婦の場合、配偶者に扶養されているという立場にあるのが一般的ではないでしょうか。
それにより、扶養している配偶者は税金の控除が受けられるのですが、「扶養する人の収入が103万円以下であること」という条件があります。
つまり、主婦がパートに出て103万円を超える収入を得た場合、配偶者には、それまでの「配偶者控除」が適用されなくなるということ。
103万円を超えた場合でも「配偶者特別控除」に移行して救済されるケースはあるのですが、年収が201万円を超えた場合は、控除は何も受けられなくなってしまうので注意が必要です。
また、収入が48万円を超えた場合には、確定申告をしなければならない可能性もあります。どのようなケースに確定申告が必要かは一概には言えないのですが、48万円という金額をひとつのラインとして頭に置いておくようにしましょう。
主婦向けの高時給パート
求人を見ると、さまざまな職種があります。
その中から、主婦に向いている、一般的に高時給とみなされることが多いパートをピックアップしてみました。
コールセンター
コールセンターは、お客様から企業にかかってきた電話を受ける仕事です。
商品の注文や交換の依頼、製品サポートや修理依頼、トラブル対応など、内容は業種によって多岐に渡ります。
テレホンアポインター
コールセンターと混同されることもあるようですが、「テレアポ」とも略されるテレホンアポインターの仕事は、電話をかけること。
新しいサービスや製品を紹介する営業職のひとつに該当します。
家庭教師や塾の講師
家庭教師や塾の講師も、ほかの職種に比べると高時給な傾向にあります。
主婦も活躍できる業界ですが、児童や生徒を相手にするため、実際に稼働できるのは学校が終わって以降、夕方から夜にかけての時間帯になる点がネックといえばネックかもしれません。
家事代行
依頼主に代わり、掃除や洗濯、料理などの家事を行う家事代行も、高時給で知られている職種のひとつです。主婦として磨いてきたスキルが活かせるというメリットに加え、子育てや家の用事に合わせてシフトを組めます。
そういった点では、まさしく主婦向けの副業といって差し支えないでしょう。
高時給のパートならCaSy(カジー)の家事代行がおすすめ!
家事代行サービスのCaSy(カジー)では、高時給のお仕事をご用意しています。
業務委託であれば1,500円~、パート・アルバイトであれば1,300円~となっています。
パート・アルバイトでも東京都の地域別最低賃金より200円以上高く、厚生労働省が発表した女性の平均時給よりも上です。さらに交通費もきっちり支払われるだけでなく、昇給制度も設定しています。
週に1日1時間だけという隙間時間を活かした働き方もできるなど、フレキシブルに働くこともできます。時給が高いだけでなくやりがいが大きい点もポイントです。家事代行を提供したお客様からの感謝の声もダイレクトに届くなど、やりがいが大きい点もポイントです。
パートの平均時給や、主婦におすすめしたい高額のパートについてお伝えしました。
主婦でも稼げる時代です。扶養や確定申告のことも考慮に入れつつ、家事の手の空いた隙間時間にぜひパートに出てみませんか?
家事代行なら、身につけたスキルで活躍できるだけでなく、時給も高額。
感謝されるという喜びもついてきます。どうぞこの記事をパート探しの参考にしてくださいね。
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