「あなたにしかできないことに時間を使ってほしいから、家事は任せても大丈夫」CaSyキャストジャーナル②松浦 純子(まつうら・じゅんこ)さん

カジーで働くキャストをご紹介する「CaSyキャストジャーナル」。第2段は、ベテランお掃除キャストの松浦 純子(まつうら・じゅんこ)さん。カジー創業時から活躍する人気キャストで、”汚れ落としのマツジュン”として、今ではメディア出演経験も多数。

ワーキングマザーとして子育て期間を駆け抜けた松浦さんでしたが、60代を目前にライフワークとして選んだのは、カジーでのキャストの仕事でした。「苦労してきた自分だから、子育て真っ最中のお父さんお母さんの助けになりたい」。少しでも生きやすい世の中へ、自分から行動を起こす、そんな思いが松浦さんの原動力になっています。

 

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カジーで家事代行を始めて、6年になります。若い頃は銀行で勤めていたんですが、そのうちに主人が独立して、個人で仕事を始めました。そこで私も手伝うことになって、そのうち自分でも会社を立ち上げて、ずっと仕事をしてきました。

仕事と子育て、家事との両立に、ものすごく苦労したんです。

私は手を抜くことができないタイプ。2人の子供には仕事を終えてから手作りをした食事を、と必死で作って食べさせた。それから洗い物をして、洗濯物を畳んで、主人が食べ終わるのを待って…、そんな毎日。PTA活動なんかも、真剣にやってしまう方なのよ。本当に仕事のほかに妻業、母業、地域のお仕事まで、一手に引き受けてやってきた。

 

私の時代は、そうして女性が全てをやるのが当然のことだったんです。それでももちろん、ストレスはたまります。「私はお手伝いさん?」と自分を卑下する気持ちになって、すやすやと寝ている主人の首を締めてやろうかと思ったことも一度や二度ではありません(笑)。

 

そんな私も、60代目前となったとき、人生の転換期とでもいいましょうか。これまでの仕事とは、ひと区切りをつけようと決めて、先のことを考えたときに、「自分にとってライフワークみたいなものがあるといいな」と思った。

60歳を過ぎると、「毎日暇で、仕事をやめなければよかった」「生きがいが感じられない」という声を周りから聞くことも増えてきます。「ずっと何かはしていたい」と思っていたのですが、その中でも「人に喜んでもらえることがしたい」という思いがあったんです。

 

人間って、誰かに喜んでもらうことがいちばん幸せなことだと思っているの。家族や友達、ご近所さん、誰でもいいんだけれど、私は「ありがとう」という言葉に生きがいを感じる。お金も大切だけれど、心からの「ありがとう」は本当に格別です。

 

自分が誰かに喜んでもらえることといったら、若い時から大好きだった「お掃除」だと思った。そんなときにカジーを見つけました。

▲お掃除は昔から大好き。「汚れを落としているとアドレナリンが出るの!」とは本人談。

 

お掃除は自分の家でずっとしてきたことだから、いざサービスに入っても、困ることはそんなにありませんでした。失敗をしたことももちろんあったけれど、基本的には自宅の家事の延長ですから。仕事を始めて、「喜ばれる」という実感はすぐに湧いてきました。またカジーは、自分がしたいときに、思い立ってすぐできるのがとても気に入りました。

 

あるご家庭では、還暦のときにお祝いの似顔絵をお子様が描いてくれたの。家族ではないのだけれど、一つ家庭を支える存在として、受け入れてくださっているのかな?ととても嬉しくなりました。何年も同じご家庭に勤めていると、お子さんの成長を近くで見られる楽しみも生まれるんです。家族とは違うけれど、支える役割として、深い絆が生まれるのもこのお仕事の醍醐味です。

 

お客様が笑顔になって「ありがとう」と喜んでくださることは、今では生きがいの一つ。喜んでいるお客様をみると、「次はああしてあげよう、こうしてあげよう」ってどんどんアイディアが湧いてくる。おまけに、家の中では無償労働だったことに、ちゃんと報酬が発生するってとても嬉しいことですよね。

 

少しずつ経験を重ねて、今ではテレビや雑誌などのメディアにも出させていただくことも増えてきました。そんな中で私も色々な思いが固まってきました。

 

家事というのは、人に任せても大丈夫。でも家族にとっての妻や母の役割は、絶対に自分にしかできないこと。誰がやってもいい掃除、洗濯、お料理…それは人に任せて、自分にしかできないことをしたらいい。そう思えるようになりました。

 

振り返ると私は「主人の首を締めてやろうかしら」なんて思いながら、きっとそのイライラを子供たちにもぶつけてしまったこともあったでしょう。「ママ遊ぼ」って言われても、家事に追われて応えてあげられなかったこともあったと思います。

 

自分がしてきた苦労を、今の若いお母さんたちにはしてほしくない。私がお手伝いすることで、お子さんと思いっきり一緒に遊べる時間が創れたらいいな、と思っているんです。

▲メディア出演経験も増えてきた松浦さん。

 

サービスに入らせてもらって思うことは、国や企業などの制度面ではまだまだの部分もありながら、今のお父さんお母さんたちが「家の中のことを外部のサービスに頼んでもいいんだ」という意識を持っている。それは一歩も二歩も前進です。今までは、家庭の中に第3者が入って家事をすることは、限られた人にしか受け入れられなかった。

 

お金を払ってでも負担を減らす考えを持つことが、健康的な暮らしのためにとても大切なんです。例えば休日に一切の家事を私に預けていただき、帰ってきたときのことを気にしないでゆっくりご家族の時間を楽しめるなら、本望だなと感じます。

 

この働き方はシニアの皆さんにもおすすめですよ。

何もすることがない日にも、「今日お客様がいらっしゃるかもしれない」と思ってすぐに働くことができる。「今月はこれだけお小遣いがあるといいな」と思ったときに、何日サービスをこなせばいいか、計画も立てやすい。

今の60代・70代は本当に元気ですよ。受け入れてくださる先があるなら、私も少なくとも70歳までは、続けたいと思っているんです。

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