人生100年時代!だからこそ、ママのキャリアを考える
ここ数年で『人生100年時代』というフレーズをよく聞くようになりました。このムーブメントの基になった書籍『LIFE SHIFT』によると、医学やテクノロジーの進歩によって100歳まで生きる人が、これまでよりも大幅に増えるのだとか。
しかし、2024年頃から超高齢化社会に突入する日本では、これまでと同様の公的な年金制度が維持できるのか等、老後の生活に不安を覚える人も増えています。国家予算の中で社会保障費が占める割合は増加の一途(※内閣府資料)。今や60歳定年ではなく65歳、70歳、果ては生涯現役もありと、多くの国民にできる限り長く働いてもらって税収を得たいというのが国の本音のようです。
それなのにマタニティハラスメントに保活の苦労、小1の壁、家事負担の重さと、子育てしながら働く女性には難題がまだまだたくさん!どうやって働き続けるの!?と嘆きたくなるのは、筆者だけでしょうか……。
Contents
ママの働き方にはどんなパターンがある?
最初から嘆き節になってしまいましたが、そうは言っても以前に比べれば働き方の選択肢は広がったように感じます。
正社員として働く
日本の学生の就職方法は、いまだ年に一度の定期採用が主流。『就活して新卒で正社員として企業に就職』というルートが確立しています。法整備が進んだこともあり、女性は正社員として働きながら『妊娠→産休→育休→復職』という道をたどる人が増えました。
- プラス面:雇用と給与の安定性。手厚い福利厚生が受けられる。社会的信用を得られやすい。
- マイナス面:会社組織の指揮系統の中で働くため、仕事内容や勤務時間など個人の裁量が少ない。子育て中の女性が退職し別の会社で正社員として雇用されるのはハードルが高いことも多い。
パート・アルバイトとして働く
子育てを主軸にするため、フルタイムではなくパートタイムでの仕事を選ぶ人もいます。
- プラス面:時間や曜日など負担にならない範囲を選んで働ける。勤務地を選べる。興味のある分野に挑戦できる(未経験でもアルバイトならOKという場合もあるため)。
- マイナス面:収入や各種手当・福利厚生など正社員と比較して劣る場合が多い。雇用が不安定。
派遣社員として働く
それまで培ったスキルを武器に派遣社員として働くママもいます。
- プラス面:パート・アルバイトに比較して時給が高め。契約にもとづき決められた業務範囲だけで働ける。様々な企業で働ける。
- マイナス面:契約以上の仕事ができない。契約更新されない場合がある。
起業する(フリーランス、個人事業主、会社経営者として働く)
インターネットが普及したことで集客や宣伝が簡単になったり、安価で使える業務ツールやサービスが増えたこともあり、以前よりも起業のハードルは低くなりました。自作品をネット販売したり、自宅の一部でネイルサロンを開業するといった『プチ起業ママ』も。
- プラス面:勤務時間や場所・仕事の選択など全般的に自己の裁量で進められる。得意分野をベースに起業するパターンが多いためやりがいを感じやすい。定年がない。
- マイナス面:収入に波がある。有給がない(自分の体が資本)。
こんな働き方も!ママ注目の新たなワークスタイル
インターネットが普及し、価値観が多様化した現代だからこその新しい働き方もあります。
クラウドソーシング
インターネット上のクラウドソーシングサイトでユーザー登録を行い、自身のスキルや経験などをプロフィールとして表示。そのサイトを通じて、クライアントから仕事を請けるスタイルです。
業務はホームページ制作やデザイン、プログラミング、記事のライティング等が多いですが、最近では事務作業や自宅で受けるコールセンター業務など、多岐に渡ってきています。
家事代行スタッフ
短時間かつ自身の都合のいい日に稼働できるとあって、家事代行スタッフの注目度が高まっています。掃除や料理など磨いてきた家事スキルを発揮できる上に、お客様から感謝されるのでやりがいを感じられるというポジティブな意見が目立ちます。
中でもCaSyは家事代行のお仕事希望者の間で人気が高く、その理由は以下の通り。
- 週1日2時間~OKという柔軟性
- 高時給1,450円~で昇給もあり
- 本社サポートスタッフによる研修&サービスマニュアル完備などのサポートが充実
とくに 3 は、CaSyを選ぶ大きなメリット。家事代行サービスの人気の高まりに伴い運営会社は増えましたが、中にはマッチング作業がメインでスタッフにはほぼノータッチという会社もあります。
CaSyは研修やトラブル時の対応などきめ細かいサポート体制が万全で、安心してお仕事ができるという声が登録キャストから多く寄せられています。
大切なことは何ですか?
こうしてみると働き方の選択肢はずいぶん広がりましたよね。だからこそ、どういう働き方がいいのか迷うこともあるでしょう。
すべての条件がパーフェクトに揃うのはなかなか難しいことですし、どの働き方にもメリットとデメリットがあると思います。だからこそ、最優先したいことは『時間』なのか『報酬』なのか、はたまた『やりがい』なのかを立ち止まって考えることも時には必要かもしれません。しかも、乳児期・幼児期・就学期と、子どもの成長によってその優先順位は変わっていくのが自然です。
変化が激しい中でどんな働き方を選ぶにしても、その時々の経験を自分のキャリアとして積み重ねていけたらいいですよね。
※料金やサービス内容は、記事執筆当時のものであり、現在のサービスと異なっている場合があります。最新の料金やサービス内容は、CaSyサービスサイトよりご確認下さい。
photo/PIXTA
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