介護士からの転職に家事代行がおすすめ! その理由とは?
施設で働いたり、利用者のお宅に伺って仕事をしたりする介護士の仕事。
介護の業界は離職率が高い、なんてことも言われていますが、自分自身の環境の変化や仕事とプライベートのバランスを考えた時に転職を考える、ということは今やどの業界においても一般的になっていますよね。
今回は、介護士の転職にフォーカスし、介護士からの転職に家事代行スタッフがおすすめな理由を紹介します。
Contents
介護士はどれだけ転職している?
それでは介護士の離職率はどれくらいなのでしょうか?
平成25年の介護職の離職率は16.6%、つまりそれに近い割合の人が転職をしているということになります。
しかし、この数字がものすごく高い割合か、というと実はそうではなく、宿泊・飲食業に関しては同じ平成25年には30.4%と、実は他業界の方が離職率が高い場合も多いのです。
転職する人がいる一方、介護士という仕事にやりがいや楽しさを見つけて働いている人も多いということですね。
介護士経験のメリットとは?
それでは、介護士を経験することで、転職に役立つスキルはあるのでしょうか?
1: コミュニケーション能力が身についている
まず、メリットの1つ目としては、コミュニケーション能力が身につくことです。
介護士は仕事の同僚だけではなく、日々高齢者と関わりを持つことで、多くの人とコミュニケーションを取る機会に恵まれています。
高齢者の中には耳が遠いなどが理由で、コミュニケーションに少々時間がかかる場合もありますが、そういった状況でも根気強く話を聞いたり、伝えたりすることで、自然とコミュニケーションを身につけることができます。
2: 体力がある
介護士の仕事は、利用者の入浴や移動の際に持ち上げるなど、体力が自然と身につきます。
また、シフト制など、時間も不規則であるため、その生活に対応するための体力も必要になってきますね。
体力がある、というのはどの仕事においても重宝されるスキルです。
介護士の転職に家事代行がおすすめな理由
それでは、そんな介護士の仕事から、家事代行スタッフへの転職がおすすめな理由はなんでしょうか?
今回はポイントを3つに絞って紹介します。
1: 家事代行前の打ち合わせを円滑に進められる
家事代行は実際に利用者のお宅に伺い、掃除や料理を代行します。
もちろん、業務に入る前に利用者と「特に重点的に掃除して欲しい場所はどこか?」「苦手な食材はあるか?」などの打ち合わせをする必要があります。
また、初めて家事代行を利用する人の中には、伝えるポイントや勝手がわからないという人も多いため、必要な情報や相手の伝えたいことを汲み取って会話するスキルも必要になります。
日頃、高齢者とコミュニケーションを取っている介護士は、人と必要なコミュニケーションを根気強く取るスキルが備わっているため、この打ち合わせを円滑に進めることができるのです。
2: 一日に数件の家事代行をこなせる
家事代行の仕事は1件につき約2〜3時間であることがほとんど。その場合、一日のうちに2〜3件の仕事を入れることも可能です。
3件目ともなると体力も消耗してきますよね。
しかし、利用者からすると、スタッフが今日何件の仕事をしてきたか、ということは関係がありません。
つまり何件目の仕事であれ、しっかりと仕事をこなす体力が求められます。
普段から体力を使っている介護士にはぴったりですね。
3: 働いた分だけお給料に反映される
介護士の転職理由で多くあがるのが「給与が低い」というもの。
家事代行の仕事は、働いた分はお給料に反映されます。多くの件数をこなせば、それだけ月に手に入る金額も多くなるのです。
体力がある介護士経験者であれば、より多くの件数をこなせる可能性が高いため、自分の給与を上げるためにも家事代行の仕事がおすすめなのです。
介護士経験は異業種でも生かせる!
転職を考えた時、どうしても同じ業種や似たような業界で探してしまいがち。
しかし、実は培った経験は他の業種や業界でも役に立つことが多いのです。
介護士からちょっと違う仕事への転職を考えている、という人は、家事代行の仕事も選択肢の中に入れてみてくださいね。
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