ベビーシッターとはどんなお仕事? 家事代行とどう違う?
すでに子育てを終えて、これから何か仕事をしようと考えていたり、保育士資格を持っていたりする人が、選択肢にあげる仕事といえばベビーシッター。
共働き家庭の増加によって、この仕事に対する需要も高まっています。
それでは実際に、ベビーシッターの仕事内容や、その働き方はどのようなものなのでしょうか?
そしてやはり保育士などの資格を持っていないとできない仕事なのでしょうか?
今回は、知っているようで知らない、ベビーシッターの仕事について紹介します。
Contents
ベビーシッターってどんなお仕事?
ベビーシッターは、保護者に代わって子どもの面倒を見るお仕事です。
利用者のお宅に伺って子どもを見る場合もあれば、イベント会場などの保育スペースで子どもを見るという場合もあります。
意外にも保育士などの資格がなくてもベビーシッターの仕事をすることができます。
資格がいらないといえど、子どもを預かるお仕事、やはりその責任は大きいものになります。
仕事内容は保育士や幼稚園教諭と同じく、ただ面倒を見るだけに止まらず、勉強を見たり、トイレや食事のサポートをしたりすることも。
そのほかにもお風呂や寝かしつけ、一緒に遊んだり、保育園に送迎したりと、必要があれば日常的に保護者が行なっていることのほとんどに対応します。
普段保育園に子どもを預けている保護者が、子どもが体調を崩していてもなかなか仕事が休めないという場合にもベビーシッターを利用することもあります。
その場合は、看護師資格を持っていると保護者としても安心感が大きいですね。
また、ベビーシッターで預かる年齢は0〜12歳という場合が多いようです。
これは、ベビーシッター文化の根付くアメリカで12歳までの子どもを1人で留守番させておくこと違法に当たるため、その流れかも知れませんね。
ベビーシッター仕事、その魅力は?
子どもを預かる、というのは責任も大きく大変な仕事。
しかし、その分、魅力も多くあるものです。ここではベビーシッターの仕事の魅力について紹介します。
1: 自分のペースを守って働くことができる
通常、保育士などの仕事は勤務時間が決められており、シフト制で働くことになります。この場合、なかなか自分の都合に合わせて働くということは難しいですよね。
しかし、ベビーシッターの場合は、個人であっても派遣会社への所属であっても、事前に自分の方で勤務できる時間を設定すて働くことができます。
フルタイムではなく、短時間のパートタイムでの勤務も可能です。
2: 仕事をした分だけお金が入る
ベビーシッターの仕事は多くが時給制や日給制です。そのため、仕事に入ったら入った分だけ、お金を稼ぐことができます。
夜間の仕事などは時給が上がることも多く、仕事をした労力の分だけ給与に反映されるというのも魅力の一つです。
3: 子どもと深く関わることができる
保育士や幼稚園教諭の仕事が一度に多くの子どもと接するのに対し、ベビーシッターの場合は、1人、またはその兄弟という少ない人数の子どもの面倒を見ます。
それだけ、子どもと密な関係を築くことができ、子どもからの信頼が大きくなっていくのも感じることができるでしょう。
他人の子どもでありながら、その子どもの成長を喜ぶことができるのは、ベビーシッターの仕事の最大の魅力ではないでしょうか。
収入相場はどれくらい?
ベビーシッターの収入相場は、どういった業態で働くかによってまちまちです。
派遣会社や企業に所属した場合、時給にして1000円〜1500円が相場。
しかし、夜間の保育、家事代行も含めた保育、病児保育などの場合は時給が上がるというパターンが多いようです。
また、看護師などの資格を有していると時給が高い場合もあるのだとか。
会社に属さず、個人でベビーシッターをする場合は、仲介手数料が引かれないのでその分時給が上がります。
個人だと固定の利用者を作りやすいというメリットもありますね。
家事代行との違いは?
ともに利用者のお宅へ伺い仕事をすることが多いため、家事代行とベビーシッターはよく混同されがち。
ベビーシッターの仕事は、場合によって子どものご飯を作ったりなどの仕事内容も含まれることがあります。
しかし家事代行は、あくまで料理や掃除といった日頃の家事を代行する仕事でその中に育児は含まれていません。
また、家事代行の場合、多くが利用者が在宅の状態で行い、利用者が家を空ける際は子どもも一緒に連れていくという場合がほとんどです。
ベビーシッターとして働きたいと考え、仕事を探す場合、家事代行のサービスの中には基本的にはベビーシッターのサービスは含まれていないことを覚えておきましょう。
子どもが好き! ならメリットの多い仕事
子どもに関わる仕事を探す場合、保育士なども選択肢に上がりますが、自分の時間を確保しつつ働けるベビーシッターの仕事は、特に家庭での家事の時間を確保したい主婦などには嬉しい仕事。
資格がなくても働けることから、子育てを終えた主婦の人などにはまさにぴったりの仕事と言えそうです。
まずは、短時間で、という働き方ができるのは大きなメリットですね。
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