家事代行は料理のレパートリーが多い方がいい? お料理代行に求められるスキルとは?
人のお宅に伺って掃除や料理を代行する家事代行のお仕事。
共働き家庭の増加などで需要が高まっている今、主婦の再就職やパートとして大きな注目を集めています。特に料理が得意、という人にとってはやってみたいと思える職業の一つかもしれませんね。
しかし、そこで一つ心配になるのが「どれだけのレパートリーを持っていればOKなのか?」という部分。
今回は、そんなお料理代行の仕事について調査!
レパートリーが多い方が採用されやすいのか? どのような料理が作れる人が求められるのか? という部分を紹介します。
Contents
お料理代行のお仕事、レパートリーが多い方が有利?
どうしても「料理の仕事なのだから、レパートリーが多い方が採用されやすいの?」と考えてしまいがち。
もちろん、その採用基準は家事代行業者によって様々ですが、CaSyのお料理代行を例にとって見ると必ずしもそういうわけではありません。
CaSyの場合、3時間パックの利用で「一汁三菜を基本とした4人分のお食事を提供」できます。
つまり、一回の家事代行で作る品目は主食を含めて5品程度ということになります。
多くの品目を短い時間に作れるに越したことはありませんが、どちらかと言えば、利用者の好みやアレルギーに合わせて臨機応変に対応できる能力を持っている方が採用時に有利に働くことが多そうです。
利用者に喜ばれるお料理代行とは?
それでは、利用者の目線からだと、どのような料理を提供できるスタッフが喜ばれるのでしょうか?
CaSyのお料理代行に寄せられた口コミから、その傾向を紹介します。
食材をきっちりと使い切る
・「短い時間でたくさんの材料を使い切って美味しいお料理をたくさん作っていただき、ありがとうございました。子供用と大人用のお料理とを分けてくださったり、細やかな気遣いもたくさんありました」
・「メニューについては、事前にご提案いただいて食材の準備をしていましたが、余すことなく使い切っていただいて助かりました。
保存期間や食べ方のアレンジ方法ついてもお教えいただけたので、美味しく頂けそうです」
事前に提案して準備しておいた材料や、冷蔵庫の中の食材をきっちり使い切ってくれる、というのが利用者にとっては有り難いようです。
実際、冷蔵庫の中に残っているものや、お料理代行のために買い揃えた食材などは、自分ではどう扱って良いのかわからない場合も。
そんな食材をきっちり使い切ってくれたり、時には調理法や食べ方のアレンジに対するアドバイスをくれる、という点が喜ばれているようです。
栄養バランスが考えられた料理が作れる
・「キャロットライス、初めて食べましたが、とても美味しかったです。人参ぎらいの娘もよく食べていました」
・「どれも大変美味しく頂いております。子供達が小さい為、手料理かつ栄養のある物を食べさせられて一安心です。またお願いしたいと思っております」
・「おいしいことは勿論、野菜たっぷりの健康献立、ひときわ余裕のある仕事振り(余った肉類も次使いやすい形でラップしておいてくれたり、盛り付けもとてもきれい)、どうしたら3時間でこんなに出来るのかと、感動&大満足でした!!」
お料理代行を利用する人の中には時間がなく、なかなか栄養バランスにこだわった料理を作ることができないという悩みを持った人も多くいるものです。
そんな時、野菜がたっぷり入っている料理や、栄養満点の料理を作ってくれるのはうれしいですよね。
品目の多さよりも、限られた品目の中でどれだけ栄養のバランスを上手に配分できるかという部分も重要なポイントです。
子どもが喜ぶ料理を作ってくれる
・「肉巻きを頂きましたが、味付けも丁度良く お肉も固くなってなく 美味しく頂きました。娘は鮭と枝豆ご飯が気に入ったようです」
・「作っていただいたそばから、子どもが「おいしいおいしい」と言って、おかわりしていました。私も仕事からの帰宅が遅く、くたくたに疲れている時に、心のこもった食事をいただけること、とても有難いです。翌朝の子ども達のお弁当もばっちりでした」
・「時間めいっぱい予定以上に作ってくださり、ほんとに感謝感謝です。娘もぱくぱく、主人もガツガツ、ほんとにありがとうございました」
子どもの好き嫌いに悩む家庭は多いですよね。
そんな時に、子どもの好みをしっかりと聞いて食材をアレンジして料理してくれる人もお料理代行で喜ばれるポイントの一つです。
実際CaSyに寄せられる口コミでも、「子どもが嫌いな食材を食べていた」「いつも以上にたくさん食べてくれた」という意見が多いのです。
子どもの分の料理の味付けを変えたりなど、家庭の好みによって味を変化させる臨機応変さも求められるスキルです。
中には3時間で10品目以上作る人も!
もちろん、中にはとにかくレパートリーが多く、3時間の中で10〜13品目ほどの料理を作ってしまうという人もいるようです。
しかし、採用の段階でそれほどのスキルを求められることは少なく、多くの人はお料理代行の仕事をしている中でそのようなスキルを身につけていっているようですね。
逆に利用者の要望に答えているうちに、自然とレパートリーが増えていくことも。利用者の方からうれしいピントをもらうことがありそうですね。
レパートリーよりも利用者の好みを第一に!
レパートリーが多いと、それだけ多くの状況に対応できるため、もちろんそのスキルを持ち合わせているに越したことはありません。
しかし、まずは焦ることなく利用者の好みをしっかりとヒアリングして、「この味付けの方が喜ばれるかもしれないな」「この家庭は中華風が好きそうだな」など、利用者の要望に答えていくことを第一に考えましょう。
基本を押さえて、利用者の要望をしっかりと聞きつつ、自分自身も成長していければ良いですね。
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