苦手な人こそおすすめ!? 家事代行が“主婦のスキルアップ”につながる理由

「家事代行」と聞くと、掃除や料理などの家事が得意な人がやる仕事、というイメージが強いですよね。

実際に、普段家庭で行なっている家事のスキルを生かして、この仕事をしているという主婦の人も多くいるのは事実です。

しかし、実は家事があまり得意ではないからこそ、スキルアップのために家事代行の仕事を選んで働いてみた、という人も中にはいるのです。

今回は、主婦にぴったりな仕事、家事代行が“主婦スキル”アップにつながる理由を紹介します。

家事代行の仕事ってどんなことをするの？

そもそも家事代行とはどんな仕事をするのでしょうか？ 今回は大まかな項目に分けて紹介します。

1: 掃除代行

まず、家事を代行するお宅に伺い、あらゆる掃除の代行する掃除代行。リビングやキッチンをはじめ、トイレやお風呂などの水回りまで、日常で行う掃除を行います。

最近は、共働き家庭も増えており、日々の掃除に手が回らない！ という家庭が多くなってきたことで、掃除代行の需要もどんどん拡大しています。

特に、水回りやキッチンのコンロ周りなどは汚れがたまりやすく、なかなか手をつけられないでいる……なんて利用者も多くいるため、家事スキルの見せ所と言えるでしょう。

2: 料理代行

家事代行の需要拡大で、料理代行にも注目が集まっています。

料理代行も、共働きの増加に伴って、なかなかしっかりと料理する時間が取れないけれど、子供にはバランスの取れた料理を食べさせてあげたい！ と考えている人の利用も多いようです。

こちらも利用者のお宅に伺い、利用者宅にキッチンで調理を行います。

出来上がったものは、タッパーなどに保存するため、一度に一週間分の料理を作るということが多いようです。

料理は得意だけれども掃除はちょっと……と不安になる人も多いですよね。

多くの家事代行業者で、掃除スタッフと料理スタッフは別で募集しているのでご安心を！

3: ハウスクリーニング

家事代行よりも一歩進んだ仕事、というイメージのハウスクリーニングですが、実は家事代行業者では、家事代行スタッフだけではなく、ハウスクリーニングスタッフを募集している業者も多くあります。

内容としては通常の掃除代行ではなく、エアコンの掃除やレンジフードの掃除など、普段の掃除ではなかなか手をつけられない場所や、家庭によっては大掃除の時にしか掃除しないような場所のクリーニングを行います。

通常の掃除代行スタッフと並行して行うこともできそうですね。

家事代行スタッフで“主婦力”もアップ！ その理由は？

家事が苦手だからこそ家事代行スタッフに応募してみた、という人がいるように、実は家事代行は主婦としてのスキルアップののぞめる仕事です。

その理由は一体何なのでしょうか？

「家事が苦手なのに、家事代行スタッフなんて始めてしまっても大丈夫？」そんな疑問にお答えします。

1: 研修でスキルアップ！

家事代行業者では、仕事に入る前にみっちりと研修を行ってくれる業者が多く存在します。

掃除代行に関しては、水回りやキッチンなど場所別に掃除方法をレクチャーしてくれたり、場所別に使ってはいけない液剤や、重曹やクエン酸などの利用方法を教えてくれたりと、仕事だけではなく普段の家事にも使える知識を得ることができます。

料理代行でも、時間をかけない下ごしらえの方法や、おすすめレシピを教えてくれるなど、研修をしながらのスキルアップがのぞめます。

CaSyでは、研修の他に、定期的にキャスト(CaSyでは、家事代行スタップをキャストと呼んでいます)で集まって意見交換回や勉強会をすることも。

他の人のスキルを勉強する機会が多いのが嬉しいですね。

CaSyのキャストってどんな仕事？

2: 家庭では気がつかないことに気がつくことができる

人の家に伺って仕事として家事をすることで、普段自分の家では見落としている汚れや、料理の手際などに気がつかされることがあります。

また、仕事に入る前の利用者へのヒアリングで「なるほど、そんな場所の汚れが気になるものなのか！」と自分にはなかった感覚にハッとすることも。

その気づきを普段の家庭での家事にも生かすことができるようになるのですね。

実際、専業主婦で掃除や料理をする時間がないわけではないけれど、定期的に掃除代行や料理代行を利用することによって、普段気がつかなかった部分を掃除してもらったり、料理の手順などを見て勉強したり、という利用者も意外に多いのです。

3: コミュニケーション能力もアップ

家事代行の仕事に入る直前、利用者のお宅に伺ったらまずしなければならないのが、どの部分の汚れが気になっているか、料理に関してはアレルギーはないかなどのヒアリングです。

どんな内容を聞いておくべきか、ということも研修で学ぶことができますが、実際にやってみるとなかなか難しかったりするのです。

家事代行の仕事を重ねていくことで、利用者とのコミュニケーションもより円滑に進めていくことができます。

しっかりと利用者の要望を細かに聞いて置くことで、家事代行完了後のトラブル回避にもなりますね。

スキルアップと同時にスケジュール管理能力も！

家事代行での仕事は、家事のスキルアップが望めるだけではなく、スケジュール管理能力もアップできちゃうかも!? という嬉しい副産物も。

家事代行は、1つの仕事につき2〜3時間と主婦が昼間の時間を使って働きやすい仕事でもあります。

逆に言えば、空いている時間があれば好きなだけ仕事を入れられてしまいます。自分に無理のないよう仕事の量を管理する力をつけることが大切です。

苦手と思っていることこそ、実は伸びしろが大きいものです。

家事代行の仕事によって、家庭での家事も楽しんでこなすことができるようになりそうですね。