意外と汚い!?ベランダ掃除で、お家のキレイをレベルUP!
窓ガラスを磨き上げ、お部屋の中もキレイにし、気分爽快!ついでにカーテンや寝具も洗濯をして、大掃除が終了!と思っていませんか?
ちょっと待って!お家の中で意外にも汚れているのが、実はベランダなのです。洗濯物から落ちたホコリや髪の毛、糸くずなどはもちろん、当然ながら屋外ですから、落ち葉や蜘蛛の巣などの汚れも加わり、どうしても汚くなってしまいます。布団や衣類を干す場所ですし、お部屋の中から見える場所でもありますから、清潔にして気持ちよく使えるようにしておきたいですね。
けれど、ベランダのお掃除ってどうしたらいいのか、わからないもの。そこで今回はベランダのお掃除のポイントをお教えしちゃいます。
1. エアコンの室外機周辺を掃除する
ベランダで最も汚れがたまりやすい場所、それはエアコンの室外機の周辺です。落ち葉やゴミが室外機の奥に入り込み、掃除がしにくい場所でもありますので、まずはここのゴミを取り除きましょう。
室外機前面の吹き出し口は、ゴミが詰まっていたら乾いた古歯ブラシでかき出してください。背面から側面にあるアルミフィンには落ち葉やゴミが詰まりやすいので、フィンが曲がらないように気をつけて乾いた古歯ブラシなどでそっとかき出しましょう。また、室外機全体の土汚れは、乾いた雑巾でさっと拭いてください。
2. 床のゴミを集める
室外機の汚れを落としたら、ベランダ全体の床のゴミをほうきで集めましょう。砂や枯れ葉、髪の毛や虫の死がいなどもたくさんあると思いますが、そのままにしておくと腐って嫌なニオイの原因になることも……。蜘蛛の巣もほうきで取り、側溝にたまったゴミも集めてしまいましょう。気の進むお掃除ではないかもしれませんが、ためこんでいいことは何もありません!この機会にしっかり取り除いてくださいね。
髪の毛や砂はこびりつきやすく、ほうきでは取れにくいことも。そのような時はタワシやデッキブラシ、古歯ブラシなどで優しくこすりましょう。水で濡らさずにこすった方が、簡単にゴミを集めることができます。
3. 排水口のゴミを取り除く
ベランダの隅に設置されている排水口は、ゴミがたまって水だけが雨どいに流れこむ仕組みになっています。しかし、ここのお掃除を怠ってしまうと、排水口が詰まって雨水が溢れ出てしまうということも!定期的にお掃除しておきたい部分ですね。
お掃除方法は簡単。まずは排水口にたまったゴミを拾います。手にビニール袋をかぶせ、そのままビニール袋越しにゴミをつまみ、くるっとビニールを裏返し。こうすればゴミを触らずに捨てることができます。大体はゴミを取り除くだけでキレイになりますが、排水口の中に汚れがこびりついている時は古ハブラシでかき出せばOK。さらに奥に汚れが入りこんでいる時は、割りばしなどで取り除きましょう。
4. 水を流してこする
3まででも十分ですが、もし余力があればバケツに水を汲んできて、ベランダの床にザーッと流しましょう。ただし、水がお隣や階下に及ばないように注意してくださいね。その上で、水を流してからデッキブラシでこすると、床の汚れがさらにキレイになります。ゴシゴシこするというよりは、排水口へ水を流すイメージでこすっていきましょう。
ベランダのお掃除はこれで終了。あとは自然乾燥で構いません。
ベランダをスッキリ&キレイに保つ秘訣
ダンボールなどのゴミや大きな荷物、趣味の道具など、ベランダを物置き代わりにしている人は多いのではないでしょうか。でも、荷物が多くなると洗濯物を干す際のジャマになってしまったり、せっかく洗った洗濯物を汚してしまうことも。また、火事や地震など万が一の事態の時に避難経路をふさいでしまうことになるので、オススメできません。
さらに、荷物があると落ち葉などのゴミもたまりやすくなり、掃除がしにくくなって不潔な印象のお家になってしまいます。ですから、ベランダにはなるべく物を置かないことがキレイの秘訣です。
春の大掃除ではベランダまでスッキリお掃除&断捨離までして、お家の中同様、スッキリした空間を作ってはいかがでしょうか?
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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