毎日の献立作りを楽に!夏の常備菜におすすめの食材5つ
皆さんは『常備菜(じょうびさい)』ってご存知ですか?
いわゆる作り置きおかずのことですが、これがあると日々の献立作りがとっても楽になります。
ただし、夏は食べものが傷みやすいので保存に向いた食材や調味料を選ぶことをおすすめします。
1.常備菜の鮮度を長く保たせるコツ
常備菜はとても便利ですが、保存がきかずすぐに傷んでしまっては台無しですね。
そこで、常備菜の鮮度をなるべく長く保つコツをご紹介します!
【1】 水っぽいのはNG!
食材は水分を50%以上含んだままだと傷みやすくなります。なので、水を使わない調理方法のものがおすすめです。炒め煮なら汁気を十分に飛ばしてください。
鍋、水を使わなくても加熱できる電子レンジを活用すると良いでしょう。
【2】 小分けして冷凍保存しよう!
常備菜は使う分ずつ分けて冷凍しておくと便利で衛生的です。自然解凍でOKというのも魅力の一つですね。
お弁当のおかずにも重宝できそう!
【3】 香辛料で殺菌効果!
料理に塩や醤油を使うと保存効果は上がりますが、あまり使いすぎると塩分摂取過多になるかもしれません。
そこで、おすすめなのがカレー粉や胡椒などの香辛料(スパイス)です。香辛料には殺菌効果があり、料理にスパイスをきかせることで塩分の過剰摂取を防ぐことにもつながります。
【4】 料理は迅速に冷ましてから保存!
出来上がった料理を保存する前に、素早く熱を冷ます必要があります。
食中毒菌は温かく湿った場所を好むからです。
熱いまま冷蔵庫に入れると菌がどんどん繁殖してしまいますし、冷蔵庫内の温度も上昇し、他の食材等が傷む原因にも。
出来上がった常備菜を容器に入れた後は密閉して流水にあて、迅速に冷ましてから保存しましょう。
ちなみに、冷蔵なら2~5日、冷凍なら1~3週間を保存の目安にしてください。
以上、4つのコツを踏まえて、常備菜を作りましょう!
2.夏の常備菜におすすめの食材・調味料5選!
では、夏の常備菜におすすめの食材と調味料等を紹介します!
【1】 酢
酢は、殺菌効果が高いだけではなく、食欲の増進や疲労回復の効果も期待できる調味料です。熱い夏にもってこいの調味料ですね。
常備菜のメニュー例はトマトやキュウリなどの夏野菜を漬けたピクルス(漬物)や、マリネなどです。
【2】 カレー粉
カレー粉は代表的な香辛料ですね。先ほども書いたとおり、香辛料には殺菌効果があります。
また、酢同様に食欲を増進させる効果もあるため、夏バテ予防にも適しています。
常備菜のメニュー例は、タンドリーチキン、ドライカレーなど。
【3】 生姜
生姜は香味野菜の一つで、お寿司屋さんでもよく見かけますよね。
この生姜の中に含まれている『ジンゲロン』『ショウガオール』という成分には高い殺菌効果があるため、ガリは食中毒を予防する薬味の役割を果たしているのです。
また、胃液の分泌を促進するため、食欲が増進します。
常備菜のメニュー例は、佃煮や漬物など。佃煮は水分をしっかり飛ばすことが長期保存へのコツです。
【4】 味噌
味噌は発酵食品で、これに含まれる常在菌は長期保存の手助けをしてくれます。
食材にしっかりと味付けすることでその保存性は高まります。
ただし、塩分は多いので使い過ぎに注意です。
常備菜のメニュー例は肉味噌、味噌炒めなど。
【5】 唐辛子
唐辛子はカレー粉同様に香辛料の一つで、高い殺菌効果が期待できます。
きんぴらやピクルス、オイル付けなどの料理に加えるだけでも効果が得られます。
日持ちさせたい料理に加えてみましょう。
終わりに
以上、夏の常備菜におすすめの食材5つでしたが、いかがだったでしょうか?
暑い夏はガスコンロの前に立つのもストレスだし、これが毎日だと思うとなおさら面倒に感じてしまいますよね。
そんな悩みを解決してくれるのが、『常備菜』です。
一度にまとめて作れば、数日は献立作りが楽になること間違いなし!
夏でも傷みにくい食材を使った常備菜を作ってみてはいかがでしょうか?
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