旦那の帰りが遅い共働き子育て【ワンオペ育児】成功の秘訣は〇〇管理
共働き夫婦の子育て育児では、強力が不可欠と言われています。でも、実際には、旦那の帰りが遅い。
また、単身赴任のためワンオペ育児になっている、共働き家庭も多くあるようです。
こうした、大変な生活を乗り切るためのコツはあるのでしょうか?それは、時間管理です。
ワンオペ育児とは
ワンオペ育児とは、どのような育児の形を言っているのでしょうか。
ワンオペとは、ワンオペレーションの略語。
ワンとは【1人】
オペレーションとは【機械などの操縦や運転】を指しています。
つまり、1人ですべての仕事をこなすこと。
1人勤務を指す場合を、ワンオペと言うそうです。
それが、育児になった形が、ワンオペ育児と言われています。
配偶者の帰りが遅くて、1人で育児をしている状況。
または、配偶者が単身赴任のため、育児は1人で行っている。
など、夫婦でいるのに1人で育児を行っている状況を、ワンオペ育児と言います。
とは言っても、ほとんどの場合、帰りが遅いのも、単身赴任で家にいないのも夫の場合が多いです。
ワンオペ育児の問題
育児は、夫婦で協力しないとつらいことが多くあります。
ましてや、共働きで子育てなら、なおさら、夫婦で協力しないと大変な生活になってしまいます。
具体的に、どんな問題があるでしょうか。
1つには、夫と子育ての喜びも、不安も分かり合えないので、精神的な不安が強くなる。
このような問題、があります。
子育てには、不安がつきものです。でも、不安に勝る喜びが多いものです。
喜びや、不安を、だれかと共有できるとき、人は安心を感じることができます。
女性は、男性以上に、このような感情が強いものです。
ワンオペ育児の場合、毎日、迫ってくる不安を夫と共有できないため、子育ての疲労感が、増しているように感じてしまうことがあります。
他にも、時間的な負担や、身体的な負担があります。
仕事をしながら、家事をする。
これだけでも、時間的にも、体力的にも、大きな負担を感じます。
特に、家事は終わりがない仕事なので、休息が取れない状況になってしまいます。
そこに、【子育て】が加わります。
しかも、相手は子供。
親とは、子供に、生きて行くのに必要な衣食住を与えれば、それだけで良いわけではありません。
子供は、親からの愛情を与えられること。しつけを教えられること。心身の世話を受けることを、必要としています。
人は、だれかに愛情を与え続けているだけでは、疲れてしまいます。
自分も、だれかから愛情を受ける必要があります。
そして、自分で、自分に、愛情を与えることも欠かせません。
ワンオペ育児の場合、やらなければならないことに追われて、自分に対しての愛情を与える時間が取れないという問題があります。
自分のための時間が取れないと、心も体も壊れてしまう可能性があります。
これは大きな問題です。
そんな、問題があるワンオペ育児。
大変な生活を乗り切るためのコツは、時間管理と言えます。
では、どのように管理を行ったら良いのでしょうか。具体的な方法をみてみましょう。
時間管理の方法
1、優先順位を決める
人は、長期間、忙しい状況にさらされると、目の前の問題を片付けることだけに専念してしまい、時間を効果的に管理することが、難しくなってくる場合があります。
どんなに、たくさんの問題を抱えていたとしても、時間を管理するために一番重要なことは、【優先順位を決める】これが、欠かせません。
まず、緊急の問題を考えます。
ここには、絶対に動かすことができない予定が入ってきます。
例えば、絶対に参加しなければならない会議。
そして、会議のための準備などがあるかもしれません。
親として、家族のための予定には、保育園や、学校で参加する行事などが、あるかもしれません。
次に、それほど緊急ではないが、行う必要のある予定を入れます。
例えば、夕飯の買い出し、習い事、洗濯物をたたむことなどがあります。
考え方は、やる必要はあるけど、今日ではなくても大丈夫な予定が含まれてきます。
最後に、自分のための時間です。
休息は、自分をリセットすることができる大切な時間です。
でも、取りすぎるなら、時間が足りなくなることもあります。
必要だけど、取りすぎない。
バランスが必要です。
考え方は、緊急の予定と、行う必要のある予定の邪魔にならない程度。
2、予定をたてる
優先順位を決めたなら、今度は行動するための予定をたてます。
毎日の予定
1週間単位の予定
1ヶ月単位の予定
を、考えることができます。
では、それぞれの予定のたて方を、考えてみましょう。
毎日の予定
まず、今日行う必要があることを、箇条書きに書き出します。
例えば
・会議の資料集め(明日中に完了させる)
・午後2時にクライアントと打ち合わせ
・保育園のお弁当作り
・たまっている洗濯物
・冷蔵庫の食材がなくなりそうだ(2、3日はもつかも)
・今月の経理の入力、本社に提出
・会社のメールのチェック
など、仕事と家のこと。すべて、箇条書きに書き出します。
その後、順序を考えます。
例えば、
朝行う仕事。
保育園のお弁当作り、時間に余力があったら洗濯、食器洗い。
会社で行うこと
午前中:メールのチェック(30分)
経理の入力(1時間から1時間30分)
打ち合わせ資料のチェック(30分)
余力があったら、会議の資料集め。
午後:2時にクライアントと打ち合わせ。
(1時に会社出発。移動しながら、資料のチェック。)
帰社後、余力があったら会議の資料集め。
明日に回しても大丈夫なこと
食材の買い出し(行けないなら、買うものを考えておく)
洗濯物(自分の体調と、子供の機嫌が良ければ、夜に行う)
このように、箇条書きした【今日行うこと】を、時間的に順序を決めておきます。
予定の中に入っている、【明日以降でも大丈夫なもの】に関しても、順序を決めておくと後々楽になります。
余力があるときに、前倒しで行うことによって、先々を考えて行動できるようになります。
そうなると、時間が効率的に使えるようになり、時間の余裕が生まれてくるようになります。
同じ要領で、1週間単位の予定も考えておくと、し忘れの防止になります。
また、自分の時間を確保することも、できるようになります。
1ヶ月単位の予定では、動かせない予定を、書いておくようにしましょう。
子供と出かけるなど、約束した日にちも、忘れずに書いておきましょう。
予定をシンプルにする
予定をたてると、忙しいと思っていたけど、意外に時間があると感じる人もいます。
逆に、ぎっしり詰まった予定をみて、うんざりすると感じる人もいます。
予定がきっしり。
そう感じる人は、予定をシンプルにしてみると、良いかもしれません。
予定をシンプルにすることは、無駄な予定を削ることです。
例えば、会社で、自分がしなくても良い仕事を、多く引き受けていませんか?
人に、頼んで、任せることができる仕事はありませんか?
自分の持ち物を管理するため、余分な予定は入ってはいませんか?
新しい家電や、商品を購入するなら、機能の使い方をマスターするために、たくさんの時間が取られることになります。
持ち物の管理の時間を、家族で一緒に過ごす時間にすることもできます。
自分の、息抜きの時間に充てることもできます。
予定は、持ち物と一緒です。
旅行に行くときに、持ち物には限界があります。
だからこそ、自分に必要なものを選んで、スーツケースに詰めるのではないでしょうか。
同じように、時間にも限界があります。
自分の時間、仕事の時間、家にある持ち物を管理する時間、家族との時間。
どれも時間が必要です。
【最優先に使う時間は何?】と考えるなら、生活もシンプルになってきます。
そうなると、予定もシンプルになってきます。
予定がぎっしりと感じる人。
一度、不必要なものはないかどうか、考えてみることは、助けになります。
まとめ
今回は、ワンオペ育児を乗り切るためのコツ、時間管理の方法をお伝えしました。
1、優先順位を決め
2、予定をたて
3、予定をシンプルにする
この方法を、定期的に続けるなら、自分にとって必要な時間管理が、できるようになってきます。
また、子供の成長や、仕事の状況など、生活スタイルが変わったときにも、活用することができる方法です。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
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