除菌をして食中毒を予防しよう!意外と知らないキッチン除菌方法のコツ
梅雨時期や、暑くなってくると食中毒も心配になりますが、意外とちゃんとした除菌法を知らない人も多いようです。
間違った方法で、除菌していては意味がありませんので、家族の健康を守る為にも1度改めて、キッチンでできる食中毒予防法をおさらいしておきましょう!
Contents
【除菌するべき物・場所と除菌方法】
【1】まな板
まな板は様々な食材を切る為、必ずキレイに保ちましょう。
まずは、必ず使い初めに水で濡らし、布巾で拭く事から始めます。こうする事で、まな板の表面に水の膜ができ、臭いがまな板に浸透しにくくなります。
使用後は、特にお肉や魚を切った後は時間を置かずに洗剤を使って洗い、よく乾かしましょう。立てておくと比較的早く乾きますよ。
【2】布巾
なんだかキッチンが臭うなと思い、臭いの元を辿ったら布巾だったという経験はありませんか?これは、布巾についた雑菌が原因です。
布巾が菌に侵されていると、テーブルに菌を擦り付けているようなものですので、毎日除菌するように心がけましょう。
1番安全で簡単なのは、天日干しです。きっちりと洗剤で洗った後、日と風当たりの良い場所で干して置くだけですが、夜にキレイにしたい場合はこの方法は不向きです。
どうしても、夜のうちにキレイにしたい場合は、薄めた塩素系漂白剤に5分程度浸け置き、よく水で洗ってから干して置くか、熱湯に30分ほど浸け置き、絞って干すかのどちらかがオススメです。
【3】スポンジ
除菌もできる洗剤を使っているからと、スポンジ除菌に力を入れていない人も多いかもしれません。
しかし、このタイプの洗剤は使い方を間違っていると、効果が半減してしまいますので、正しい使い方を学んでおきましょう。
使用方法は、使用後のスポンジの水気を充分に切っておき、そこに大さじ1杯程度の洗剤をかけ、よく揉み込みます。後はそのまま放置しておくだけです。
このように、除菌する事も大切ですが、スポンジを清潔に保つためにはまず、汚さないようにしましょう。食べ残しや油汚れは、洗う前にゴムベラやキッチンペーパーで取り除いておくとさらに良いですね。
【4】排水溝
排水溝は毎日洗っていても、臭いが発生する事があります。
その原因は、少しずつ溜まってしまった雑菌ですので、できるだけマメに除菌を心がけましょう。
簡単にできるのは、塩素系漂白剤のスプレータイプです。
これを、ゴミ受けや三角コーナーにスプレーし、数分時間を置いてから水でよく流せばすぐに除菌できます。時間もかかりませんので、なるべくこまめに実践しましょう。
排水溝奥や、パイプ内が汚れている場合も、手で届く範囲は塩素系漂白剤で除菌し、こすり洗いが必要な箇所は古歯ブラシで掃除しましょう。
パイプ用洗浄剤や、排水溝用ヌメリ取り剤のような便利グッズもありますので、便利グッズも活用すると良いですね。
【除菌グッズ3選】
【1】アルコール除菌スプレー
飲食店でもよく使われる事のある、アルコール除菌スプレーですが、家庭でも使うと便利です。
スプレーを吹きかけ、サッと布巾で拭くだけで除菌できますので、料理中のまな板や包丁等も、気になった時にすぐに除菌できます。
アルコールは火がつきやすいので、コンロ周りで使わないようにし、蒸発して吸い込むと危険ですので、換気して使うように心がけましょう。
【2】除菌もできる食器用洗剤
スポンジ除菌でもご紹介しましたが、除菌もできる食器用洗剤は、使いこなせるととても便利です。
正しく使えば、日々のまな板や布巾の除菌にも活用できますので、ご家庭に常備しておけると良いですね。
【3】塩素系漂白剤
塩素系漂白剤は、安価で手に入れやすく、キッチン掃除で活躍しますので、これも常備しておきましょう。
また、手荒れ予防にゴム手袋も合わせて用意しておくと安心です。
【まとめ】
普段、気を付けているつもりでも実はできていなかった事もあるかもしれません。
365日、毎日気を付ける事は大変かもしれませんが、菌の増える梅雨時期や夏場だけでも特に気を付けてキッチンの除菌ができると良いですね!
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