家事と仕事両立の不安ありませんか?共働きにおすすめ3つのステップ
共働きをしていると、家事をすることに不安を感じる事はありませんか?
「やらなければならないことが多すぎる」「また、忘れた家事がある」と感じて、自分にガッカリしたり、予定に圧倒されたりするかもしれません。
今、共働きをしている人も、これから共働きを始める人も、家事の不安を解消するために、できるおすすめの3ステップがあります。
では、どのようなステップなのか。一緒に見てみましょう。
ステップ1 原因を考える。
あなたは、どんな家事に不安を感じていますか?
不安を解消するためには、不安の原因を見つめてみることが大切になってきます。
まずは、その点を考えてみましょう。
可能なら、少しの時間を取って,
不安に思うことを紙に書き出してみましょう。書き出す事は、考えをまとめるために効果的な方法です。
人は、頭の中でも、考えをまとめることができます。でも、頭の中で、考えをまとめることができる事の多くは、以前に経験をした点になります。過去の経験をシュミレーションしていることが多いのです。
でも今回は、過去の経験をシュミレーションするのではなくて、未来に向けて、考えをまとめる必要があります。
頭の中で考えるだけでは、ぼんやりとした考えでも、まとまった気持ちになってしまいます。でも、それを書くとなると、考えがまとまっていないことに、気づくことがあります。
原因を正確に知るために、まずは不安に思うことを、紙に書きだしてみましょう。
・仕事と夕飯の支度だけでクタクタになる。
・洗濯がたまっている。
・掃除が思うようにできない。
・時間が足りないと感じる。
・子供が話をしてくれなくなった。
・仕事が思うように終わらない。
・子供のお迎えが、いつも遅れてしまう。
・子供との時間が足りないような気がする。
など、不安に思う事はたくさんあると思います。その事を、まず箇条書きでよいので、書き出してみましょう。
ステップ2 改善点を一つ決める
不安に思う事の原因が分かったら、その原因を解消するために改善できる点を見つけていきましょう。
あなたは、どんなことが不安でしたか?
不安に思う事の中から、一つだけ改善するものを選びましょう。一度に、たくさんの事を改善したいと思いますが、そうしてしまうと、何も改善されないで終わってしまいます。
一度で、たくさんのことが改善することができるのなら、すでに共働き生活に関しても、家事に関しても不安に思う事は無いはずだからです。
例えで考えてみましょう。
あなたは、「大会でフルマラソンを完走したい」という目標を持ったとします。その目標を達成するために、どのような行動をしますか。
何も練習をしないで、大会に出場しますか?
そうする人は、いないでしょう。どんな人でも、大会に備えて練習をします。
実際的な練習方法は、少しづつ、走る距離を伸ばしていくことです。
初めは、3kmのマラソンから練習を始めます。1週間、3kmを走ることに慣れてきました。翌週は4kmに挑戦してみます。
このように、徐々に走る距離を伸ばしていき、最後はフルマラソンの距離を走れるようになっていきます。
この例えを、不安解消に、どのように当てはめることができますか。
目標は、解消したい不安点です。
徐々に走る距離を伸ばしていくのと同じように、改善点も、一つ一つにしておかないと、目標を達成することはできません。
焦らないで、一つ一つを改善していきましょう。
ステップ3 改善のための行動
改善する事を決めました。今度は、問題を改善していくための行動です。
ここでは、考え方の例として「洗濯物がたまっている」を改善する事に選んだとして、話を進めていきましょう。
「洗濯物がたまる」事を改善したい。そのために、何ができるでしょうか。
洗濯物がたまる理由を考えましょう。
洗濯物は、毎日出ます。でも、洗濯機を回す前に、動けなくなってしまう原因は何ですか。
・洗濯物の仕分が面倒くさくて、後回しになっているから
・洗濯機を回すのを、忘れてしまう
・洗濯物を干すのが、面倒に思えてしまう
など、理由は人によって違うと思います。
洗濯物の仕分が面倒くさい、という事なら、洗濯物を出す際に仕分けておいてもらう、という方法があります。
洗濯物入れを、何個か増やし、「タオル用入れ」「白い衣類入れ」「色物入れ」など分けて入れる工夫をし、家族に分けて入れてもらうなら、原因が解消されます。
洗濯機を回すのを、忘れてしまうというのなら、タイマー付きの洗濯機に変える、という方法もあります。寝る前か、外出前にタイマーをセットしておくなら、設定時間に洗濯は終わっています。
洗濯物を干すのが面倒に思える、というのなら、乾燥機を使用するという事を考えることもできます。
干すのが面倒なら、干さないで済む方法に切り替える、という考えですね。
問題解決には、時間がかかる
ここまでで、共働き生活で家事に抱える不安の解消するための3ステップをご紹介しました。
でも、この3ステップを行ったから、明日からもう問題解決というわけではありません。
考えてみてください。あなたの悩みは、昨日から急に出てきたものでしたか?
もっと前からあった不安なのではありませんか。私たちは、生活の癖というものがあります。この癖を解消することが、不安の解消につながります。
癖は、長い期間かかって身についてきているものです。それを1日、2日で改善する事は無理な事です。
改善方法を行い始めた1週目は、新しいやり方を行う事ができたかもしれません。でも、慣れてきた2週目は、ほとんどできなかったかもしれません。
できなかったから、向いていないんだ。と考えて、新しいやり方をやめてしまいますか。そうしたら、何も問題は変わりません。
諦めないで、行い続けてみましょう。
この時に、前向きに考えることができますね。「2週目はほとんどできなかった……。でも、1週目はできていた」と考えることができますね。
何で、1週目はできたんだろうか。2週目の時と何が違ったのか。と考えるなら、前向きになれます。
新しい行動パターンは、身につくまで約1ヶ月くらいかかるものです。人によっては、それよりも早く身につくかもしれません。ある人は、1ヶ月以上かかるかもしれません。
でも、行い続けないなら、身につくことはありません。
新しい行動パターンが一つ身についたら、あなたの共働き生活で抱えている、家事の不安を一つ解消することができるのです。
2つ目が身についたら、また一つ不安を解消することができます。努力も時間もかかりますが、かけるだけの価値ある事柄だと思います。
【まとめ】
いかがでしたか。
家事の不安を解消するためにできる3ステップを、ご紹介しました。ここで、簡単にまとめてみたいと思います。
ステップ1:原因を考える
どの家事に不安を感じていますか。書き出してみましょう。
ステップ2:改善する点を一つ決める
一つだけを選んでください。
たくさん、改善したい事はあると思いますが、一度にたくさんの改善はできません。
ステップ3:改善のための行動
「今まで、どうしてできなかったのか」を考える。
対策方法を考える。そして、実践する。
というステップでした。
いきなり、不安が解消されることはありませんが、一つ一つ確実に不安は解消されていく方法です。今日からでも、始めることができます。
共働きで仕事と両立をして、忙しい生活を送っている皆様。家事の不安を解消して、充実した生活を送ってください。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます