「なんで何もしてくれないの?」をなくす、家事分担の正しい進め方

お掃除にお料理、ゴミ捨ても洗濯も……共働きの家庭では、家事分担が必要になりますよね。しかし、実際には家事分担が上手くいっていない家庭も多いようです。時にはそれが夫婦ゲンカの原因になることも。

幸せになることを夢見て始まった結婚生活が、家事分担のせいで楽しくないものになっては元も子もありません。そうならないためには、結婚生活の最初が肝心!ということで今回は仲良く家事分担できるコツをご紹介します。これから結婚生活が始まる方はもちろん、偏った分担を変えたい!という方も是非とも参考にしてくださいね。

チームプレーで解決したい方は……

パートナーが家事に協力的な場合や、家族間のルールを守ってくれるタイプであれば、チームプレーで解決しましょう。後でケンカにならないように最初にルール決めをして、壁に貼りだしておいてもいいかもしれませんね。

①しなければいけないことを明確にする

100円ショップの付箋やホワイトボードを利用して、できていないけれど、しなくてはいけない家事を書きだす方法です。

共働きの家庭であれば、平日ではなく週末にまとめて家事することが多いと思います。このような場合にメモを利用し、できたものから付箋を捨てていく、またはホワイトボードを消していくという作業を行うことで、家事のやり残しを防げますし、夫婦で効率よく分担して家事ができるでしょう。

また、家事ができたらメモがどんどん消えていきますので、家事が済んでいく達成感も得られ、家事が苦手なパートナーでもやる気が出てくるかもしれません。

②家事用具の収納箇所は一定に!使ったらすぐ片付ける

チームプレーを推進する場合は、このルールを必ず設けましょう。家事をしようと思った時に、まず家事用具を探すことから始めるのは効率が悪いですし、見つからなければどんどんヤル気がなくなってしまいます。このような事態を防ぐためにも、家族全員がこのルールを守り、気持ちよく家事ができる環境作りが重要。

また、子どもも一緒に家事をしている場合、子どもにもこのルールをきっちりと守らせることで、「使った物は元の位置に戻さなければいけないんだ」ということが習慣化でき、片付け上手な子どもになってくれます。しつけも兼ねて一石二鳥ですね!

③家事情報は共有する

家族のうちの誰か(残念ながら主に女性だったりします)が単独プレーで家事をしてしまう家庭では、食器や調理道具の収納場所や、季節衣類の収納場所を家族全員が知らないということもあるでしょう。しかし、こうした情報を家族全員に共有していないことが、自分自身で家事をやらざるをえない状況を作っているのです。

もしかすると家族は「料理を手伝いたいけど、調味料や調理器具がどこにあるのかわからない」と思っているだけかもしれません。「そんなこと、言われなくても自分で見たらわかるでしょ!」と思うかもしれませんが、そこは最初だけでもグッと堪え、家の中のことを共有できると、今後のためになるでしょう。

④家族全員でのお掃除タイムを作る

子どもがある程度大きくなっているのであれば、子どもも巻き込み、「今日の〇時~〇時はお掃除の時間!」と決めてしまうことも有効です。その時間は家族全員がお掃除に取り掛かります。

この時に、子どもに仕事を与えて「オモチャの片付けと玄関の掃除はお願いね」と指示することも忘れないようにしましょう。そしてその時間が終われば、きっぱりとお掃除は止め、子どもと一緒に遊んだり、お出かけしたりしてあげると、子どももその時間だけは頑張ってくれるようになるでしょう。

⑤きっちりと家事分担を決める

パートナーがどうしてもチームプレーをしてくれない場合や、お互い個人プレーが得意な場合は、きっちりと家事を分担してしまうのもひとつの方法です。

この時に注意しなくてはいけないのが『なんとなく分担する』のは避けること。「早く帰って来た人が料理をする」とか「手が空いた人が掃除をする」といったルール決めをしているお家もありますが、最初はよくても家事をしたくないからわざと遅く帰るなんてことになったりも。

ですから、きっちりと「料理は妻」、「洗い物は夫」などのように決めてしまい、お互いの家事に干渉しないようにすることも大切です。

⑥当番制を作る

夫婦の休日や、仕事の時間帯が違うような場合は当番制にするといいでしょう。例えば、月曜日は仕事が休みの妻が家事をする、火曜日は仕事が午後からの夫が家事をするといった形です。休みの日に家事を進めておけば、仕事の日の負担は減りますし、仕事から帰って来て家事が終わっていると、パートナーのありがたみも増すはずです。

もし、言葉で伝えるだけではなかなか行動できないパートナーなのであれば、アルバイトのシフト表のように、お互いが家事をする日を書き出し、その家事をした日数で来月のお小遣いを決めるような工夫ができると、ヤル気もアップするかもしれませんね。

⑦家電やアウトソースを検討する

いくら家事を分担しても、共働き夫婦は家事をする時間の確保が難しいもの。そういう場合は、最新の家電を購入するために夫婦で貯金をし、家事の時短を目指すのも手です。食洗機やロボット掃除機があるだけで1日の家事時間や、心の負担も減りますので、家事のことで揉めるぐらいであれば、家電貯金をすることを検討してみてはいかがですか?

また、家事代行サービスの利用も解決法のひとつ。「月に〇回は家事代行サービスを利用しよう」と夫婦で決め、アウトソースするのも有効な手段ですね。

主導権は妻もしくは夫のどちらかが持っている場合は……

パートナーがあまり家事に協力的でない場合や、仕事で家にいる時間が少ない場合はこの3つの方法で主導権を握り、パートナーを上手に扱うようにしましょう!

⑧してほしい家事をリストアップする

普段、あまり家事をやらないパートナーに次々と家事をお願いすると「一度に言わないで!」と言われたことや、ひとつの家事が終わったらそれに満足し、もう次のことはしてくれなかったという経験はありませんか?

そのようなタイプのパートナーには、してほしい家事をリストアップして箇条書きにし、渡してしまいましょう!自分のペースを大切にしてもらうために、「休みの間にやってね~」とお願いし、リストに載っているノルマだけは必ずこなしてもらうように導くといいですね。

⑨勤務時間を作る

⑧の方法でもやってくれない場合は、仕事のように“勤務時間”を設けてしまいましょう。「〇時までにこれをしてね」とお願いしておき、その時間帯以外は家事をさせないように徹底します。この方法を続けて行くと、「この時間さえ頑張れば自由だ」ということがわかりますので、意外とその時間帯は頑張ってくれるかもしれません。

⑥にもあったシフト制のように、勤務時間に応じてお小遣いを変動させるのもひとつの方法ですね!

⑩点数制にして、ご褒美をもらう

全く家事に協力してくれないパートナーの場合は、いっそのこと、あなたの家事を点数制にしちゃいましょう!

冷蔵庫など、パートナーも目につくような場所に家事をしたらシールを貼っていくようにして「シールが〇枚になったらプレゼントをする」というルールを作ってしまいます。もちろん、そのプレゼント代はパートナーのお小遣いから出してもらいます(笑)。

プレゼントがもらえると嬉しいですし、お小遣いが減るのが嫌でパートナーが家事を手伝ってくれるようになれば助かりますから、どちらに転んでもいい方法と言えます。

もしもトラブルに発展してしまったら……

最初に決めたルールをしばらくは守れていても、仕事の事情や出産等で、そのルール通りにできない時もあります。そのような時は、ケンカをするのでなく柔軟にルール変更ができるといいですね。

また、一度決めたルールは守る必要はありますが、変えてもいいことだとも思います。お互いに「揉めたらその都度ルール改定する」というスタンスでいることも大切です。

そして、人間なのでルールを守れない時もあると思いますので「〇回ルールを破ったら罰ゲーム」のように、最初に決めておくといいでしょう。揉めてケンカするのではなく、ゲームのように夫婦で楽しめるといいですね。

お互いに感謝の気持ちを忘れずに

10個の揉めないコツをご紹介しましたが、あなたの家庭に合った方法はありましたか?

ひとつだけの方法ではなく、いくつかの方法を組み合わせた方がいい場合もありますので、どういった方法が自分たちの性格に合っているのか、最初にしっかりと見極めましょう。とにかく最初が肝心ですので、これから結婚を考えていて共働きで仕事を続けたいカップルはとくによく考えて2人で話し合えるといいですね!

そして、改善ができた場合には、相手への感謝を決して忘れずに。諦めずにパートナーとのよりよい暮らしを実現していきましょう。

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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