共働きの家事分担をパートごとに【ポイント化&見える化】で解決!
現在共働きで子育てをしている方、家事の分担はどうしていますか?子供が生まれるまでは「早く帰ったほうが家事をこなす」で成り立っていた夫婦も、
子育てが始まると、うまく家事が進まないということ、ありますよね。筆者の家庭もそうでした。そんな筆者が夫婦で話し合い、たどりついた家事分担方法をご紹介します。
■家事はパートごとに細かくポイント管理する
なんともサラリーマンとOL家庭らしい方法かもしれません。話し合いの結果「とにかく不公平感がでないようにしたい」という思いで一致し、家事を細かく分けて、ポイント化することになりました。
例えば、夕飯の準備は5点、子供をお風呂に入れるのは3点、といった形です。
我が家では5点満点として、家事の難易度やかかる時間を加味して、1つ1つポイント化していきました。
洗濯は、洗濯機を回すのが2点、干すのが4点、たたむのは3点、それぞれの棚にしまうのは3点、など、すべての家事を細かく分割します。
育児についても「朝の子供の世話」「夜の子供の世話」はそれぞれ5点加点します。(お風呂や食事は別途ポイント付与)
その合計を割り出し、すべてのポイントをどう分けるかを決めます。
我が家の場合は、主人の帰宅が深夜になることもあり、物理的に参加できない家事もあることから、私:主人を7:3で分けることにしました。
ママは朝早く出勤するため、朝ごはんから出かけるまでの家事はすべてパパが担当。
その分で2割分のポイントを獲得したため、夜の家事は1割だけ受け持ちということになりました。
いずれ人事異動などで、ママの職場が近くなった場合には、朝をママが担当する分、夜の家事負担を変更する予定となっています。
■分けた家事は「見える化」
分担した家事はホワイトボードに記入し、担当者ごとにマグネットの色を変え、さらに「未完了」「完了」がわかるように、マグネットを移動する仕組みをつくりました。
こうしたことで、ママが寝かしつけをしている最中に、パパが帰ってきた場合、どの家事が終わっていないのかを確認し、フォローすることが可能になります。
お互いの進捗がわかる上、難易度を考えて分担しているため、不公平感を感じずに分担できています。
■定期的な見直しを
今は不公平感がないとはいえ、仕事の状況や育児の状況は日々変わっていきます。そうした中で「家事が重い」と感じることもあるでしょう。
また、不定期に発生する家事(シャンプーの詰め替え・トイレットペーパーの補充)は分担に入れていません。
我が家の場合は「部屋の掃除掃除」を平日の家事に入れませんでした。
これは、掃除はおわりが見えにくく、家事を重くする要因になることから、土日ですると割り切り、汚れのひどい箇所だけを逐一掃除していこうという結論に達したからです。(お風呂の掃除は分担済み)しかし、問題が出てくる可能性もあるため、今後見直しになる可能性もあります。家事分担は「一度決めたらずっとこれ」というのではなく、定期的に話し合いをしていくことが必要ですね。
■おわりに
家事分担は、共働きの夫婦にとって死活問題。家に帰ってからの生活をスムーズに、気持ちよく過ごすには、お互いが理解しあって、協力姿勢を貫くことが必要ですよね。そのためにも、不公平感が出にくく、細かく話し合いができる「ポイント制」の導入をおすすめします。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます