魚料理は苦手…という人、必見!簡単&時短で美味しい魚の調理法
野菜と同じくらい季節や旬を感じられる、お魚。栄養面の意味でも積極的に摂取したいですよね。しかし、お家での魚の料理法と言えば『焼き魚』ぐらいしか思いつかない!という人は多いもの。凝った魚料理や手間と時間のかかる煮魚などは、居酒屋やレストランなどのお店で食べることにしているという方もいるでしょう。
では、もし様々な種類の魚料理がお家でしかも“時短”でできるとしたら、どうでしょう?毎日の忙しい生活においても魚料理を食べられて、健康的になり、料理のレパートリーまで広がって嬉しいことばかり!
そこで今回は、時短で美味しく食べられるお魚の料理法を3つご紹介します。
料理法① 蒸し料理
慣れていないと難しそうに感じる蒸し料理。でも、とても簡単な上に時短料理にもなる、優れた料理法だということをご存知でしょうか?
蒸し料理と言えば『せいろ』ですね。最近は小ぶりのせいろも販売されているので、気軽に試すことができます。せいろがあると何種類かの食材を一度に蒸すことができ、しかも短時間で仕上がるので、時短料理ではとても重宝されます。また、今はシリコン製のものも多く売られていますが、こちらは電子レンジで調理ができるので、ひとつ持っているととても便利。
さて、簡単で時短の魚の蒸し料理法は、『野菜と一緒に蒸す』というもの。せいろにクッキングシートを敷き、その上に野菜を置きます。白菜やキャベツなどの葉物の野菜の方が短時間で蒸し上がります。野菜を敷いたら、その上に魚をのせましょう。この時に魚に塩コショウをしてもいいですし、醤油を軽く振ってもいいですね。もちろん、何も味付けをしなくても大丈夫です。
蒸す時間は一緒に蒸す野菜によっても変わりますが、葉物の野菜が中心なら5分ほどでOK。蒸し料理のいいところは、焦げることを心配しなくてよいという点ですね。うっかり長めに蒸してしまっても、パサついたり固くなったりすることはありませんので安心してチャレンジしてみてください。
出来上がったらポン酢をかけて食べるのもオススメです!
料理法② 味付け保存
すでに調理の準備ができていて、あとは焼けばいいだけというのなら、かなりの時短になりますよね。それを可能にするのが『冷凍保存』です。しかし、買ってきた魚をただ冷凍するだけなら時短にはなりません。ポイントとなるのは、冷凍前の一工夫!味付けをてから冷凍してしまうのです。
例えば、魚に塩コショウを軽く振り、オリーブオイル、おろしニンニク、一緒に炒める野菜を千切りにしたものを密閉袋に入れて冷凍します。これならば、朝、冷凍しておいた密閉袋を冷蔵庫に移して解凍を始めておけば、帰宅後には袋ごとフライパンの中に入れて焼き、味付けの足りないものを足すだけで完成!シンプルな味付けなので、加える調味料によっては洋風にも和風にも対応することができます。
また、冷蔵保存で活躍できるのは、味噌や麹をつけて保存するという方法です。これは冷蔵保存でも保存期間を延ばすことができるというメリットもあります。冷蔵での保存なので解凍をする手間も省け、味噌や麹ですでに味付けがされているので、焼くだけでOKという手軽さも嬉しいですね。
料理法③ オーブントースターやレンジの活用
魚と言えば魚焼きグリルを使ったりフライパンなどを使った料理を想像しがちですが、オーブントースターやレンジを活用すれば時短料理をすることができます。
例えば、オーブントースターにアルミホイルを敷き、そこに塩コショウした魚をのせ、軽く酒を振りかけて温めます。10分ほどで魚が焼きあがりますし、トースターで焼いている時間に空いているコンロで他の料理をすることもできるので、全体の時短になりますね。
最近はレンジで魚が焼けるアイテムなども販売されています。これらもフル活用すれば、コンロを占領するなんてことも防げそう!
自在にアレンジして、魚料理をもっと美味しく
いかがでしたか?時短でも可能な魚料理の方法を3種類ご紹介しました。野菜と同じく、旬の味を楽しめる魚。忙しい生活をしている方も、こちらを参考に、旬の食材を楽しんでみてくださいね。
監修:福田信厳(家事代行サービスCaSy・お料理研修講師)
photo/PIXTA
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