家に眠っている不用品で、簡単&時短&節約のズボラ大掃除!
毎週末にある程度のお掃除はしているけれど、年に数回は大掃除をしてお家の中の汚れを一掃したい!と思っている方も多いのではないでしょうか。確かに時間をかけて家中をお掃除すると、達成感もありますし、お家もキレイになって気持ちがいいもの。しかしながら、いざ大掃除!となっても、掃除道具がなくてまずは買い物に行かなくてはなんていう展開も大いにありますよね。
でも、ちょっと待って!実はお家にある不用品がお掃除に使えちゃうんです。しかも不用品ですから、お掃除して汚れたら、そのままゴミ箱にポイ。水洗い不要でどんどんお掃除が進むので、市販の掃除道具より時短までできるのです。新しい道具を購入する予定の方もいると思いますが、まずはお家にある不用品で大掃除、してみませんか?
今回はたまりがちな5つのアイテムを使って簡単にお掃除する方法をご紹介!今すぐできるものばかりですよ。
1:串、爪楊枝
フローリングの隙間や窓のレールの隅など、細い所の隙間掃除に役立ちます。フローリングだと、日常的には掃除機やハンディワイパーでの掃除で十分ですが、その溝にホコリや砂などが溜まっていきますよね。それを爪楊枝などで掻き出してから掃除機をかければスッキリ!
爪楊枝より串の方が強度と長さがあるので、お掃除の場所によって選択してください。
2:アイススプーン
コンビニやスーパーでアイスを買うと、スプーンがついてくることがあります。でもこのスプーン、実際には使わないことも多く、お家の引き出しに増えていきませんか?
実はこちらも大掃除に大活躍。まずはガスコンロ上の固まってしまった油汚れ。これをアイススプーンを使ってこそげ落としてみてください。木製の物の方が傷がつきにくいですよ。また、冷蔵庫の扉の内側についているパッキン、溢れた調味料などが付着して汚れたりしていませんか?このパッキン掃除におアイススプーンが活躍します。アイススプーンに古布をかぶせ、パッキンをなぞるようにお掃除するだけ。隙間汚れがキレイに落ちます。
3:ストロー
ストローも、コンビニで飲み物を買った時にもらいますよね。このストロー10本ほどを輪ゴムで束ねます。ポイントはバラバラにならないように、しっかりギュッと束ねること。これで簡易ストローノズルが完成!続いて、掃除機のヘッドを外して、簡易ストローノズルをガムテープで固定しましょう。こうすると、窓のレールの砂ぼこり、下駄箱の中の砂を吸いとることができます。
またトイレなどの換気扇のホコリも吸いとれます。その場合は、まず換気扇のお掃除をした後に、窓のレールや下駄箱のお掃除に使ってくださいね。
4:割り箸
未使用品でもいいですが、割り箸に関しては使用後のものもお掃除アイテムに変身!半分に折れば、窓のレール掃除に使えます。折ったささくれ部分が気になるかもしれませんが、このささくれがレールの隅まで入り込み、汚れを掻き出す仕事をしてくれます。
また、割り箸に薄めの布を巻いて固定すれば、あらゆる隙間に対応する優秀なお掃除グッズに早変わりします。
5:ファブリック類
古い下着や、フリース、シーツ、タオルなど、いつか何かに使えるかも……と押入れに眠っているものはありませんか?そのファブリック類を使うなら、今です!ハサミで小さくカットして、掃除用クロスとして再利用しましょう。ここまでに紹介した爪楊枝やアイススプーン、割り箸などの先につけて拭区といいですね。
またフローリングワイパーの先に古い靴下を履かせれば、天井や壁など高いところの拭き掃除に使えるんです。靴下なのでワイパーから外れることがなく、お掃除がしやすくなります。もちろん、床拭きにもオススメ。
古布を使えば、雑巾などのようにいちいち水洗いする必要がなく、時短につながります。汚れたら捨てて新しいものに取り替えましょう。
意外と眠っている、お家の中の不用品。「いつか使うかも……」と溜め込むよりも、大掃除で有効活用しちゃいましょう!使用頻度が高くないお掃除道具を増やさずに済みますし、不用品で場所をとっていた引き出しの整理もできるはず。
この方法は断捨離にも直結!不用品を大掃除に使って不良在庫を一新し、お家をピカピカにできるなんて、一石二鳥ですね。
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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