こんな時に限って…汚れ!傷!忙しい人でもできる靴の応急処置法
「えっ!?どうして、靴にこんな汚れが!?」
全国のお母さん、毎日本当にお疲れ様です。お母さんは忙しいんです。しかし、いくら忙しくても、仕事に向かう時、出かける時は自分の身なりは整えておきたいものですよね。
けれど、毎日毎日、子どものことや家庭のこと、さらには仕事を優先し、自分のことは後回し……という方は多いのではないでしょうか?そうすると、ひとりになった時に自分の靴に目をやって、「汚れが!?」「傷が!?」という緊急事態に!しかもそういうのって、大概が急いでいる時ではないですか?
今回はそんな靴に関するトラブルの緊急対処法をまとめてみました。
【1】色剥げはマジックで緊急対応
朝から慌ただしく保育園へ子どもを送り、急いで駅へ。ホームに立ってふと足元を見ると、いつの間にか靴先や周辺がはげてきている!気をつけてはいても、道路の溝や穴にかかとがはまって削れてしまうこともあります。さらには自転車も靴に傷をつけてしまう理由のひとつ。子どもを乗せていると、自分の靴にまで気が回りません。
とはいえ、靴の色剥げや生地剥げを見つけると、途端にテンションが下がってしまいます。新しい靴だと、なおさらショック!
もちろん修理に出したり、色付きのクリームを塗って手入れできればいいのですが、今は時間がない。そんな時にオススメなのが、油性マジックを使った緊急対応。削れた場所や剥げた場所に、油性マジックを塗ってしまうのです。マジックは色も豊富なので、いったん目立たない場所で色合わせをしてみるといいでしょう。初めはテカリが気になっても、落ち着いてくる場合もあります。
しかしながら、これはあくまでも応急処置。靴専用の補修ペンもありますので、お気に入りの靴の場合はそちらをオススメします。
【2】サッとひと拭きできる“余裕”を携帯
子どもの送迎で園庭を通り、気がついたら、靴が砂ぼこりで真っ白に!会社に着いたら、靴に謎のシミが……。ひとりになって自分のことに目が向くと気がつくことがありますよね。
靴の汚れは、その人の印象につながることもあります。『オシャレは足元から』などという言葉もあるぐらいですから、気を遣うに越したことはありません。そこでオススメなのが、使い捨ての靴磨きや、濡れティッシュをバッグに忍ばせておくこと。これらを持っていると、靴の汚れに気づいた時に慌てることが少なくて済みます。『サッと拭く』、そのひと手間で印象を変えることも十分可能。
お父さんが送迎を担当する場合もありますから、ご自身だけではなく、パートナーの鞄にひとつ入れておくのもいいですね。
【3】靴についた黒ズミはキッチンのアレで対応
白や色の薄い靴に汚れや黒ずみがついてしまうと、とても残念な気持ちになります。「気をつけていたはずなのに……」と落ち込むこともあるでしょう。でも、大丈夫!こういう時に役に立つのは、メラミンスポンジなんです。そう、キッチンやお風呂場の掃除に使える、あのメラミンスポンジです。
メラミンスポンジに水をつけて、靴を優しくこすってみてください。すると、汚れがとれる場合も。この方法は生地がツルッとしたものばかりではなく、スニーカーにも有効です。丸ごと洗って乾かす時間がない場合に、部分的にきれいにすることも可能ですよ。
【4】温かい中敷きをお守りに
これはオマケの情報。しかし、あなたを守ってくれる情報でもあります。
女性にとって冷えは大敵。秋冬の寒い季節は足元から冷えていきます。仕事の都合で、子どもの行事で、外に長時間いる必要がある場合、初めは大丈夫でも、次第に体が冷えてツラくなってきますよね。
そういう時は、ぜひとも性能のいい中敷を敷いてください。足元が温まるだけで感じ方はまったく違います。緊急用に、足用カイロを持っていると救われる場合もありますね。
靴のトラブルはあなたのトラブルに
お洋服やメイクに気を遣っていても、靴が汚れている、傷だらけ……では残念。何より、それを見つけてしまったあなた自身が落ち込んでしまいます。
靴のきちんとしたお手入れは時間がある時や季節の変わり目にまとめてするとして、緊急時はこれらの手を使って乗り切りましょう!
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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