実は不要?下ごしらえが必要な野菜とそうでないものの違い

料理をする時に必要な下ごしらえ。野菜を切ったり皮をむいたりなど、手間がかかるものです。しかし、料理の仕上がりを左右するからと一生懸命やっている方は多いでしょう。

そんな下ごしらえ、実はやらなくてもいいこともあるって知ってましたか?

思い込みや自己流も多い野菜の下ごしらえについて、復習してみましょう。

下ごしらえは何のため?

野菜には筋や堅い部分など、食べづらかったり食感が良くなかったりする部分があります。それをあらかじめ取り除くのが、下ごしらえをする理由です。

野菜の美味しさを活かす切り方やあく抜き、下ゆでまですれば、その後の調理が楽になります。また、味が染みやすくなるなど、美味しさがアップします。

下ごしらえのポイントは、野菜の特徴や栄養を生かした事前処理です。

下ごしらえでやらなくていいことは?

やらないといけないと思われがちな下ごしらえですが、実は次の下準備は必要ないのです。

きのこの水洗い

スーパーで手に入るきのこといえば、えのき・しめじ・しいたけ・舞茸・エリンギなどがあるでしょう。これらは土壌ではなく、おがくずなどの培地を使った清潔な環境で栽培されています。そのため、洗う必要はありません。

むしろ、水洗いすると、きのこの特徴である独特の風味と栄養が失われてしまったり、べちょべちょとした水っぽさが気になってしまったりします。きのこ類は、根本や根本付近の堅い部分を切り落とすぐらいで十分なのです。

ニンジンの皮むき

ニンジンは皮をむくもの!そう思ってせっせとむいている人は多いのではありませんか。実はこれも必要ないんです。

ニンジンの皮はとても薄く出荷前の洗浄でむけてしまっていることがほとんど。(土つき・採れたてを謳い文句にしている場合は別です)

しかも、ニンジンだけでなく根菜類は皮と身の境目に最も栄養が集まっています。それを捨ててしまうのは、栄養的にはもったいないことなのです。どうしても皮をむかないとイヤという方以外は、水洗いしてそのまま調理に使って大丈夫ですよ。

ごぼうのあく抜き

ごぼうは、ささがきや千切りを水につけると、水が黒くなりますよね。それを見て「汚い」と感じる人もいると思います。そのため、あく抜きは必須だと毎回行っている人も多いでしょう。

しかし、この黒さは汚れではなくクロロゲン酸というポリフェノールによるもの。ポリフェノールは抗酸化作用があることで知られ、アンチエイジングや美肌効果が期待できます。

あく抜きはそんな有効成分を洗い流して捨ててしまうのと同じこと。仕上がりの黒さが気になる場合は仕方ないですが、そうでないならごぼうはあく抜きをしなくてもいいのです。

した方が良い下ごしらえは?

代表的な例をいくつかご紹介します。

オクラのヘタ・産毛取り

オクラには表面にびっしりとチクチクした産毛が生えています。まな板の上にオクラを並べて塩をふり、手のひらで転がす「板ずり」をすることで、食感と色合いが良くなります。また、ヘタの角を取り除けば先端の頭部分まで丸ごと食べられるのでおすすめです。

ほうれん草の根元を十字にカット

ゆでる前に、ほうれん草の根元を十字にカットすると土を落としやすく火が通りやすくなります。ほうれん草は、どうしても小さな土が残りがちなので、このひと手間を加えることで美味しくいただけるようになります。

絹さやの筋とり

これは、ほとんどの人がやっていると思います。絹さやの筋は口に残ってしまうので、取り除くのは必須です。豆が寄っている方向にヘタを折って、下に軽く引っ張るとスッと筋が取れるので、特にお子さんは面白がって手伝ってくれるはず。

正しい下処理で美味しく野菜を食べよう

思い違いをしていたり、理由はわからないけれどなんとなくやっていたという下処理はありましたか?

一番大事なのは、野菜の栄養を損なわずに料理の出来栄えをアップさせること。そのために必要なのが下処理なんですね。

正しい下処理を覚えて、今まで以上に美味しく野菜をいただきましょう!

監修:藤村亜美(家事代行サービスCaSy・お料理研修講師)

photo/PIXTA

高時給!週1日2時間からできるお仕事
家事代行スタッフ登録

この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます

タイマー機能で雑菌発生!?絶対に知っておきたい、夏の炊飯器の使い方

共働きの家事分担をパートごとに【ポイント化&見える化】で解決!

頑固な黒カビは秋冬での対策がキモだった!場所別お掃除方法教えます!