大根でお餅も!?旬を味わう!大根を美味しく食べるレシピ3選
寒さが厳しくなるにつれ、美味しくなる大根。出汁をたっぷり吸いこんだほくほくのおでんや、おせち料理に欠かせない「なます」など。大根を美味しく味わえる冬にぴったりのメニューはたくさんあります。
今回は、CaSyジャーナルが厳選した大根を使ったお料理のレシピをご紹介します。
Contents
大根は品種によって旬が違う!
一口に大根と言っても、たくさんの品種があります。どのくらい知ってますか?
青首大根
青首宮重(あおくびみやしげ)群といわれる葉の付け根辺りが青くなっている大根です。スーパーで見かけるのがこの種類で、生産量は大根全体の90%を占めています。大根と言われて真っ先に浮かぶのがこの系統でしょう。10月から2月が旬ですが、一年中栽培されて出回っています。
三浦大根
神奈川県三浦半島で作られている白首系大根です。真ん中が太くなっているのが特徴で、12月から2月頃に収穫される、真冬が旬の大根。煮崩れしにくく味が染みやすいので、おでんやぶり大根にぴったりです。
聖護院大根
京都で生まれた伝統的な京野菜です。丸い形も特徴的ですが、肉質がとても柔らかいのに煮崩れせず辛味も少ないので、煮ても生でも美味しくいただける大根です。
ラディッシュ
赤くて小さく、見た目もかわいらしいラディッシュも大根の一種です。洋風のお料理のつけあわせやサラダ、酢漬けにもぴったり。料理に華やかさをプラスできます。こちらは一年を通して栽培されていて、周年で市場に出回っています。
大根のおすすめレシピ ①ぶり大根
冬定番の大根料理といえば、ぶり大根でしょう。美味しいけれど、ちょっと難しそう?と思う人もいつのでは?
実はそんなことありません。コツを押さえれば簡単。翌日も美味しいのでぜひ作り方をマスターしましょう。
<材料>(4人分)
ぶり切り身 3切れ
大根 1/2本(600g程度)
しょうが 大1かけ
調味料(砂糖・みりん 各大さじ4、しょうゆ 大さじ5 ※大さじ2はあとから回しいれる)
<作り方>
1.大根は厚さ2cmの輪切りにしたあと、厚めに皮をむき半分に切る
2.ぶりは一切れを3等分に切り、大根と薄切りにしたしょうがを入れて、材料が浸るぐらいの水を注いで、強火にかける
3.あくを丁寧にすくい、大根に竹串が通るぐらいまで茹でる
4.砂糖とみりんを加えて、落し蓋をして中火で約10分間煮る
5.しょうゆ大さじ3を加えて、再び落し蓋をして煮汁の量が1/3ぐらいになるまで煮る。目安は30分ほど。最後に大さじ2を回しいれて、鍋を回しながらツヤを出す
6.一緒に煮たしょうがを千切りにし、上に添えて完成
大根のおすすめレシピ ②大根だけで作る大根餅
大根だけで一品できちゃいます。小腹が空いた時にもぴったり。
<材料>(作りやすい量)
大根 400g~450gぐらい
塩 小さじ1
小麦粉 80g ※
片栗粉 80g ※
鶏ガラスープの素 大さじ1 ※
サラダ油 適量
<作り方>
1.大根は皮をむいてからすりおろして、軽く水気を絞る
2. ※印の調味料を1に入れてよくこねて、四角や丸などお好みの形に整える(大根の水分量に合わせて小麦粉と片栗粉の分量を調整するとよい)
3.熱したフライパンにサラダ油をひき、2を入れて両面を焼く
4.味が足りない場合はしょうゆで味つけを
大根のおすすめレシピ ③レンチンだけでできるきんぴら
和食総菜の代表格ともいえるきんぴらを大根でアレンジ。レンジだけで作れる手軽さも魅力です。
<材料>(4人分)
大根 300g
人参 120g
こんにゃく 100g
しょうゆ・みりん・砂糖・ごま油 各大さじ2
ゴマ 適量
<作り方>
1.大根、にんじん、こんにゃくを5mmほどの拍子切りにする
2.耐熱容器に1の材料と、調味料を入れる
3.密閉せず(蓋を少し開けるかラップをふんわりかける)、600wで1分半加熱。(熱の通り具合によって時間調整)
4.ゴマを振って完成
大根の魅力を味わう
大根にはアミラーゼやプロテアーゼなどの消化酵素が含まれているため、大根おろしにしてお餅と絡めたり、うどんに乗せたりという生での食べ方もおすすめです。
和食にも洋食にも使える守備範囲の広さが魅力の大根。一年中出回ってはいるものの、旬は晩秋から初冬です。まさにこれからが大根の美味しくなる季節。様々なアレンジで存分に旬の大根を味わいたいですね。
監修:藤村亜美(家事代行サービスCaSy・お料理研修講師)
photo/PIXTA
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます