梅雨&真夏ならではの悩み…お部屋のイヤ〜なニオイの解消法とは?
梅雨時期や夏の暑い日は、お部屋のニオイがこもりがち。仕事がうまくいったり、楽しい飲み会があっていい気分で帰宅して玄関を開けた時に、「うっ……クサイ」となったこと、ありませんか?友達が遊びに来た時にも気になるお部屋のニオイ、実は日々のきちんとしたケアが必要です。
この季節に必読の『ニオイ』にまつわるアイディアを紹介します。
部屋にニオイがこもる原因
部屋のニオイの原因は、様々なものがあります。キッチンの排水口に残った食べ物のカスや汗、タバコ、ペット、部屋干しの生乾きのニオイなどなど……。
また、布製品にはいろんなニオイが染みつきます。布団に染み付いた汗のニオイ、カーテンやソファなどにはタバコや食べ物臭など。こういったニオイが混ざってしまうと、悪臭となってしまうんです。
とくに一人暮らしをしている方はワンルーム・1Kなどの間取りが多いので、ひとつの部屋で衣食住の全てを行うことに。そうすると、ニオイの原因を作りやすくなってしまいます。
まずはニオイを“消す”ことから
ニオイが気になるからといって、いきなり香りの強い芳香剤を置いては逆効果です。ニオイが混ざってさらなる悪臭を引き起こしてしまいます。そのため、まず大切なのは、部屋の中に漂う嫌なニオイを“消す”こと。
簡単にできるのは、窓を開けて換気をすること。窓がふたつある場合には、向かい合った窓をふたつとも開けて風の通り道を作ってあげましょう。もし一方向にしか窓がない場合には、キッチンの換気扇と合わせて換気をすることでだいぶ変化があります。
次に、サーキュレーターなどの家電を活用して、空気を循環させること。ニオイは長時間閉め切った状態で空気が滞留している時に発生しやすくなりますので、部屋に帰ってきたらまずはサーキュレーターのスイッチを入れることが大切です。
それでもなかなかニオイがなくならない場合や、大雨の最中などで窓を開けることができない場合には、消臭スプレーを使いましょう。とくに室内や布製品にかけることで、ニオイのもとを除去することができます。
部屋の隅などで空気が循環しにくい場所などに消臭剤を置いておくことで、普段からニオイが溜まらないように工夫することもできますよ。シンクにゴミを置きっぱなしにしないこと、水回りの排水口の掃除を定期的にすることなども予防策になります。
ニオイを消したら、香りを楽しむ
ニオイをなくしたら、いよいよ自分の好きな香りを楽しみましょう。いくつかのアイテムをご紹介します。
アロマキャンドル
雑貨屋さんなどに行った時に見つけたらぜひ買っておきたいのが、アロマキャンドル。アロマキャンドルは香りがいいだけではなく、火を眺めているとリラックスできる効果も期待できます。ただし、火事などの原因にもなりかねませんので、必ず目の届く範囲で使ってくださいね。
柔軟剤
室内の嫌なニオイの原因は主に洗濯物だとお伝えしました。そこで、洗濯物自体からいい香りがするように、柔軟剤を使用するのもオススメです。洗濯物だけでなく、布団や枕カバー、シーツ、クッションカバーなどからも常にいい香りがするようになります。
アロマディフューザー
帰宅後や就寝前などに、アロマディフューザーに好きなアロマオイルを垂らしてスイッチをオン。そうすれば比較的早く室内をいい香りで包むことができます。気分に合わせてオイルを変えてもいいですね。
リラックスできる場所は、いつもいい香りにしよう
まずはこまめに換気をすること、布製品の洗濯をすること、ニオイが残りやすい箇所の掃除を定期的にすること。この3点を徹底することで、だいぶ軽減されると思います。
これらを習慣化して、自分が一番落ち着く自宅は常にいい香りを保ちたいものですね。ぜひ試してみてください!
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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