簡単&楽々!『お掃除スケジュール』を作れば家はキレイになる!
1週間、日中は頑張って働いて、自宅に帰ってきたらそのまま寝るだけ……。お掃除は週末にまとめて行うものの、やるべき箇所が多すぎて、気づけば「ここは来週でいいや」と諦めてしまったりしていませんか?
そうしてどんどんお掃除をしなければいけない場所を後回しにしていくと、気が付けば「どうせ汚いし、もうお掃除はしなくてもいいや」という考えに変わっていってしまいます。
そうならないためにオススメしたいのが、『お掃除スケジュール』を作ること。「え、それって毎日お掃除するってこと!?」と不安に思うことなかれ。掃除をする曜日と、“簡単なお掃除”だけをする箇所を決める、という新習慣を提案します!
Contents
お掃除スケジュールを立てるメリットとは?
お掃除スケジュールはとっても簡単です。掃除をする箇所と、曜日を決めるだけ。この習慣を決めると、「今日はこの場所は掃除をしなくてもいい」と積極的にサボることができます。また、掃除箇所が分散されるため、1日あたりにすべき掃除の量が減るので、負担も軽くなるのです。
1週間のお掃除スケジュールを立ててみよう!
ではさっそく、お掃除スケジュールを立ててみましょう。ポイントは、自分のライフスタイルに合わせて行うこと。たとえば、フリーランスのライターで日中は自宅にいることが多く、週に1日は取材などで家を空ける、そんな私の例をご紹介します。
土曜日・日曜日
まとめて床のお掃除の日。1週間生活したことによる汚れを徹底的にキレイにします。掃除機&クイックルワイパー&コロコロをかけるのがマスト事項。また、仕事で使って散らかった机の上の資料や書類を整理し、何もない状態に。土日はわたしにとっての『リセットデー』。所要時間はおよそ1時間程度。
月曜
作業をすることが多いため、お掃除はお休み。
火曜
洗面所の片付けとお掃除の日。洗面所の上に置きっぱなしのメイク道具や、歯ブラシなどを一度移動させ、メラミンスポンジを使用してキレイに掃除をします。排水口の髪の毛をとったりすることもこの時に行ってしまいます。所要時間は10分程度です。
水曜
トイレ掃除の日。掃除機かけと、トイレ用クリーナーのシートを使って便器の拭き掃除をします。所要時間はこちらも10分程度。そんなに汚れていない時は2週間に一度に頻度を下げます。
木曜
取材にでることが多いため、お掃除はお休み。
金曜
キッチン掃除の日。普段は洗った後に乾かしっぱなしの食器をすべて整理して、メラミンスポンジを使ってシンクをきれいに掃除します。また、ガスコンロの五徳なども取り外し、簡単に拭き掃除も行います。余裕があれば調理スペースにあるものを移動させて、こちらも徹底的に拭き掃除。所要時間は15分程度です。
他にも、洋服を整理したり、空気清浄機のフィルターを掃除したりするなど、頻度は多くありませんが、やならなければいけないことって本当に多いんですよね。平日は仕事に出ていてお掃除に手がつけられないという方でも10分程度であればどこかひとつお掃除をすることはできるのではないでしょうか。
お掃除スケジュールを作成することで、今一度、自分の時間の使い方を振り返ることができるのもメリットと言えるでしょう。
”ながら掃除”もオススメ!
疲れてしまって、どうしても平日には時間が作れない!という方は、“ながら掃除”もオススメです。洗い物をしながら、ついでにシンクやコンロのお掃除をしたり、歯磨きをしながら洗面所の掃除を簡単に済ませたり……。
お掃除スケジュールを立てることは、『掃除をする箇所を分散させ、1回あたりの掃除の量を減らし、キレイな状態をキープすること』が目的です。「一度にすべてをきれいにしなくてはいけない」という思考から、「少しずつできることをやろう」という思考に変えていきましょう。
せっかくの休日をお掃除だけに充てるのは、もうやめよう
部屋を常にキレイに保っている人ほどできている『お掃除スケジュール』の習慣。これを意識しておけば、突然の来客があっても、「洗面所やトイレ、ずっとお掃除していない!」という事態にはなりません。
日ごろからできるだけキレイな状態をキープしておくことで、休日に外出したり、ドラマを見ながらゴロゴロしたり、作りおきのごはんを作る時間に充てたりするなど、自分の時間を思いっきり楽しめることにもつながります。みなさんもぜひ一度、『お掃除スケジュール』に挑戦してみませんか?
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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