野菜も摂れちゃう！冷凍・レトルト食品を使った簡単＆時短レシピ

4月といえばみんなが忙しくなる季節。就職や人事異動などで新しい職場で働き始めたり、育休から復職した方もいるでしょう。毎日朝から晩までバタバタしていて、精神的にも肉体的にも、ちょっぴりつらい時期でもあります。そんな中でも自分やパートナー、家族のために栄養バランスをしっかり考えた食事を準備したいけれど、毎日のメニューを考えたり、イチからお料理する暇がない！と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

そこで、今回は冷凍食品やレトルト食品を使いつつも野菜も一緒に摂れる時短レシピをご紹介しちゃいます。冷凍食品やレトルト食品だとどうしても野菜が不足してしまいますが、野菜と組み合わせて材料の一部として使うことで、栄養バランスを整えることができるんですよ。

『牛丼の具』×『野菜』＝『肉じゃが』

まずご紹介するのは、冷凍食品でもレトルト食品でも市販されている『牛丼の具』を使った時短レシピ。これを使うことで味付けもほとんど完了しちゃう一品です。たっぷりのジャガイモとにんじんでボリュームを出せば、栄養満点のメニューが完成です！

《材料》2人分
ジャガイモ　4個
にんじん　1本
牛丼の具（冷凍でもレトルトでも可）　1人前
※ お好みでしょうゆ　適量

《作り方》2人分
１：ジャガイモとにんじんの皮をむき、お好みの大きさに切ったら鍋に入れ、ジャガイモの半分が浸かるくらいの水を入れて、火にかけやわらかくなるまで煮る。
２：ジャガイモとにんじんがやわらかくなったら、解凍しておいた牛丼の具を入れる。
３：煮込んだら完成。お好みでしょうゆを入れて、味を整える。

肉じゃがはきちんと作ろうとすると、意外に手間と時間がかかるもの。しかし、冷凍やレトルトの牛丼があれば、簡単に肉じゃがを再現することができるんです。牛丼の具はほかにも多数アレンジできるので、常時ストックしておいてもいいですね。

『冷凍ハンバーグ』×『野菜』＝『タコライス』

お弁当用の冷凍ミニハンバーグを使って、火を使わずに簡単にタコライスができるレシピをご紹介します。辛味はないので、子どもにもぴったり！

《材料》2人分
ご飯　2人分
冷凍ミニハンバーグ（お弁当用）　6個
レタス　約4枚
トマト　1個
トマトケチャップ　小さじ2
ウスターソース　小さじ２
チーズ　適量
シーザードレッシングかマヨネーズ　適量

《作り方》
１：レタスは細切りか細かくちぎり、トマトは角切りにする。
２：冷凍ハンバーグを電子レンジで温め、あらかじめチーズを入れておいたボウルに入れ、マッシャーでつぶし、トマトケチャップとウスターソースも入れて混ぜる。
４：器にごはん、レタス、２、トマトの順にのせていく。
５：チーズとお好みでシーザードレッシングかマヨネーズをかけて完成。

ゼロからタコライスを作ろうと思うとなかなか面倒だったりするものですが、このレシピならあっという間！しかも、冷蔵庫の余り野菜を一掃できてしまいます。アボカドやきゅうりなどを加えてもいいですね。

『冷凍餃子』×『野菜』＝『餃子のトマトチーズ焼き』

なかなか野菜と組み合わせにくい餃子。でも今回はそんな餃子を、たっぷりのトマトで洋風に仕上げます。

《材料》2人分
冷凍餃子　10個
トマト缶　1/2缶
塩　適量
鶏ガラスープの素かコンソメ　適量
チーズ　適量

《作り方》
１：鍋に油をひき、冷凍餃子を並べる。水を入れてフタをし、中火で蒸し焼きにする。
２：水がなくなったらトマト缶を入れ、塩や鶏ガラスープの素などを適量加えて、味を整える。
３：チーズを適量かけて再度フタをして弱火にする。
４：チーズが溶けたら完成。

餃子の中にはもちろんお肉がたっぷりと詰まっているので、肉を買い足す必要もありませんね。他にもお家にあるブロッコリーやにんじん、ジャガイモなどを加えるとさらにボリュームがでます。また、鍋のまま食卓に出しても、華やかになってOKですね！

賢く、時短でご飯を作ろう！

冷凍食品やレトルト食品をそのまま食卓に出すのはちょっぴり罪悪感があるけれど、野菜を使ったアレンジレシピなら取り入れやすいですよね。忙しい時、時間のないタイミングの切り札に、ぜひ使ってみてくださいね！

監修：福田信厳（家事代行サービスCaSy・お料理研修講師）

photo/PIXTA