お手入れしないと、かなり危険!?ドライヤーのお掃除方法とは?
毎日のようにお世話になっている電化製品、と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
テレビ、洗濯機、掃除機や食洗機……家事に関するものやリビングにあるものを真っ先に思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、毎日どころか日に複数回使っているはずなのに、なかなかお手入れが行き届かない電化製品があるのです。
それは、ドライヤー。実は汚れがつきやすいだけではなく、汚れによって使える期間も短くなってしまうのです。今回は、ドライヤーのお手入れ方法について紹介します。
Contents
ドライヤーにつく汚れの種類は?
ドライヤーの汚れの主な原因は、ホコリや髪の毛。外側はキレイでも、実は吹き出し口のフィルター部分はかなり汚れていることが多いのです。とくに髪の長い人は、ついてしまった髪の毛を放置してしまうことで、吹き出し口に絡まって取りづらくなってしまいます。
また、子どもの髪の毛やペットの毛は大人の髪の毛よりも細く、ドライヤーの中に入り込みやすいため、見落としがちに。それらもドライヤーの汚れの原因になっているのです。
ドライヤーの汚れを放置するとどうなる?
それでは、そんなホコリや髪の毛によるドライヤーの汚れを放置すると、どうなってしまうのでしょうか?
1: 故障の原因に!
ドライヤーの吹き出し口フィルターに汚れが溜まることで、ドライヤーの効きが悪くなり、髪を乾かす時間が長引いてしまいます。つまりこれはドライヤーの寿命を縮めてしまうということ。
また、ホコリや髪の毛がフィルターをすり抜けてモーターに入り込んでしまうと、ドライヤーを故障させてしまう原因になります。
2: 発火の可能性も!
ドライヤーを使っていると、吹き出し口から何となく焦げ臭いニオイがすることはありませんか?もしかしたら、それはドライヤー内に入り込んだホコリや髪の毛がモーターの熱や、吹き出し口からの熱風によって焦げてしまっているのかも!
ドライヤーの熱によりホコリが発火してしまう可能性もあるので、焦げ臭いニオイがしてきた場合は早急にフィルターなどをお手入れする必要があります。
ドライヤーのお掃除方法は?
それでは実際に、ドライヤーのお掃除方法を紹介します。吹き出し口が狭いためお掃除がしづらい印象ですが、家にあるアイテムで簡単に掃除ができるのです!
1: カバーやフィルターを外す
まず、ドライヤーについているカバーやフィルターを外します。ドライヤー本体との接続部分を破損しないよう、丁寧に外しましょう。この際、気をつけなければいけないのは、電源プラグ。必ず抜いていることを確認してから作業にとりかかってくださいね。フィルターを外す際にうっかりスイッチを押してしまうと、火傷をしてしまう可能性があります。
2: フィルターの掃除はブラシと綿棒で!
フィルター掃除は、綿棒など先の細いものが便利。まず、使い古した歯ブラシや目地ブラシで、フィルターにこびりついたホコリや髪の毛をガシガシかき取っていきます。
その後、網目が重なり合った部分などの細かい部分の汚れを綿棒でこすり取ります。
3: ドライヤー内部は掃除機で!
フィルター掃除が終わったら、次はドライヤー内部のホコリをお掃除します。掃除機のヘッドを細いノズルに変えてホコリを吸い取っていきましょう。この際、ノズルでドライヤー内部を破損しないよう、気をつけながら作業してくださいね。
この作業を1ヵ月に1回程度行うだけでも、風量も本来の状態で快適に使用することができます。また、保管場所もできるだけホコリがつかない場所にしておきましょう。
ドライヤーのお手入れで危険を防ぐ!
普段はあまりお手入れをしようと目が向かないドライヤー。しかし、熱風の出るドライヤーは、最悪の場合、火事などを引き起こしてしまう原因にもなり得るものです。
洗面所のお掃除のついでに、月に1回はドライヤーのお掃除をすることで、万が一の危険を防ぐことができますから、是非とも意識してみてくださいね。
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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