え?ブラインドの掃除に軍手と履き古したアレが使えるって本当?
お部屋の雰囲気をグッとおしゃれにしてくれるブラインドカーテン。光の入り具合を細かく調節できるため、夏の暑い日や西日が強すぎる時なども、程よい自然光を取り込むことができます。
しかし、ブラインドの難点はホコリがたまりやすいわりにはお掃除がとっても面倒なところ。中にはちゃんとしたお掃除の方法を知らない!という人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、あるアイテムを使用して簡単にブラインド掃除ができる方法を紹介します。
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ブラインド掃除には軍手が使える!?
隙間が細かく、羽がしなってしまい、なかなか上手にお掃除できないブラインド。そんなブラインドの掃除にぴったりなのが、なんと……軍手です!というのも、ブラインドは構造上、裏表のどちらにもホコリや汚れが溜まりやすいのですが、軍手を使えば、指でブラインドの羽を挟んでスーッと滑らせるだけで簡単にお掃除ができてしまうから。
雑巾などだと羽がしなって上手に掃除ができず、イライラした経験のある人も多いですよね。軍手で両面を挟んでお掃除するこの方法であれば、“しなり問題”も解決。さらに、自分の手でお掃除しているのと同じ感覚なので、操作性が高いのも嬉しいポイントです。
軍手を使ったブラインドのお掃除方法は?
それでは早速、軍手を使用したお掃除方法を見ていきましょう。日常的に軍手を使って表面のホコリを取るだけでもキレイなブラインドが保てますが、今回はしっかりお掃除バージョンを紹介します。
1: 大まかにホコリを吸い取ろう
まずは掃除機で大まかにブラインドのホコリを吸い取っていきましょう。ブラインドは高い位置から取り付けられていることが多いため、足元がしっかり安定した踏み台を使って作業してくださいね。
掃除機のノズルを細い吸い込み用に付け替えて、強さは弱または中で行います。というのも、細いノズルに替えることで吸引力が上がるため、強で吸い込みを開始すると、ブラインドが破損してしまうこともあるためです。
2: 重曹水を使って拭き取り掃除
ここでついに軍手の登場。
まずは重曹水(水500mlと重曹大さじ1)を作り、軍手にしっかりと染み込ませます。そのあとは軍手を絞って軽く水気を切っておきましょう。重曹は本来、手についても安全なものですが、手全体に重曹水の水気を含んだ軍手をつけることによる手荒れを防ぐため、また、うっかりブラインドで手を傷つけてしまわないように、軍手の中にゴム手袋をはめておくことをオススメします。
準備ができたら、指でブラインドの羽を挟んで滑らせたり、細かい紐の部分を指でこすったり、丁寧にブラインドの拭き掃除をしていきます。
3: 拭き掃除が完了したら乾拭きを!
軍手での拭き掃除が完了したら、しっかりとブラインドを乾拭き。水分が残ってしまうと、ホコリがそこに吸着されてしまい、落としづらい汚れやカビの原因になってしまうためです。
理想は乾いた軍手で水気を拭き取っていくことですが、ブラインドを閉めて乾いた雑巾で表裏を乾拭きするだけでもOKです。
普段のライトなお掃除にはストッキングが活躍!
普段のお掃除に毎回軍手を引っ張り出すのはちょっともったいない……。そんな時は、伝線してしまったり使い古したりしてもう履くことができないストッキングを使用するのがオススメです。ストッキングの静電気がホコリを吸着してくれるため、ホコリが溜まりやすいブラインド掃除にぴったり!
また、ストッキングも軍手と同様、手にはめて使用できるので、自分の手でお掃除できます。お掃除が終わったらそのままゴミ箱に捨てられるのも楽チンで嬉しいですね。
軍手でのお掃除、ハマっちゃうかも?
自分の指先を使って自由自在にお掃除する、なかなか普段はできないお掃除方法ですよね。しかし、他の掃除道具と違って自分の指を使うような感覚でお掃除できるので、始めてみると案外ハマってしまうかも!?
軍手があれば、今までは目をつぶっていた掃除がしづらい細かい部分もキレイにお掃除することができます。ブラインドはもちろん、窓枠や窓のサン、床のすみなど、お部屋の中の色々な場所に軍手でのお掃除を応用してみてくださいね!
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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