エアコンがカビ臭い…!?その原因は?ニオイを消す方法はある?
猛暑日が続くこの季節、欠かせない家電といえばやはりエアコン。しかし、帰宅後にエアコンのスイッチを入れた瞬間、「何これ!カビ臭い!」そう感じたことはありませんか?
蒸し暑い部屋にいるのは嫌だけど、カビ臭いのはもっと嫌!部屋を快適にしてくれるはずのエアコンから漂うニオイのせいで、スイッチを入れることを躊躇してしまう……真夏の暑い日には死活問題です。
今回は、エアコンがカビ臭くなってしまう原因や、その対処法について紹介します。
Contents
エアコンがカビ臭くなる原因とは?
カビは湿度が70%以上、20〜40℃の温度でとくに発生しやすくなります。つまり梅雨の時期はカビの繁殖を活発にする条件が揃ってしまっているのです。しかも、エアコンは部屋の中のホコリなどが溜まりやすいので、そのホコリがカビの養分になってしまいます。さらには結露が発生しやすいため、より水分を溜めこみやすく、カビにとってエアコンは絶好の居住環境。
ジメジメした梅雨の季節を経て、いざ猛暑日にスイッチを入れた途端、密かに発生していたカビのニオイが部屋中に充満してしまうのです。
カビの影響はニオイ以外にも!
エアコンに発生したカビをほうっておくことは、不快なニオイ以外にも様々な悪影響があります。
エアコンからカビの胞子を含んだ空気が排出されてしまうことで、アレルギーや喘息を引き起こしてしまう可能性も。単にニオイが気になるだけではなく健康にも悪影響があるとなれば、特に小さな子どものいる家庭などでは大きな問題です。
快適な居住環境を整えることは、健康を保つためにも必要ですよね。
エアコンがカビ臭い場合の対処方法
それでは、実際にエアコンからカビのニオイがした場合、どう対処すればいいのでしょうか?日常でちょっとした心がけを行うことで、嫌なニオイをグッと軽減させることができますよ。
1: まずは換気!
エアコンのカビ臭さが気になる場合、第一に行いたいのが換気です。そんなことは当たり前!と思う人も多いかもしれませんが、実は換気方法にもちょっとしたテクニックがあるのです。
まず、エアコンの温度を20℃以下にグッと下げてスイッチを入れ、窓を全開にします。これを数十分行うだけで、カビ臭さがスッキリ!
また、毎日エアコンをつける際に10分だけでも窓を開けて換気することで、嫌なニオイを軽減できますよ。
2: フィルターに掃除機がけを!
お部屋に掃除機がけをする際、週に1回程度でいいので、エアコンのフィルターを外して掃除機がけを行いましょう。
方法は、フィルターを取り外し、新聞紙などの上に置いて丁寧に掃除機をかけていきます。これをすることで、カビの養分になるホコリを定期的に取り除くことができます。
とはいえ、高い場所にあるエアコンのフィルター、どうしても億劫になってしまいますよね。そんな時は、エアコンのカバーを外して、ヘッドを外して柄を伸ばした掃除機をエアコンに当てて掃除機がけをするだけでもOK!
まずは定期的に行うことを意識しましょう。
3: 月1でフィルターを水洗い
月に1回、ないし隔月に1回程度、フィルターを水洗いするとなおよし!少々ハードルが高いように感じますが、ワンシーズンに2回程度と考えれば、そう高い頻度ではないですよね。
水洗いは、重曹水(水100mlに重曹小さじ1)を使うと、汚れをスッキリ落とすことができます。
フィルターを取り外し、軽くホコリを払ったら裏側から重曹水をスプレーし、歯ブラシや目地ブラシで優しくホコリをかき取っていきます。最後に裏側からシャワーなどで洗い流し、水洗いは完了!
もちろん水分を残さないために、そのあとの乾燥はしっかりと行ってくださいね。
どうしてもニオイが消えない場合はプロに頼ろう
フィルターの掃除や換気は自分自身で行えますが、さらにその奥に原因がある場合は話は別。エアコンは精密な電気機器であるため、自分で掃除をしようとすると故障を招いたり、感電したりなどの恐れがあります。
しかし、お掃除代行ではエアコンの掃除を行ってくれる場合はほとんどありません。そんな時はハウスクリーニングを利用しましょう。エアコン内部の掃除やレンジフードの掃除など、お掃除代行ではカバーできない部分のお掃除を行ってくれます。
CaSyでは通常の家事代行だけではなく、ハウスクリーニングのメニューもバッチリ!どうしてもエアコンのニオイが気になるという場合だけではなく、定期的なお掃除での利用もおすすめです。
夏の救世主、エアコンは定期的にメンテナンス
「エアコンのお掃除」と聞くとどうしても大掛かりなものを想像してしまい、重い腰が上がらないもの。しかし、お部屋掃除のついでにフィルターにも掃除機がけをするだけでニオイが軽減され、またエアコンの効きもよくなります。
時にはハウスクリーニングなどを入れて、内部もしっかりメンテナンスしましょう。決して安くはないエアコン、ニオイや汚れをケアすることは、長く使用できることにもつながりますから。
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