テレビやパソコンがホコリだらけ!その原因は?お掃除方法は?
何度お掃除してもすぐにホコリだらけになってしまう、テレビやパソコンの周辺。画面が見づらくなるだけではなく、テレビやパソコンの周りにはコードがたくさんつながっているため、ホコリが溜まってしまうことで電源コードの発火なども心配ですよね。また、小さな子どもがいる家庭では、テレビ画面にベタベタと手アカをつけられてしまうなど、ホコリ以外の汚れも気になります。
今回は、電化製品であるがゆえにお掃除方法やお手入れに戸惑ってしまう、テレビやパソコンのお掃除の仕方やホコリを防止する方法について紹介します。
Contents
テレビやパソコンのホコリの原因とは?
それでは、なぜテレビやパソコンにはホコリや汚れが溜まりやすいのでしょうか?
その原因はズバリ、静電気!テレビ画面などに触れたときに、パチッと感じることがありますよね。その静電気がホコリを吸着してしまうため、テレビやパソコンの周りにはホコリが溜まりやすいのです。
電化製品に水拭きは怖い……だから、いつも乾拭きで済ませている、という人も多いでしょう。しかし、この乾拭きがより静電気を発生させる原因となり、ホコリを吸い寄せてしまう可能性があります。
テレビ、パソコンのお掃除方法
電化製品は水拭きをして故障させてしまうことが何よりの懸念。しかし、実はスッキリお掃除もできて、故障の心配もない、そんな便利なアイテムがあるのです!
1: 電化製品のお掃除にはエタノールが便利
テレビやパソコンなどの精密な電化製品のお掃除におすすめなのがエタノール。揮発性が高いので、二度拭きする必要もなく、水分が電化製品内に残って故障を招いてしまうこともありません。
テレビやパソコンを拭き取る際は、サイズが大きければエタノールをスプレーして乾いた雑巾でさっと拭き取ってもOKですが、エタノールが余分な部分に広がりすぎないように雑巾に含ませて拭き取ると安心です。これでホコリも手アカもスッキリとキレイになります。
2: リモコンやキーボードなどの細かい部分は?
汚れが取りづらい細かい部分にも、エタノールでの拭き掃除は効果的。とくに手垢などの汚れが気になる場所で、雑巾での拭き取りだけだとなかなか取りきれない……。そんな時はエタノールを綿棒に含ませて、ボタンやキーボードの隙間をお掃除していきましょう。
綿棒で細かい部分をお掃除したら、最後にエタノールを含ませた雑巾でさっと全体を拭き取って完了です。
3: デリケートな配線周りは?
テレビの裏や、パソコン周辺は配線がたくさん。普段あまり目にする場所でないため、知らないうちにどんどんホコリが溜まってしまいます。
配線周りをお掃除する際は、テレビやパソコンの電源を切り、コードを電源プラグから抜いておきましょう。お掃除ファイバーや掃除機で大まかにホコリを取り除いたら、エタノールを含ませた雑巾などで丁寧に拭き取り掃除をしていきます。
配線は外せるものは外し、一本一本拭き取り掃除をするのがおすすめです。配線周りは画面やリモコンなどよりも、さらにデリケートな場所になるので、水分が残ってしまうお掃除方法は避けて、優しく丁寧にお掃除しましょう。
ホコリを予防する方法はある?
そもそも、テレビやパソコンに付着してしまうホコリを予防する方法はあるのでしょうか?実は、どこのおうちにもあるリンスや柔軟剤を使うことで、ホコリの付着を防ぐことがことができるのです。
リンスまたは柔軟剤を水で10倍に薄めたものを雑巾に染み込ませ、固く絞ります。その雑巾でテレビやパソコンの画面を拭いていきましょう。リンスや柔軟剤に含まれる界面活性剤のおかげで静電気を防ぎ、結果、ホコリの吸着を予防することができます。
お掃除の仕上げに行うようにするといいですね。
電化製品のホコリ掃除は意外に簡単!
水気厳禁の電化製品のお掃除は、その方法がわからないものですよね。しかし、揮発性の高いエタノールを使えば、二度拭きの手間もなく簡単にお掃除ができます。他の電化製品にも使用できるので、家にひとつ常備しておくといいですね。
決して安くはない電化製品、より長持ちさせたり、安全に使ったりするためにも毎日のホコリ対策をしっかり行いましょう。
監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)
photo/PIXTA
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