キッチンのシンクの下はカビが生えやすい!? 掃除方法や頻度は?
キッチンは、家の中でも特に油や水で汚れやすい場所。
食器洗いの際にシンクを掃除したり、定期的にコンロ周りを掃除したり、ということは多くの人が行なっていることですが、実は多くの人が注目していない場所が!
その場所は「シンクの下」。
放っておくと、いつの間にかカビが繁殖してしまうことも……。
今回は、そんななかなか注目されない、しかし案外重要なシンクの下のお掃除について紹介します。
Contents
シンクの下にカビが繁殖しやすい理由
シンクは毎日使う場所のため、その影響でシンクの下も比較的湿気が溜まりやすくなります。
しかし、シンクの下が物でごちゃごちゃしていると、その整理をするのが精一杯でなかなかその掃除に目を向ける機会が少なくなります。
そのため、長期間放置され、カビが繁殖しやすくなってしまうのです。
食品などを置いておくこともあるため、カビは発生しやすいなどと聞くとゾッとしてしまいますよね。
また、害虫なども発生しやすい場所のため、月に一度ほどのペースでシンクの下に置いてあるものを出して掃除する、という習慣をつけたいものです。
嫌な臭いはカビが原因の場合も
キッチンをどれだけ掃除しても、生ゴミをしっかり処理していても、なぜかいつもキッチンに嫌なニオイが漂っている……と感じたことはありませんか?
もしかしたらそのニオイはシンクの下から漂っている可能性も。
シンクのニオイの原因は排水管の汚れや、配管の接続部分に隙間が空いているなどの原因も考えられますが、シンクの下に繁殖したカビが原因になっている場合もあります。
他の箇所はしっかり掃除しており、配管などに問題が見られなかった場合、シンクの下にカビが繁殖していないかをチェックしましょう。
シンクの下のお掃除方法は?
それでは、シンクの下の掃除はどのように行えば良いのでしょうか? 今回は手順に沿って紹介します。
1: シンクの下に入っているものをすべて取り出す
まずはシンクの下に入っているものをすべて外に出しましょう。
溜まったホコリのほか、食べ物のカスなどがある場合は、ササッと掃除機で掃除をしたり、軽く雑巾で拭き取っておきます。
2: ホコリを払ったら拭き取り作業!
カビが繁殖していない場合は、普通の中性洗剤を染み込ませた雑巾で拭き取ります。
案外油汚れが付いていることも多いので、油汚れ用の洗剤だとより◎!
もしもカビが繁殖してしまっていたら、しっかりと手にゴム手袋をはめて、塩素系漂白剤を染み込ませた雑巾で丁寧にカビを拭き取っていきましょう。
塩素系漂白剤は、汚れの洗浄を行うと同時に殺菌もしてくれるのでカビが繁殖しやすいシンクの下の掃除にぴったりです。
成分の強い洗剤なので、しっかりと換気を行いながら掃除しましょう。
水拭きと乾拭きをしっかりと
汚れやカビを拭き取ったら、そのあとはしっかりと水拭きをして洗剤の成分を拭き取ります。
また、重要なのはこのあとしっかりと乾拭きをすること。
湿気の溜まりやすいシンクの下に、掃除の水分を残さないようにしっかりと拭き取りをしましょう。
シンクの下、カビの対策は?
掃除が完了したら、シンクの下にカビを発生させないワンポイントも。
エタノールを染み込ませた雑巾で全体を拭いておきましょう。
無水エタノール、消毒用エタノール、どちらでもOKですが、消毒用エタノールは無水エタノールよりも揮発性は低いので、こちらも水分が残らないようにしっかりと拭きます。
目がいかない場所だからこそしっかりと掃除を!
普段なかなか目を向けない場所だからこそ、汚れが溜まりやすいシンクの下。
調味料や食品を保存することも多いため、実はより清潔にしておきたい場所かもしれません。
面倒に感じるかもしれませんが、シンクの下の掃除は月一程度でOK! 口に運ぶものを作るキッチンは定期的に掃除のルーティーンを作ると良いですね。
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