30分で完了！CaSyキャストが教える「簡単クローゼットの収納術」

片付けは苦手！だけどお部屋はキレイに、いつでも人が呼べる状態に保ちたい！これは多くの主婦が日々抱えている願望ですよね。

その願い通り、いつでもリビングはスッキリした状態に保っている！ という人もいるのではないでしょうか？

しかし、実はスッキリしているのは見えている部分だけ……クローゼットや寝室は常にものがあふれていて、整理されていない、なんてことも。

もしかして身に覚えのある人も多いのでは？

今回は、誰でも簡単、30分で終わっちゃうクローゼットの収納術を紹介！

今回収納術を教えてくれるのはこの人！

今回、クローゼット収納術を教えてくれるのはCaSyキャストである瀬戸島実千代さん。
(※CaSyで活躍する家事代行スタッフを、キャストと呼んでいます)

テレビのお掃除企画などにも出演するお掃除のプロフェッショナルです。

しかし本人からは「掃除や片付けは嫌いではないのですが……仕事だから楽しんでできますが、やっぱり自分のこととなると面倒ですよね」と意外な一言が！

なんと、瀬戸島さん曰く、おおざっばで面倒くさがりなのだそう。

そんな瀬戸島さんだからこそ生み出した収納術は、面倒くさがりで片付けが得意ではない人でもすぐにマネできちゃうポイントがいっぱいです。

服であふれたクローゼット、収納のポイントは？

クローゼットは人に見せる場所ではない分、どうしても片付けにおいては後回しにしがちな部分です。

しかし、しっかりと整理されていないと、出かける準備に時間がかかってしまったりと日常的な効率が悪くなってしまいます。

衣服でありふれたクローゼットをスッキリさせる収納のポイントとは？

1: まずは衣類の種類ごとに分別しよう

まずは、クローゼットの中にあるものを種類ごとに分別します。

今回は、

・Tシャツ類
・羽織
・ニット
・スカート
・長いズボン
・短パン類

に分別。

実はクローゼットから衣服を引っ張り出して、分別する、という一番最初の作業が一番の難所。

逆にここさえできてしまえば、あとはサクサク進んでいきます。

2: 衣類のたたみはコンパクトに！

分別が終わったら、次は衣類をクローゼットの引き出しのサイズに合わせて畳んでいきます。

多くの人は、ジーンズなどの長いズボンは三つ折り程度に、Tシャツやニットは袖を折りたたんで二つ折りにしているという場合が多いのではないでしょうか？

しかし、多くの衣類を限られた空間に収納する際は、それをクローゼットの引き出しの高さに合わせてさらに小さく折りたたむのが瀬戸島流！

とりあえず「どんな服か？」がわかるように小さめに畳んでいきます。

3: 衣服は種類ごとに縦に収納すべし！

引き出しの高さに合わせて衣服を畳んだら次はいよいよ、引き出しの中に衣服を収納していきます。

この際にポイントとなるのは、同じ種類の衣服を縦に収納していくこと。

衣服をただ積み上げるように収納してしまいがちですが、そのように収納してしまうと下にある衣服を探したり出したりするため、引き出しの仲が煩雑になってしまいます。

縦に衣服を入れていくことでその引き出しの中に、どんな服が入っているか？ が一目瞭然になり、お出かけ前のコーディネートもしやすくなります。

縦に収納すると、衣服を取り出す際も引き出しの中で崩れることなく取り出すことができます。

4: 引き出しの容量が足りない！ そんな時は……

収納術をレクチャーしてもらっていると、大問題が発生！衣類の数が多すぎて、引き出しに収まりきらないというハプニングが……。

それもそのはず、引き出しに入りきらない衣服はクローゼットの床に積み上げて収納していたため、どうしても入らない衣服が出てきてしまうのです。

おそらく、同じように引き出しに入りきらないものをただクローゼットの中に置いているなんて人は意外に多いはずです。

そこで瀬戸島さんから飛び出した一言。

「大きめの丈夫な紙袋ありますか？」

大きな紙袋の持ち手をカットし、引き出しと同じように縦に衣服を収納したら、衣服が取り出しやすい高さに上部を内側に折り込んでいきます。

このように、引き出しに入りきらなかった衣服を紙袋に上手に収納していきます。

こうすることで、この紙袋ごとクローゼットにポンと入れておけば、衣服をごちゃごちゃさせることなく収納することができます。

家に余っていて行き場がなかった紙袋が収納に役立つなんて目からウロコ！

服屋の大きな紙袋や、結婚式の引き出物の袋が家に眠っている場合は、ぜひ試してみてくださいね。

ちょっとの工夫を加えるだけでクローゼットがスッキリ！

たたみ方や収納する方向、家に眠っている意外なものを利用するだけでクローゼットがスッキリ！

いつでも出し入れしやすい収納にすることで、毎日のコーディネートにかかる時間が削減でき、シーズンが終わった後の衣替えも楽に行えますね。

また、クローゼットが煩雑になっていると、衣替えの際に「あ、そういえばこんな服もあった……着ないまま夏が終わってしまった」なんてもったいない状況も防ぐことができます。

次回は、毎日使うからこそごちゃつきやすい、キッチン下の収納テクニックを瀬戸島さんにお聞きします！