赤ちゃんのストロー・コップはいつから練習する?
生まれてすぐ、お母さんの母乳やミルクを飲んですくすく育つ赤ちゃん。
生後半年頃からは、離乳食が始まりますね。
そして、今まで使ったことのない『ストロー』や『コップ』の練習も始まります。
Contents
1.ストロー・コップの練習始め時は9ヶ月頃から
コップやストローで飲み物を飲めるようになるためには、離乳食の時期ごとにみられる口唇や舌の動きと密接な関係があります。
離乳食の初期段階ではそれがコップ・ストローを使える状態にはなっていません。
それから、どちらもおっぱいや哺乳瓶を吸うように横になって飲むものではありませんよね。
そう、コップもストローも『座って』飲むものです。なので、一人でお座りがしっかりできるようになる時期から始めるのが最適と言えます。
また、器を自分で持てるようになっておるかも大事なポイントです。
これらの条件がクリアできるのが、大体生後8~9ヶ月頃と言われています。
2.まずはスパウトから試してみよう!
とは言え、コップやストローをいきなり使わせるのに抵抗がある親御さんもいるかもしれませんね。
実は、おっぱいや哺乳瓶から移行する際に練習するためのマグがあります。
その第一段階で使用する目的で出されている『スパウト』から始めることをおすすめします。
スパウトは、哺乳瓶の乳首とストローの中間のような形状をしているもので、飲み口はクロスカットになっています。
それでも哺乳瓶の乳首のようにビューっと勢いよく出るものではないので、むせにくいというのも良い点です。
3.コップを優先するならスプーンで飲むことから始めよう!
多くの親御さんはコップよりもストローの練習を優先させる傾向が強いようですが、実はどちらから練習を始めても問題ありません。しかし、難易度としてはコップで飲むことのほうが高めですよね。
もしも、コップ飲みを優先したいのであれば、まずはスプーンで飲む練習からさせてみましょう。
それから徐々にコップへ移行していくのが理想ですが、最初はお猪口のような浅い器から始めてみると良いでしょう。
4.失敗しても焦らない!こぼしても笑顔で見守ろう
コップ・ストローの練習を始めてすぐは、当然うまくいかないものです。
赤ちゃんはお母さんやお父さんの表情に敏感なので、失敗して飲み物がこぼれてしまった時に神経質な顔をされると、『コップ(ストロー)=怒られる(怖い)もの』というイメージを持つことがあります。
練習を始めてすぐできるようになる子もいれば、少し時間がかかる子もいます。
親御さんは飲み物をこぼしてしまっても決して焦らず、『大丈夫、いつかはちゃんと飲めるようになるからね』と前向きに声をかけてあげましょう。
終わりに
以上、赤ちゃんのストロー・コップ練習の始め時やポイントについて書いていきましたが、いかがでしたか?
ストローやコップで飲み物を飲めるようになると、水分補給が手軽にできるようになるというメリットがあります。
先ほども述べたように、マスターするまで時間がかかっても、『いつかはできるようになる』とのんびり構えて、決して焦らないことが一番大切。
赤ちゃんの成長を見守りながら、楽しい育児ライフを送っていきましょう!
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