結婚前に話し合おう!共働きの家計分担において大切な決まり事

結婚前に話し合おう!共働きの家計分担において大切な決まり事
子どもが産まれるまでは、共働きをしていると家計に余裕もあり、何となくの家計分担でも問題がないと思います。
しかし、ライフスタイルが変わって収支が変化すると、徐々に不満が溜まってしまうかもしれません。
そうならない為にも、結婚する時に必要な、家計分担についての話し合い内容についてご紹介しましょう。

【家計分担の失敗例】

まずは、どのような分担方法をしていると後々問題になりやすいのか、失敗談から学びましょう。

【1】どちらかの負担が明らかに多い場合
夫婦の収入に明らかに差がある場合は、夫の収入から家賃や光熱費を捻出し、妻が生活費を支払っているというようなパターンも見受けられます。
しかし、この分担方法をしていると、支出が多い方が「お金をたくさん家に入れているのだから家事は任せた」と無意識に、思っている事が多いのも事実です。
確かに、妻がパートタイムで働き、夫に比べて仕事の拘束時間が短ければ必然的に、家事を多く負担する必要がありますが、フルタイム勤務をしていると、それは困難になります。
また、子どもが産まれると出費も増え、どちらかの負担が多くなってくるとその都度問題が生じるかもしれませんね。

【2】妻の収入を貯金に回している
家計分担は複雑にすると管理も難しくなってしまうので、わかりやすく、夫の収入で諸々の生活費を賄い、妻の収入を全て貯金しているという家庭も多いとおもいます。
この方法は一見合理的なようですが、生活費は夫の収入で賄っているため夫の不満が溜まる事もありますし、妻も「何のために働いてるのだろう?」と思ってしまう事もあるようです。

そして、夫の収入がいつもより少ない場合があれば、生活費を削らなければいけなくなり、夫婦ともにストレスが溜まってしまう事もあります。
しかしこの家計分担に慣れていると、出産・育児等で妻の収入がない場合でも、貯金を崩さずに生活できるので、夫婦そろってお金を溜めたいタイプならこの方法は悪くないでしょう。

【3】支払分担をしすぎる
夫婦共に普通の会社で正社員として働いていれば、それほど大きく収入に変わりがないかもしれません。
このようなタイプの夫婦は、ある程度お互いの収入に見合った支出にする為に【家賃と光熱費、消耗品費は夫】、【食費と日用品、保険料は妻】のように、細かく分担している事もあると思います。
このように仕分けしておくと、お互いに自分の収入の中からやりくりしやすく、自由に使えるお金が生まれるので、気が楽になるでしょう。

その代わり、夫婦間でお金の流れが不透明になり、貯金が溜まりにくいというデメリットもあります。
また、細かく分けすぎる事で、支払いが面倒になってくる事もありますので、よほど2人ともマメなタイプでない限り、この方法はオススメしません。

【4】きっちり折半している
中には、きっちりと生活費を折半している夫婦もいるかもしれません。
毎月の支出をある程度予測し、貯金額もある程度決めておく事ができる、性格がきっちりしている夫婦だと、この方法はとてもやりやすいでしょう。

妻もバリバリのキャリアウーマンで、夫と同じぐらいの収入があり、勤務時間も同じぐらいであればこの方法でも問題ありません。
しかし、そうでない場合、妻の家事負担が多ければ不満が生まれてしまいます。
よほど夫が家事好きな場合以外は、上手くいかない可能性が大きいでしょう。
そして、生活費と貯金額以外は、お互いの自由に使えるお金になるので、よほど倹約家でない限り、必然的に不要な出費も増え、貯金が貯まりにくいかもしれませんね。

【失敗後の解決方法】

4つの失敗例のように、どちらかに不満がある場合や、貯金が貯まらず困っている夫婦も多いでしょう。
そのような場合には、下記2つの解決方法を実践する事をお勧めします。

【1】分担方法を考え直す
まず始めに、現在の分担方法が2人の収入や性格に合っているのか考え直す必要があります。
例えば、夫の収入を生活費に当てている場合、収入が多すぎると無駄遣いが増えてしまいますし、収入が少なすぎると生活が苦しくなり、ストレスが溜まってしまいます。

このような場合は、夫の収入に合わせて、妻の収入を生活費に当てたり、夫の収入からも貯金したりするような工夫が必要です。
そして浪費家な2人なのであれば、あえて先に貯金額を決めておき、お給料が入ってきた時点でその分は貯金するような方法をとるなどし、浪費できないような工夫をしましょう。

【2】2人共が管理できる口座を作る
共働き夫婦が貯金できない理由の多くは、お互いの収支を把握できていない事が原因です。
共働きだと「私(俺)が稼いだお金」という意識が強く、ついつい収入は【自分の収入】だと思ってしまいがちですが【自分の収入は家族の収入】と考えられると、貯金もしやすくなります。

どちらか1人で家計を把握しておくのは管理は簡単ですが、不要な支出があるかもしれませんので、2人で管理できると良いですね。
家族共通の通帳として、生活費用と貯金用の口座を1つずつ作っておくと、2人で確認し合えるので、定期的にお互いがチェックし、無駄をなくしていきましょう。

【共働きの家計分担で話し合っておくべき事】

失敗例や解決方法を踏まえ、結婚前に話し合っておくべき項目をご紹介します。
後から色々問題が生じてくると、喧嘩の種になってしまいますので、決め事はなるべく初めに設定しておけると良いですね。

【1】家計の分担と家事の分担について
夫婦の収入や勤務時間などに応じて、家計の分担方法と家事分担の割合を決めておく必要があります。
例えば、我が家では夫婦ともにフルタイムで勤務、収入は夫の方が5万円程度多いので、家賃は夫が、光熱費は私が負担し、後の生活費は金額を決めて同額を共通の財布に入れ、残りは全額貯金しています。

出産前は、家事は時間のある方がしており、帰宅時間の早い私がほとんどの家事をしており、多少の不満がありました。
しかし、出産後は帰宅時間が早くても、子どもの相手をしているので、必然的に夫の家事分担が増え、不満がなくなりました。
このように、自然と家事分担と家計分担の均衡が保てると良いのですが、中々自然に上手くいく事はないと思いますので、きっちりと初めから話し合って決めておけると良いですね。

【2】分担割合の変化について
夫婦それぞれの、性格に合った分担方法があると思いますが、2人の財布が完全に1つにしない場合は、支出が増えた際の事を、しっかりと決めておく必要があります。
基本的に、夫婦2人で生活している間には、転職等がなければ大きく分担割合は変わらないでしょう。

しかし、出産や子供の進学等で支出は大きく変わってきます。そのような場合、どちらかだけの負担が大きくなってしまうと、不満が生じる可能性があります。
子どもが産まれるまでや、大きくなって学校に行くまでには考える猶予期間もありますので、じっくりと話合い、必要ならば分担方法を柔軟に変化させましょうね。

【3】将来のビジョンについて
仲の良い夫婦でも、肝心な事は話合えていない場合も多く、お互いの将来のビジョンが共有できていない事もあります。
しかし【子どもの人数は〇人と考えている・ゆくゆくは転職を考えている・子どもが3歳までは働きたくない】などは収支が大きく変化する事がありますので、漠然としたビジョンでも話し合っておくことが必要です。
実際に我が家では、夫がマイホーム購入を突然言いだし、私には想定外だった為、やりくりに大変苦労しました。
男の人は特に、口には出さなくても、自分の中では決めているような事もあるようですので、将来の為に話し合っておきましょう。

【まとめ】

失敗例や、解決方法、話し合いの内容等をご紹介しましたが、夫婦がお互い信頼し合い、お家の収支を共有するという事が、何よりも貯金を増やす早道です。
貯金を増やす事ももちろんですが、2人とも不満なく、上手に家計分担できる方法が見つかると良いですね!

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