プレママなら知っておきたい!貧血にいい食べ物5選
妊娠中のママは、とても貧血になりやすい状態です。
妊婦さん全体の30%が貧血に悩まされているそうです。
もともと貧血気味の方は、妊娠中は更に貧血になりやすいので、
できれば妊娠を望んでいる時から、鉄分の取り方を気を付ける方が良いです。
そもそも、なぜ妊娠中に貧血が起こりやすいかというと、
ママの体の変化によるものが原因です。
赤ちゃんはママの血液から、栄養や必要なものをもらって成長します。
赤ちゃんと自分、二人の体に栄養を運ぶことになるため、ママ血液の量は増加するのですが、赤血球の量は変わらないのです。
赤血球の量が増えていないので、血液が薄まった状態になり、貧血になりやすくなります。
また、妊娠中は赤ちゃんへ送るための、たくさんの栄養が必要になり、
栄養バランスが崩れて、鉄分が不足することによる貧血にもなりやすいです。
貧血がひどく悪化しない限りは、赤ちゃんにまで影響はありませんが、悪化すると、赤ちゃんの発育に悪い影響を及ぼします。
ママの体には、頭痛やめまい、疲れやすくなったり、動機や息切れが起こったりします。
出産の際に微弱陣痛などが起きやすくなるという報告もあります。
貧血にならないためにも、普段以上に食べ物で気を付ける事が大切です。
1.青海苔
鉄分、と聞くと、レバーを思い浮かべる方も多いと思いますが、レバーにはビタミンAが豊富に含まれているので、あまりオススメできません。
食べてはいけない、という事ではありませんが、気を付けていないと、あっという間に摂取量を超えてしまうので、妊娠中は避けた方が安心です。
青海苔は、鶏レバーの何倍もの鉄分を含みます。
乾燥のものでも大丈夫です。
2.小松菜
実は、ほうれん草よりも鉄分が多い小松菜。鉄分の含まれる量がとても多い、というわけではありませんが、
鉄分の吸収を助けてくれる、ビタミンCも含まれるのでオススメです。
3.切干大根
切り干し大根には、妊婦に必要な栄養素がたくさん含まれています。
マグネシウムや食物繊維、カリウムや葉酸も含まれます。
もちろん鉄分も豊富です。
4.納豆
納豆にも鉄分が含まれているのはご存知でしょうか?
鉄分の吸収を助けてくれる、たんぱく質も含まれているので、鉄分を吸収するのに良い食品です。
5.あさり
あさりは佃煮にすると、レバーよりも鉄分の多い食品です。
5gも食べれば、1日の摂取量を満たすことができます。
貧血予防に効果的な、ビタミンB12や、赤ちゃんに必要なタウリンも含まれています。
生で食べるのはあまり良くないので、しっかり火を通した状態で食べましょう。
どんなに頑張って食べても、なかなか吸収されにくい鉄分。
鉄分を吸収したいときには、避けたほうが良い飲み物があります。
それはタンニンを含む飲み物です。
コーヒーや紅茶、緑茶に含まれています。
せっかく食べたのに、鉄分の吸収を妨げられては困りますので、
鉄分を取る1時間前後は、これらの飲み物は控えましょう。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます