あなたは3タイプのどれ?親と同居する共働き夫婦の家事事情
親と同居する場合、気になるのが家事分担ですよね。共働きならなおのこと、どこまで親に甘えていいのか、なかなか線引しにくいものです。
そこで、親と同居する共働き夫婦の家事事情について調査してみました。すると、大きく3つのタイプに分かれることがわかりました。
■両親に極力頼らないタイプ
同居していても、家事や育児はできるだけ自分たちで行うタイプです。「共働きだからといって、親に甘えたくない」「同居しているけれど、生活空間は分けているので、家事も極力自分たちで行う」というのが、主な理由のようです。
また、夫の両親と同居する場合、家事を両親に任せることで、冷やかしを受けるのが嫌だという妻の思いもあるようです。
一方、体調不良の際や、子どもが熱を出して保育園などに迎えに行かなくてはならない時などは、両親の手を借りることもある様子。気を張って無理に家事をしようとしても、それが逆に両親に気を使わせることになることもあります。そのため、手助けを必要としているときは素直に甘える夫婦が多いようです。
■家事は両親に任せきりタイプ
名前の通り、家事はすべて両親に任せてしまうというタイプです。特に親が専業主婦という人や、家事が好きという同居家庭に多いようです。
共働き夫婦にとって、家事は大きな負担であり、夫婦の揉め事の種になることも多いもの。それを一手に引き受けてくれる存在は、共働き夫婦にとって救世主のような存在といえるのでは。
このタイプの場合、食費や生活費とは別に、感謝の気持ちを込めて親に毎月現金やプレゼントを渡しているという人が多いようです。
また、家事が好きな親に任せる場合は、家電選びを親に任せたり、新しい家電をプレゼントしたりと、親にとって日々の家事が楽しくなるようなお礼をすると、親が喜んでくれるという意見も見られました。
親に家事をすべて任せるのであれば、日々の感謝の気持ちを形で表すことの大切さも、知っておくと良いのでは。
■平日の家事は両親にお願いタイプ
仕事のある平日だけ親に家事を任せ、逆に休日は夫婦で家事をこなしてバランスを取るというタイプです。その理由として、「毎日家事を任せると、親に申し訳ないので」「平日やってもらっている分、休日の家事でしっかり返したい」という意見が多いようです。
また、平日両親が外に遊びに行けない分、休日は外で羽根を伸ばしてもらって日々のストレスを解消してもらうという声もありました。
一方、休日は両親と一緒に家事をするという声も。親が料理や洗濯好きだった場合、家事が親にとってのストレス解消になることもあります。
「こちらの気が引けるから」と、すべて夫婦行うのではなく、親が得意なものは毎日やってもらい、それ以外の家事を休日行うというのも、円満に同居するための知恵といえるかもしれません。
■親に気持よく家事をしてもらうために
円満な同居生活を送るためには、常に両親への感謝の気持ちを忘れないことが大切です。毎日家事をしてもらっている場合でも、たまには夫婦で家事をして、休日に両親に旅行やディナーを楽しんでもらったり、プレゼントをしたりなど、ちょっとした気遣いが、親との同居生活を円滑にする鍵となります。
また、日々感謝の言葉を述べることも忘れてはなりません。他人行儀に感じる人もいるかもしれませんが、いつもとても助かっているという態度を示すことは、人間関係を円滑にする上で重要なことです。
親と同居する共働き夫婦にとって、感謝の気持ちを表すことは、自分たちの生活を潤す上でも重要だということをぜひ覚えておいてください。
【おわりに】
どのタイプが適しているかは、家庭状況や夫婦の働き方、両親の性格などによって異なります。
今回ご紹介したタイプを参考に、夫婦、両親ともどもストレスなく毎日を過ごすための家事分担の方法を模索してみてくださいね。
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